2020年09月17日

#ニコリ40周年

今年はパズル通信ニコリ創刊40周年。
ニコリ誌面でも様々な40周年企画が展開されています。

そしてTwitter上では、#ニコリ40周年のハッシュタグでニコリとの出会いや思い出を語る方々で盛り上がっているようです。そこで私も振り返ってみようか、ついでにブログも書いちゃおうか、というところでございます。

私がニコリと出会いましたのは、今から30年前に発行されましたニコリ31号。おいおい大ベテランじゃねーか。
学年で換算すると6歳小学1年生ですが、もしやするとバックナンバーだったかもしれません。でもだいたいそのくらいの年齢だったかと思われます。

ほっちゃんという男性にもらいました。
ほっちゃんとは。当時なぜか半袖家に半分居候していた、おにいさんである。
静岡大学博士課程の研究者で、父の仕事の関係でよく私の家に来ていたのですね。んでまーお金もないので、私の遊び相手やら皿洗いやらをする代わりに、夕飯くらいはごちそうするぜ、といった経緯でお世話になっていたのでした。

なぜほっちゃんがニコリを買ってきたのか。
おぼろげな記憶ではありますが、おそらく当時の私が迷路制作にハマっておりまして、巷で販売している迷路本とかも買ってもらったりしてたんだけど、まー子供向け迷路本というのはあれです、迷路好きの子供をナメてかかる、残念なかんじのものが多かったのだな。そこで湯沢一之氏のどデカい浮き出し迷路が載っているニコリを発見したほっちゃんが、私のために買ってきてくれたのではないか。というところであります。
それからは静岡呉服町の谷島屋で、毎号買っておりました。

以後、問題投稿を始めた中学時代、授業中にへやわけを作り続けた高校時代、留年して学費を原稿料で払った大学時代、社会人でパズルからやや心が離れた20代を経ての、30代で熱がそこそこ再燃し今に至る、といった感じでしょうか。後半はダイジェストでお届けしました。

全体通して振り返りますと、やはり留年からの大学退学の危機を回避できたのは、中学時代からコツコツ積み上げてきた原稿料のおかげでありまして、ニコリ社には感謝の言葉しかありません。
ありがとうニコリ社。おめでとう40周年。
ニコリが留年の一因なのではないかという私の邪な気持ちも、いまこの瞬間に晴れ渡りました。
posted by 半袖 at 19:23| Comment(0) | TrackBack(0) | パズル