2012年06月07日

アド街っぽくパズルを語る 〜へやわけ編〜

テレビ東京の人気番組、「出没!アド街ック天国」風にパズルを語ろう、という、
まあ思いつきだけの企画です。
初回で取り上げるのは「へやわけ」だっ!

※注意
用語などがランクインする場合、にゃんこばずうか氏の「へやわけ用語の基礎知識」などから引用させていただきます。
その他、へやわけに関する文章や画像の一部を転載させていただいたり等がある点、ご了承ください。



へやわけ BEST 30






30位「塗り方」


へやわけは黒マスを塗るパズル。
その塗り方は解く人によって様々です。

パズル作家小見枝まやさんのホームページ「グレートなページ」ではその昔、黒マスの塗り方のアンケートを行なったことがあります。
結果はこちら

「A.綺麗に塗りつぶす」と「B.雑に塗りつぶす」が大多数で、バツ印を書く、という方も多いようです。
ちなみに私はAとBの中間あたりですかね。

白マスの印の付け方のアンケートもあって、こちらは「b.点を付ける」の方が圧倒的に多いようです。

解き方も千差万別なんですねー。




29位「ホワイトニング」


へやわけの手筋のひとつ。
「数字の入っている部屋に、その数字の個数の黒マスが入ったら、残りのマスは全部白マス」という手筋です。

私、半袖が長年プッシュし続けている手筋でもあります。
2011年7月の記事「今年のへやわけはホワイトニングが流行る!と言い続けて、はや5年」では、ホワイトニングに対する想いを熱く語りました。
展開を制御しやすい、偶然おもしろくなりやすい、分断禁の足場にできる、等の利点があると思うんですが、今現在もあまり流行っている気配は感じられません。




28位「数字だけへやわけ」


その昔、2chパズルスレで少しだけ流行ったへやわけの亜流パズルです。
以下転載。

> 74 : □7×7=4□□ : 04/09/16 23:07:00 ID:Z1YAecne
> 数字だけへやわけ(仮題)
>
> [遊び方]
> 1.以下のルールに従ってへやわけの盤面になるように盤面を
>   へや(長方形(正方形))に分割します。
> 2.出ている数字はへやわけのへやの数字になります。
> 3.数字の入っているマスがへやの左上のマスになります。
>   左上以外のマスに数字が入るように分割してはいけません。
> 4.すべてのへやは長方形になり、へやとへやがかさなりあうことはなく、
>   すべてのマスがどこかのへやに入ります。
> 5.ひとつのへやに2つ以上の数字がはいることはありませんが、
>   数字の入らない部屋もあります。
> 6.できた盤面はへやわけの盤面として解くことができます。
>
> 例題
>
> /1//
> 2//0
> //2/
> ////
>
> 答え
>
> abbb
> ccde
> cchh
> cchh
>
> e=0
> b=1
> c=h=2
>
> 答えの答え
>
> ---#
> -#--
> --#-
> #--#
>
>
> 75 : □7×7=4□□ : 04/09/16 23:57:17 ID:3+hlCk/d
> >>74
> こんなかんじか?
>
> 2/2///3///
> //043/////
> //////4///
> 4/////////
> //////////
> //////2///
> //////////
> /////0/4//
> /2/2//0///
> //////////
>


これ、相当おもしろいです。
とくに75番さんの10×10は、数字だけへやわけ史に残る神問題と言っていいでしょう。
現在ならもっと話題になっていたはずなのに、生まれた時代が早すぎたんでしょうね・・・アーメン。




27位「市松模様」


黒マス分断禁を使うパズルの多くは、黒マスの並びが市松模様のように拡がります。
へやわけも例に違わずそうなのですが、「方向転換」という手筋があるおかげで、市松模様の逆側に黒マスを固めても、いい感じの問題になることが多いです。
(難しいので省略)




26位「幻の手筋」


へやわけには、封印されし幻の手筋がいくつかあります。
その中でも有名な2つをご紹介。

1. 打ち上げ花火21(鈴木一成氏が提唱)

2. 川の字定理(おらけ氏が提唱)

詳しくはリンク先の解説をご覧ください。

現在はへやわけ草創期よりも手筋が整備され、昔は使われていたのに現在では封印されている手筋なども多くなってきました。
パンドラの箱が開かれるときは来るのでしょうか。




25位「物語オモパの歴史」


あさおきたん氏が2001年に発表した、「物語オモパの歴史」。
ニコリのオモロパズルコーナーに登場したオモパを、歴史年表風にまとめた神コンテンツですが、この中にへやわけも登場します。

へやわけはこのオモパ史で言うところの「古代」に属し、当時クロス地方を統治していた「黒マスはどこだ」王朝の後に誕生した三国のうちの1つとして数えられています。





24位「複雑なルール」


へやわけの特長のひとつが、複雑なルール。
白マスが3部屋にわたって続いてはいけない、という「3連禁」ルールがその最たるものです。

へやわけ界の巨匠、にゃんこばずうか氏も、ニコリコムのインタビューの中で、この3連禁という人工的なルールがへやわけの良さであると語っています。




23位「小さいへやわけ」


1部屋だけのへやわけ。
頭の体操的にときどき話題に挙がります。

小さいへやわけの例:


2in1×4とかは、小さいへやわけならではのおもしろさがあります。
1マスへやわけは、へやわけ問題として成立しているのかどうか意見が分かれるところ。




22位「単純仮定」


へやわけの手筋のひとつ。
「ここが黒マスだとあっちが矛盾しちゃうから白マス」というもので、現代のへやわけにおいては敬遠される傾向が強いです。


へやわけができたばかりの頃はほかの手筋も整備されていなかったため、この単純仮定が主力手筋として使われていました。

単純仮定は、問題を作るときも注意が必要です。
鮮やかな手筋の連続で解けるような問題でも、単純仮定で別のところから簡単に解かれてしまう場合があります。




21位「パズル板単独スレ」


2ちゃんねるのパズル板に単独スレが立つパズルはごくわずか。
ニコリオリジナルのパズルに限ると、数独、スリザーリンク、ナンバーリンク、カックロ、美術館、そしてへやわけの6つのみ(意外とあった)。
へやわけスレはすでにdat落ちしてしまいましたが、2004年8月からの8年間で計420件の書き込みが投稿されました。




以上、へやわけBEST30の30位から21位まで発表しました。
みなさんのお好きなへやわけ用語は出ましたか?


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あのまあこういう感じで行きますんで。
よろしくおねがいしますよ!!!



へやわけ BEST 20






20位「ブログ」


へやわけは、ニコリの中でも個人ブログでの問題発表数がもっとも多いパズルです(たぶん)。
古くは私の旧半袖の隠れ家(乗っ取られた)や木兄さんの(主に)へやわけ保管庫(現役)、最近は他にもいろんな方がへやわけ問題を発表しています。

ネット上で流行った手筋がニコリ本誌で遅れてブームになることもあったり、へやわけ界の発展に大きな貢献をしているといえます。




19位「ペンパ本」


1種類のパズルが96問掲載されるニコリの別冊「ペンシルパズル本」。
へやわけではこれまで4冊のペンパ本が発売されました。

へやわけにおいては、ペンパ本の「1」と「2」の間で、産業革命並の手筋・技術の進化があったと言われています。
実際、両方のペンパ本を解き比べると、全く別のパズルを解いているかのような感覚に襲われるでしょう。

ペンパ本の「4」が発売されたのが2003年。
あれから10年近くへやわけのペンパ本は発売されていません。
もし今後「5」が発売されるのであれば、「1」から「2」のとき以上の進化がみられるのは間違いないでしょう。




18位「限界線の攻防」


へやわけ手筋のひとつ。
ある空間にこう黒マスを突っ込むと矛盾しちゃうから残りのこのマスが黒マス、という上級手筋です。

★のところで黒マスを埋めきれないので、●に黒マスが入る。

2000年代半ば頃、新たなへやわけのムーブメントとして注目されましたが、反復手筋の台頭やサクサク路線の流行で、現在はやや下火になっています。
それでも終盤のアクセントとして今でも使われることは多く、今後ブームが再燃することも十分考えられるでしょう。





17位「超へやわけMX」


「へやわけ充填問題」とも呼ばれる、へやわけ理論。
ある部屋に最高何個の黒マスが入るか、という問題を体系化したもので、2000年代前半ににゃんこばずうか氏やあさおきたん氏、その他大勢の皆さんで議論が交わされました。
超へやわけMX(あさおきたん氏)
へやわけ充填問題(にゃんこばずうか氏)

難しくてわかんないです><





16位「数字なし問題」


「数字の無いへやわけって出来るの?」という疑問は、一度へやわけを解いたり作ったりした人なら誰でも感じる部分でしょう。

で、これはできるのか、というと、「できます」。
できるんだけど、「おもしろくねえ!」。

数字なしへやわけについて取り上げたちみかなさんのブログ
こちらで北風さんが問題をアップしています。
北風さんのいうとおり、誰が作ってもおもしろい問題は出来ないと思います。



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半分までいったところで、ちょっと一服。



★半袖印の新名物

へやわけに関する新商品をご紹介。
そんなのあるの?いや、ないんですよ・・・

でも見つけてきましたよひとつ。
今回お勧めするのは、こちら!

数独でおなじみニコリのパズルを擬人化するテスト

まちるだべいべさんが進めている、ニコリのパズル擬人化企画。
当然、人気パズルのへやわけもすでに擬人化がされています。
へやわけのキャラクターは、扉のカックロ擬人化をクリックして6つ目
紫色の髪の毛が特徴的なメガネ女子です。
ちょっと気難しそうな感じが、へやわけのルール複雑な感じを表していて大変よいね。
なんかこう、キャラ設定とかもいろいろやったらおもしろいんじゃないかとおもいます。
白い車が3台並んでると発狂するとか。

半袖印★★★★☆ (4つ)



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よし、ここでいったん終わろう!
次回は15位以降を発表していきます。
→後編へ
posted by 半袖 at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | パズル