おっぱい大好き半袖です。
へやわけも好きだぜ。
へやわけの「外向き3連禁」と「内向き3連禁」、そして「おっぱい」との関連性について語る本シリーズ。
【初回】外向き3連禁と内向き3連禁とおっぱい
【2回目】続・外向き3連禁と内向き3連禁とおっぱい
3年ぶりに続編を書く決意に至りました。
よろしくお願いいたします。
なぜ、このタイミングでおっぱいなのか。
若手パズル作家・トクナキラさんが先日出した本「東大パズル王 世界でいちばんアツいパズル」で、へやわけが紹介されていたからであります。

東大パズル王 世界でいちばんアツいパズル
ニコリのパズルが何種類か載っており、最後の章がへやわけでした。
そしてなんと、へやわけ用語の解説の中に「外向き3連禁」「内向き3連禁」が載っているではありませんか。
いやー大丈夫なんでしょうか。
というのも、いま「外向き3連禁」でググると、私のおっぱいブログしかヒットしません。

これではトクナキラ氏の本でへやわけのことを知った青少年に悪影響を及ぼしかねない・・・
ここは一発、3連禁について真面目に語るトピックを更新しといて、お茶を濁そうではないか、というところですね。
おっぱい好きのみんな、ごめんな!
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◆外向き3連禁と内向き3連禁のおさらい
そもそも、外向き3連禁と内向き3連禁とはどのような手筋だったか、というところからおさらいしましょう。
初回の記事の図を再掲。

「3連禁」は、「白マスが3部屋以上にわたって続いてはいけない」というへやわけのアイデンティティ的ルール。
このルールに反するため★の黒マスが確定するのですが、この黒マスの確定の仕方が「外側」か「内側」か、というのが両者の違いです。
白マスの外側に黒マスが入るのが「外向き3連禁」、白マスの間に黒マスが入るのが「内向き3連禁」ですね。
◆解くときは「外向き」「内向き」そんなに関係ない。
しかしみなさん、へやわけを解くときに「おっ、これは外向きだな。」とか、「内向きだね!」とか、意識することってありますでしょうか。
たぶんないですよね。
「このマスは3連禁で黒マス。」くらいの認識で解き進めていくのが普通だと思います。
「外向き3連禁」「内向き3連禁」はへやわけを作るときに意識するもので、次の展開を「外向き」にするか「内向き」にするか、的な考えを巡らせる際に使うもののような気がします。
実戦例で試してみましょう。
◆「外向き」「内向き」それぞれの活用法

盤面端に3in2×3の入口を配置したところです。
まずは「外向き3連禁」を入れてみましょう。

3の部屋の下を区切って、■が外向き3連禁で黒マスに決まりました。
定番の展開ですね。
このあとどのように展開をつなげるかですが、さきほど書いた通り外向き3連禁は白マスの外側に黒マスが決まるため、さらに周辺へ黒マスを波及させるような主張の激しい展開が向いています。

こんなかんじに、豪快にドーンっとね。
おっぱいで言うところの、グラビアアイドルがDVD冒頭から水着でビーチをランニングしてドーンっ!みたいな感じです。まちがいない。
下の2の部屋のやつは方向転換入れてテクニカルな感じなので、DVD中盤のオイルマッサージ的なイメージかな。うん。
青少年のみんな、ごめん!!!!!
つづいて「内向き3連禁」です。

3の部屋の下に0の部屋を入れて、■を黒マスに確定させました。
先ほどとは違い、黒マスが白マスの間に埋まっているのがわかりますでしょうか。
内向きの場合、外向き3連禁のように黒マスを豪快に連ねていくのは難しいので、両側に入った白マス(★)など、数少ない手掛かりを繋げながら次の展開へつなげていきます。
以下、例。

3の部屋と0の部屋の間を3in2×5の部屋にして、先ほどの■と★を活用。2×2の空間を作ります。
さらに2の部屋をくっつけて「方向転換」で3in2×5を確定させました。
外向き3連禁と比べると、最初に確定した黒マス自体の主張は少なく地味ですが、その後の展開をうまく誘導すれば意外と効いてくるのが内向き3連禁のいいところです。一見派手に見せないところがポイントね。
おっぱいで言うところの、なんとなく映画見てたらアレ?この女優さん意外と・・・?みたいなやつですね。隠れなんちゃら的なね。
青少年のみなさん、半袖のことは嫌いでも、へやわけのことは嫌いにならないでください。
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ということで、「外向き3連禁」「内向き3連禁」改めての解説でした。
へやわけ制作時は基本的に外向きのほうが登場頻度が多く、その後の展開もいろんなバリエーションにつなげられるので楽です。
内向きはその後の展開をある程度先読む必要がありますが、うまく決まればかっこいい形に着地させることもできるので、狙えそうなポイントが出てきたら積極的に使ってみましょう。