2019年04月21日

並列ループ禁を仕掛ける。ましゅ24×14(たいへん)

ましゅ24×14A(たいへん★★☆)

→ぱずぷれで解く




左半分くらい埋まったところ。
長方形の空間に通さない、的な展開を連発してみましたが、飽きたのでここからは別のことをやりましょう。
今回は「並列ループ禁」(小さいループの線が2本伸びてくやつ)的な手筋を入れてみます。


中央の小ループを、赤点線のような感じで並列に誘導します。
やり方としましては、黄色網掛けのマスに外側の赤点線が侵入しないよう、壁を作る感じで進めればよいです。


はい

はい

はい。
ましゅ警察の者にサイレン鳴らされそうな雑っぷりだが。

黒丸を2つ連続で並べるのが常套手段で、これを使うと外側の点線に押し出される形で黒丸の線も外へ飛び出します(3枚目画像の)。


もう一度。
今度は下の小ループを赤点線で並列繋ぎします。


こんなかんじで。
はいそこ、サイレン鳴らさない。


もう一発。
あんまり連発すると解くほうも飽きちゃうので、ほどほどがよいのですが。


外周でやるのが作りやすいので、端に小ループが発生したらこの展開を検討してみてはいかがでしょうか。
posted by 半袖 at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | パズル

2019年04月20日

幅4以上の大部屋作成。へやわけ24×14(アゼン)

へやわけ24×14E(アゼン)

→ぱずぷれで解く


へやわけ制作中盤戦。
上部の展開からの黒マスが確定した場面です。
ここから右側に大部屋を組み込む展開を考えます。

いちばん手っ取り早いのは、の3マス右のマスを黒マスに誘導する案。


を黒マスにできれば、の間が白マスで分割されるので、赤点線で大部屋を考えるような展開が期待できそうです。


というわけで例えばこんなかんじ。
上のブロックはこのまま黒マス4つでいけそうですね。
問題は下のブロック。
黒マス3つは分断禁で入らないので黒マス2つを入れることになりますが、そのためにはの未確定マスが邪魔です。
ここをつぶしにいきましょう。



即興部屋+分断禁でこんなかんじでどうでしょうか。
これでめでたくの未確定マスをつぶすことができました。


無事、8in6×4の大部屋が完成です。
おさらいしますと、幅4の大部屋を作るときは


軸になる黒マス()の3マス横に黒マス()を置くのが定石。
この布石には趙治勲先生もきっとご満悦ですね。
posted by 半袖 at 08:42| Comment(1) | TrackBack(0) | パズル

2019年04月18日

一手戻って修正。へやわけ24×14(たいへん)

へやわけ24×14D(たいへん★☆☆)

→ぱずぷれで解く


へやわけ制作終盤。
4in3×4(赤点線)の方向転換で3つ黒マスを入れたところです。

このあとどうフィニッシュさせるか。
まず思いついたのは上部を3in3×4にしてしまう案。



上級手筋「限界線の攻防」の応用的な感じで、2×3の点線内に黒マスを詰めてしまうと矛盾するのでが黒マス。
ここが黒マスだとは白マスなので残りが2in2×2で残ります。
ということで下図のように確定するのですが、



いやーこれはどうなんでしょう。
ここまでの展開的に難しい手筋はあまり入れていないし、の確定が「分断禁」でなく「矛盾」で着地してるのもあまりキレイではありません。
↓参考


ということで3in3×4を入れるのはやめて、ほかのフィニッシュを目指しましょう。


うーん


うーん

ダメです。どれもいまいちです。
ということで、一手戻って考えることにしました。


そもそも、4in3×4を入れたのがよくなかったのかもしれません。
ということでここを3in3×3にしてみます。


これでも分断禁が誘導する白マス()ができてるので、まー良しとしましょう。

今度はどうなるか。


うむ


うむ。
まーこんなかんじっすかね。
1×2の部屋の処理がやや気になるが。

ということで、展開がうまくいかないので一手戻ったらなんとかなった、という例でした。
posted by 半袖 at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | パズル