このブログのここ数年の裏テーマとして、「若手パズル作家の育成」というのがあります。育成です。おぉっとなんだなんだ半袖おにいさん。毎度のことながらいきなり上から目線のイキりブログかぁ!?
いやまあ待ちなされ。育成というとイキったかんじではあるが、なんというんでしょう興味喚起といいますか。ブログをご覧になった若者の皆さんに、少しでもニコリに問題を投稿するきっかけとなるような記事を投稿していきたいよね、というのはここ数年、パズル歴だけおじさんいやおにいさんが心掛けている部分ではあります。
そこで今回おにいさんがイキり気味に若者諸君に提言したいのが、表題だ。
若者よ、パズルBOXに投稿しよう。送れば載るぞ。
無料で本が手に入り、コレ(指でお金マーク)が入る。コレ。
◆「パズルBOX14」が今年7月に発売予定。
ニコリでは、ニコリ本誌への掲載から惜しくも漏れてしまった問題を拾う「別冊」というものがあります。最近で言いますと「ザ・ペンシルパズル2020」や「ペンシルパズル選書シリーズ」ですね。「気がるにシリーズ」「まるごとパズルシリーズ」などの依頼オンリー本もありますが、ニコリ本誌と同じサイズの問題が掲載されている別冊は、基本すべて自由投稿の本です。
そしてこのほど、今年7月に「パズルBOX14」の発売がこっそり発表されました。ほんとこっそりなんだよいつも。ニコリWEBの発売予定を注視してないと気付かないのだ。
で、このシリーズも自由投稿の別冊なので、誰でも問題を送れば掲載のチャンスがあります。
◆「パズルBOX」シリーズとは。
前号「パズルBOX13」(2018年5月発売)の目次がまだ公開されてるので、見てみましょう。

パズルBOX │ WEBニコリ
特徴はとにかく、「掲載パズルの種類が多い」ということです。
前号vol.13はなんと60種類。失礼な言い方をすれば、へぇーこんなパズルの問題投稿あったんすね(笑)ふぉーこんなパズルあったわー忘れてたわー(笑)などといったイキり半袖おにいさんの琴線に触れるパズルも多く掲載されています。ニコリ社すみません。興味喚起のためには若干の誇張表現も必要なんです。興味喚起。
◆解説!予想屋半袖の「これが載りやすいパズルだ」
というわけでこの7月発売の「パズルBOX14」向けに問題を作って送ろうぜ、ということなんですが、まずは直近3号(vol.11〜13)の掲載パズルを調べてみました。

※特集枠での掲載パズルを除く。
な。なんでも載ってるっしょ。あったなー因子の部屋とか。
この中から、わたくし半袖セレクションの「載りやすそうなパズル」を以下予想してみました。
@ 上のほうのパズル全般
おすすめです。昔々のパズルたち。競争率低いです。売り手市場です。ぜひぜひ作ってみましょう。
パズル自身も、もうワシのような30年前のパズルが出る幕はないのう。と嘆いているはずです。皆さんの若い力により、古豪パズルに血の入れ替えをしていきましょう。
下手すりゃ皆さんの投稿がなければvol.14は掲載されないパズルも出てくるかもしれません。たとえば私はパズルBOX向けに「ナンスケ」を毎号投稿していますが、おそらくナンスケなんか送ってるのは私とみのりさんくらいしかいません。3枠以上の掲載枠があればフリーパス掲載まちがいない。2枠だったら、まー我々2名の牙城を崩してみたまえって感じだね。みのり兄貴!いやぼやかして姉貴!まだまだ俺ら若けぇモンには負けねぇっすよね!
A パズルスクエアでよく作っている過去オモパ
パズルスクエアの誕生で、ニコリ本誌では見かけなくなったパズルもweb上で自由に出題できるようになりました。若手パズル作家の皆さんにも、このパズル好きなんだけど発表する場がないんだよなー、かぁ〜っ、というパズルが一つや二つあるはずです。
なので、ここです。ここのタイミングでニコリへ投稿しましょう。過去オモパの中からパズルスクエアでの人気度で上から順に挙げると「さしがね」「LITS」「ホタルビーム」「アイスバーン」「ストストーン」あたりでしょうか。
って、あれ?ホタルビームが?BOX掲載パズルリストの中に?・・・ないんだが!?
おぉーいニコリ編集部!!!
どうなってんだ!!!ホタルビーム載ってねーぞー!!!
B 最近まで2軍にいた(もしくは今2軍の)オモパの中サイズ
これも狙い目です。2軍オモパの中サイズが載るのは「パズルBOX」か「ザ・ペンシルパズルシリーズ」くらいしかなく、パズルBOXなら既に誌面から退いているオモパも中サイズ掲載のチャンスがあります。
具体的には直近数年くらいまで本誌誌面をにぎわせていた「流れるループ」「ウソワン」「ドッスンフワリ」「月か太陽」「ストストーン」あたりですね。鮮度が大切。このへんはいい問題が送られてくれば、間違いなく掲載のチャンスがあると思われます。
もちろんいま2軍の「ダブルチョコ」「ぬりみさき」「ミッドループ」も、中サイズが複数問掲載される可能性もあるでしょう。もしかすると誌面構成によっては、まだオモパコーナーにいる「ドッチループ」「国境を越えて繋がれ」あたりにもチャンスがあるかもしれません。すべて半袖おにいさんの予想であることを忘れぬようにね。
◆いつまでに問題を送ればよいか
ここまで書いといていまさらアレなんだけど、どうなんだろうね。
そもそも発売まで3ヶ月を切っている今、まだ間に合うのかどうか。
でもたぶん大丈夫だとおもいます。前号vol.13の私の投稿状況を確認したところ、今号換算で言えば「今月末」までに送ればvol.14向け問題として拾ってもらえる気がします。気ね。ダメだったらすみません。
ニコリ公式WebでパズルBOX13発売がさらっと予告されてるが、これもっとみんなに知れ渡ったほうがよいよね。じゃないと私みたいなせこせこしい人間が、せこせこしく昔の二軍パズルとか投稿してタナボタ掲載を狙いに来てしまうからね。
— 半袖 (@hansode_) February 19, 2018
▲前号、せこせこしく低競争率オモパの投稿を固めた私。
仮にすでに掲載問題選考が始まりつつあるとしても、今月のタイミングで若手パズル作家の皆さんから問題投稿が揃えば、編集部の皆さんも検討してくれるはずです。さしがね50問とか送り付けてやりましょう。泣いて喜んでくれると思います。
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以上、おわかりいただけただろうか、若者諸君。
わかったら、今すぐ紙と鉛筆、いやもとい若者たちはスマホとかで作ってたりするのか?を持って、パズル制作に取り掛かろう。
え?新年度でいろいろ忙しい?昔のパズルなんて知らないよー、だぁ?
あぁん?甘ったれんなクソガキども!
いくぞ鉛筆用意!さしがね1問目!ドドン!(太鼓の音)
2問目!ドドン!(太鼓の音)
深夜2時まで鳴りやまぬ太鼓の音。
令和のニコリ若手パズル界も安泰であることよ・・・