2016年04月12日

学生パズル作家を社会人でのパズル界フェードアウトから救う10の方法

こんにちわ。
今年は猫の半袖Tシャツでかわいさアピールの半袖(32歳・独身)です。

さて本日は、表題の件について書いていきましょう。

このブログを見ている元学生の社会人パズル作家のみなさん。
タイトルを見て、ドキッとしたんではないでしょうか。
そう、あなたのことを書いているのですよ・・・

パズル通信ニコリは、読者からのパズル問題投稿で誌面を構成しているパズル雑誌です。
その中でも学生パズル作家がとても多いのが特徴で、私も中学生のときに作家デビューしました。

しかしながら残念なことに、社会人になるとパズルの投稿が減る、もしくはなくなる、依頼が来たらやる、的な、フェードアウトしてしまう方が多いのも現実です。
(わたしです)

そこで本日私が学生諸君に申し上げたいのは、こんなことをしていると君も社会人になってパズル界と疎遠になっちゃうよ、そうならないようにする方法を言うから実践してね、という老害ならではの教訓を述べていきたいと思います。


@授業中にパズルは作るな!(ちょっとならいいけどね)
はい、これです。もうこれ。
これしかないですね。
「授業中」の時間があるのは学生時代だけです。
この時間帯を制作環境の主軸に置いている方は、社会人になってからどうしてもパズルに充てる時間が減ってしまいます。
授業も聞かなくなりますから、高校生は大学進学に影響が出ますし、大学生は進級が際どくなります。
おぉっ!誰のことだー!?おれのことだー!!
授業中はしっかり勉強して、模範的な学生生活を送りましょう。

A通学時間を活用しろ!
電車などで通学をしている方は、この時間でパズルを作る習慣をつけるとよいかもしれません。
社会人になったら「通勤時間」として同じように時間を使うことができます。
いや、通勤の満員電車でパズル作るとか無理じゃね?とお思いのあなた。
そうですね、そういう意見もあります。
しかしながら忙しい社会人は、そんなエクストリームな環境でもパズルの時間を作っていかないといけないのです。
わかったか!学生諸君!

B忙しい社会人にはなるな!
そう、そもそも忙しいことが悪なのです。
朝9時から出勤して、がんばって仕事して、残業もわりとあって、10時とかに家に帰って、ご飯食べてお酒とか飲んで、あらあらもう夜中の12時。わたしはいつパズルを作ればいいのかしら。
そんな社畜社会人にならないためにも、できればホワイトな労務環境の仕事に就くのが理想ですよね。

C作るだけではなく、解け!
これはわりと真面目な話です。
いや、1から3も真面目ですけどね。
これは作り手それぞれによると思いますが、やはり問題を作るにあたり、人の問題を解く作業をないがしろにするのはよくありません。
社会人になるとどうしても解く時間が少なくなり、作る時間を優先させてしまいます。
ニコリ本誌や別冊、ペンパ本など、学生時代からしっかり解く習慣をつくっておきましょう。
「あーおれ今回のジャイアント1問も解いてねーわー、つれーわーカァーッ」みたいな大人はかっこよくありません。
あれあれ?誰のことでしょう?
わたしですねーーーーー!!!!

Dニコリコムに入会しろ!
そう、つまりそういうことなんだよなぁ・・・
解く時間を意識的に作るために、ニコリコムに入会しましょう。
いやいや俺学生だし。そんなお金払う余裕のないよ、という方。
安心してください、問題掲載で資金を稼げばよいのです。
ニコリコムに入会する。いろんな問題を解く。解いた問題を参考に問題を作る。そして掲載される。
いやー、これでみんなもパズル充まちがいなしです。

Eパズル界の交友を広めておけ!
大学のパズルサークルに入ったり、ニコリ主催のオフ会に参加したり、twitterでパズルのことを書き始めたり、など。
学生のうちからパズル関連のイベントごとに参加するようにしておくと、社会人になってからも趣味でのつながりができ、パズルを続けることができるでしょう。
意外とパズルに飽きちゃってフェードアウト、って方もいるでしょうからね。
交友関係を作っておけば、少なくとも人脈面でパズルから離れることはありません。
俺が学生のころはなー、ムニャムニャ・・・的なありがたいお話も聞けるかもしれませんね。

F彼氏・彼女を作れ!
だんだんいい加減な10の理由になってきました。
これはどういうことかといいますと、仮に学生時代、あまり色恋沙汰なく日々を過ごしてしまいますと、いざ社会人になり、恋人ができて結婚できた、となった際に、自分の時間を確保するのが難しくなるのではないか、という半袖的観測ですね。
「おとーさん!パズルばっか作ってないで遊ぼ!」
「ねぇアナタ、休みなんだし映画でも連れてってよ!」
「うるさい!おれは今日中にこの問題を完成させないといけないんだ!プンプン!」
こんな悲しい週末を迎えないよう、学生のうちから異性のパートナーを見つけ、その環境の中でパズル制作に勤しむべきではないでしょうか。
特に結婚後、おこづかい制になる方は、パズル制作での稼ぎが重要になります。
ただし、あなたが結婚できるかどうかはここでは別の話であります。
特に伴侶がおらず、寂しい30代独身生活を送っているパズル作家もいる、という話も聞きますね、うん。


GHIは思いつかなかったので、おわりだよ!
posted by 半袖 at 19:45| Comment(1) | TrackBack(0) | パズル

2016年04月04日

ニコリ152号のリモネン氏へやわけSGを語る。

こんにちわ。
Everyday, ショートスリーブ!
半袖です。

本日は、表題の件について書きたいと思います。
書きたいと・・・思います・・・
うぅっ、頭が・・・

なぜ頭が重いのかといいますと。
思い起こせば、忘れもしない半年前の2015年9月。
私はニコリ出版物メールに記載された152号紹介文に、胸を弾ませておりました。

>>>
・・・今号では「オモロパズルのできるまで」の
コーナーで、かなり大きな動きがあり必見。とじこみではクロスワード
のほか、カックロ、へやわけ、ましゅが巨大サイズで解けます。
ほか、
連載読み物もコンテストも充実。・・・
>>>


ハイ、キタコレ!と。
152号向けに、へやわけのスーパージャイアント問題を投稿していたのです私。
へやわけのSGなんか相当の物好きじゃなきゃ送らないし、こりゃー載っちゃったなーと余裕をぶっこいていたわけですね。

しかし・・・
9月10日を過ぎても、なかなか掲載誌は届きません。
いやー配達ミスかー困っちゃうなー、いやしかしそれにしても遅いなー、まーもう少し待ってみるか、と。

・・・そして、30年の月日が流れたのです・・・



という長い前フリを経て、本日は(同時投稿の私のへやわけSGがボツになり)152号に掲載されたリモネンさんのへやわけSGについて書きます。

-------------------------------------------------------------

さて、結論から言ってしまいますと、このリモネンへやわけSGは名作です。
私のSGなんぞ箸にも棒にもかからぬくらいに。
いや、棒っきれくらいにはかかりますかね。まーいいんですボツはボツだから。
だいじょうぶだよ半袖くん!自信持って!
(いま、涙を流しながらこの文章を書いています)

リモネンさんのパーソナルな部分を掘り下げてみましょう。
私はたぶんリモネンさんに直接お会いしたことはないのですが、お名前でググってみるとどうやら『京都大学パズル同好会』のメンバーのようです。
かの有名なチェバの定理氏(ビラがパズルの人)が作ったパズルサークルですね。
ということで、学生作家勢の方はお会いしたことのある方も多いかもしれません。

私の記憶では、数年前にいきなりスリザーリンクのスーパージャイアントをニコリ本誌に掲載して、その後もスリリン中心にSGをバンバン載せてらっしゃる感じじゃなかったかなと記憶してます。
(間違ってたらすんません)

-------------------------------------------------------------

そして今回のへやわけSGの話にうつりましょう。
(わりと問題に関するネタバレ入ってますので注意)

入口は盤面全体各所に散らばせた形。
いろんな見せ方を反復的に使っているのが特徴的で、部屋割りの見た目も華やか。
このあたりはにゃんこばずうか氏のへやわけSGを彷彿とさせます。

が、解き進めてみるとちょっとにゃんばず氏とは違う感じで、どちらかというとリモネン氏自身のスリリンSGの特徴的なアプローチを、へやわけバージョンに置き換えて作っているのかなーという印象がありました。
手筋から入るのではなく、部屋の並べ方(スリリンでいうところの表出数字位置)から新たな展開を見つける、という感じの。
そういう意味で考えると、チェバ氏とかアセトニトリル氏とかのへやわけにも相通じる部分がありますかね。
下部の「腹の白」の連発なんかも特徴的で、今まで見たことのない新鮮な解き筋が味わえます。

-------------------------------------------------------------

で、中盤をサクサク進めて終盤の盤面中央部。
4in3×3の連発地帯が、多くの人にとってこの問題の最終地点になります。

このエリアもリモネンさんならではの工夫?を感じました。
端からの分断禁で難易度の高い展開にもできるところを、分断禁は極力使わず、三連禁主体の確定で盤面を埋めています。
ドロドロの昼ドラ愛憎劇的展開を避けて、いろいろあったけどァタシたちズッ友だょ・・・的さわやかな青春ドラマに落ち着けているわけですね。
このあたりは学ばなければなりません。わりと私くらいの世代のへやわけ作家は、ドロドロ昼ドラ愛憎劇展開が好きな気がするので。
(実際、ボツになった私の問題も15in5×なんちゃらみたいな牡丹と薔薇的部屋が入っていました)

-------------------------------------------------------------

ということで、お手元にニコリ152号がないと何のこっちゃらな内容のレビューでしたが、ざーっと書いてみました。
またリモネンさんの大きなへやわけ解いてみたいですね。
でも本誌は投稿被るといやだから、投稿タイミングを裏で交渉したりしようか!なんてね!
いやいや今度は私が載せますので。
私のへやわけ作りもここ数年変わらず、ホワイトニングと大規模分断禁でまったりじっくりな問題が多かったのですが、そろそろ新しいことにもチャレンジしていかねばならないなあ、でも牡丹と薔薇もいいよね、と感じるきっかけとなる、素晴らしい問題でした。
posted by 半袖 at 19:12| Comment(2) | TrackBack(0) | パズル