2020年12月25日

へやわけハイパージャイアント制作日記

どうも半袖です。

先日12月10日に「パズル通信ニコリ173号」が発売され、私のへやわけ・ザ・ハイパージャイアントを掲載いただきました。




おう、いい機会だから制作日記でも書いてみるか?と思い、水面下で日々書いておりました。
問題と合わせてお楽しみください。
(問題のネタバレ的な記載はそれほどないと思われますが、できれば解いてから読んでいただくほうがよいかもしれません)

枠が開いてたのでペンパアドベント2020のIIにも登録してます。


2020年9月17日(木) 制作1日目:畳
2020年9月18日(金) 制作2日目:単調
2020年9月19日(土) 制作3日目:40
2020年9月20日(日) 制作4日目:冷蔵庫
2020年9月21日(月) 制作5日目:サンドイッチ
2020年9月22日(火) 制作6日目:蓋
2020年9月23日(水) 制作7日目:年齢
2020年9月24日(木) 制作8日目:王座戦
2020年9月25日(金) 制作9日目:芦田愛菜ちゃん
2020年9月26日(土) 制作10日目:ショートボブ
2020年9月27日(日) 制作11日目:アセトニトリル配置
2020年9月28日(月) 制作12日目:ニラだれ
2020年9月29日(火) 制作13日目:ぶすじま定跡
2020年9月30日(水) 制作14日目:ニュートン
2020年10月1日(木) 制作15日目:封筒
2020年10月2日(金) 制作16日目:装備品
2020年10月3日(土) 制作17日目:リモネン式
2020年10月4日(日) 制作18日目:方向転換
2020年10月5日(月) 制作19日目:焼きそば
2020年10月6日(火) 制作20日目:お賽銭
2020年10月7日(水) 制作21日目:Y.Y.手筋
2020年10月8日(木) 制作22日目:ツヅレサセコオロギ
2020年10月9日(金) 制作23日目:傘
2020年10月10日(土) 制作24日目:大陸
2020年10月11日(日) 制作25日目:レベル
2020年10月12日(月) 制作26日目:お刺身
2020年10月13日(火) 制作27日目:配信
2020年10月14日(水) 制作28日目:ことみん
2020年10月15日(木) 制作29日目:続・ことみん
2020年10月16日(金) 制作30日目:思い出
2020年10月17日(土) 制作31日目:Cymbals
2020年10月18日(日) 制作32日目:天浜線
2020年10月19日(月) 制作33日目:送稿


2020年9月17日(木) 制作1日目:畳

深夜2時。背中が痛くて目が覚める。
背中の痛みの理由ははっきりしていて、このところ畳の上で寝ているからである。ベッドが壊れちゃいまして。
畳もなかなか悪くないのだよ。夏は涼しいし、片付け楽だし。しかしやはり、長時間の睡眠には向いていない。
そんなわけで最近はこのくらいの時間に背中が痛くて目が覚めて、スマホをいじりながらぼーっとしてるんだが、本日に限ってはぼーっとしている暇はなかった。(将)さんからのメール『へやわけハイパー制作のおうかがい』に気がついたからであります。がんばります。


2020年9月18日(金) 制作2日目:単調

朝、制作させていただきますメールを(将)さんへ送信。
すぐに返信をいただいて、
@ 難易度はおまかせします
A あまり単調になりすぎないように
B 序盤からいきなり難しくなりすぎないように
とのお達しが。

@とBはまーどうにでもなるとして、問題はA。
過去に私はへやわけのSGを2回ほどボツっていて、そのうちのひとつが月ニコのボツ箱に(安)さんのコメントと共に掲載されたことがあり、そのときのボツ理由がまさに「単調だから」でありまして。ここはどうにか回避しないといけない。

帰宅後、「へやわけ丸」(2010年発行のへやわけ別冊本)のハイパージャイアントをコンビニでコピーする。作者はおらけさんと私。10年ぶりなのだね。解かずになんとなく眺める程度に確認。制作に行き詰まったら解いてみましょうか。


2020年9月19日(土) 制作3日目:40

朝5時起床。洗濯機を回しつつ、次々号投稿向けに作りかけていたへやわけSGのパーツ(20×20くらい)を解く。うん、いいじゃん。このパーツはハイパーに回すとしよう。
ということでPencilboxで184×58の枠を作り、将棋の竜王戦の中継を見ながら制作開始。

今作のテーマ。テーマどうしましょう?
ジャイアントやSGは、制作前に何らかのテーマを考えてから作り始める人が多いと思うんだけど、私はこれが苦手である。全体をなにかの手筋で縛ろうとか、最後にこういう大仕掛けを持ってこようとか、そういうやつ。

とりあえず安易に思いつくのは「40」である。40周年最後の号のへやわけハイパーだし。で、40の部屋を入れようとおもえば、たぶん入れられなくはない。幅3マスか4マスの横に長い部屋で、上下から壁伝いの黒マスを拾ってきて40、みたいな。

で、(幅3マスでやってもおもしろくないので)幅4マスでできないかはちょっと考えたんだけど、
■××■×××■×□□×
×□□×□□□×□□□× ←
×□□×□□□×□□□×
■××■×××■×××■
×が白確定マス。■が黒確定マス。□が未確定マス。としまして、左と真ん中の方向転換系の手筋の連発は、たぶんできる。
ただこれだと展開が見え見えでおもしろくなく、できれば右の3×3で遊べるような場所を作りたいのだが、矢印で示した白マスの確定手段がどうにも用意できなさそう。これができるなら入れたいんだがなぁ。
ということで40の部屋は断念しました。すみません。

テーマを決めずに制作開始。左上の入口から作り始める。
なんとなくサソリの4をたくさん入れてみる。おーいいじゃん。でもこれは左上向けの展開ではない。ということで右上へ。

続いて別の入口。
先日ブログに書いた「外周を使わない分断禁」的なテーマで少し。これもいい感じだ。

続いて左上。
難易度やさしめの王道展開で構成。まーこんなもんでしょう。

こんな感じで20×20くらいのカタマリを4つほど作って本日は終了。
実質制作初日にしては順調ではないでしょうか。


2020年9月20日(日) 制作4日目:冷蔵庫

朝6時起床。昨日作った入口パーツをコンビニでコピーして解き直し。解き直しは紙でやったほうが都合がよいのです。
うん、悪くない。ザ・自分的な展開を強く感じる入口たちである。

ただどうなんでしょう、(将)さんのメールにあった「単調にならぬよう」という文章は気になるところで、ちょっといつもやらないような入口を作ってもいいんじゃね?という気分になる。

ということで、4in3×3の上級手筋群で構成された入口を作ってみる。サイコロの5の目で残った白マスのどこに4つ黒マスが入るか、ってやつね。
いやーやっぱ好きじゃねーなー分断禁ゴリゴリ感が。でも好きな人は好きなんだよなー。という思いの中進めたのが上辺中央やや右寄りの、4の部屋が多めに入っている箇所であります。

続いて中央やや右寄り下辺。ここは以前思いついて温めていた展開(幅2マスの数字なし部屋を2列配置)を試してみる。2列配置を5in3×3などで挟むことで、数字なし部屋の黒マスがジグザグに確定していく。言葉で言ってもなにもわかりませんね。

なるほどな。ジャイアントでやるとこうなるのか。いいじゃん。
以降、右側方向へ縦長の方向転換を連結。難しいがうまく収束できた。右下角につなげてしまい、このへんのエリアはこんなかんじでよいでしょう。

夕方、注文していた冷蔵庫が届く。72,000円。
この資金は、某公共放送より先日振り込まれたものである。といっても某公共放送に半袖おにいさんとして出演したとかではなくて、なんとわたくし受信料を前の住所と二重払いしてたんですね。きっちり満額帰ってきたぜ。ありがとう某公共放送。


2020年9月21日(月) 制作5日目:サンドイッチ

この日はパズル作りお休み。朝から東京方面にドライブ。
箱根の峠を越え、小田原厚木道路経由で厚木から東名に入る。静岡東部民おなじみのコストカットルートであります。小田厚の覆面パトカーに注意ね。

カーステレオからはリーガルリリーの「bedtime story」が流れている。窓を少し開けると9月の秋風が心地よい。おぉっちょっと村上春樹の小説っぽくなってきたんじゃないの?でも半袖日記だからな。メンタルを病む女の子は登場しません。

首都高に入る前に東名を下り、駒沢通り経由で代官山へ。なぜ代官山に来たかというと、代官山に行きつけのセレクトショップがある系パズル作家としてPRできるかなと思ったりして、そんな店はない。蔦屋書店のテラスでへやわけハイパー解くとか小ネタ用意しとけばよかったね。ファミマでサンドイッチ買って帰路。


2020年9月22日(火) 制作6日目:蓋

4時起床。朝から洗濯機をぶん回す。
ぶん回したものの、アタックゼロの蓋が開かない。なんだこれは。1ミリも動かねぇ。
Twitterで調べたところ、同様の問題に直面している方々がわりと多いようだ。洗剤が付着することによる蓋の滑りで、想定以上に締まってしまうらしい。蓋にガムテープを巻きつけて滑り止めにしたところ、なんとかなった。

この落ちなしアタックゼロトーク必要か?いやまあ日記ですのでね。
今日はハイパー制作日。「1の定理」を使った入口を造成する。
1の定理には「前倒しの1」「押し出しの1」「中央分離の1」と大きく分けて3つの種類がある。今回のこのエリアは「前倒しの1」にフィーチャーして制作することにする。普段はあんまり使わないのですけどね1の定理。こういう機会でもないと使わないからな。

前倒しの1で発生した白マス2つを、2の部屋で前倒し連鎖?させる展開を選択。むずかしいけどまー、こういう入口の一つや二つあっても許容範囲でしょう。
1の定理は白マスの発生の仕方が独特なので、分断禁の黒マスをしっかりつなげることに注意する。あまり意識したことがなかったが方向転換との相性もそこそこいいようだ。

終端の展開を右上隅の終端に合体させ、さらに展開を伸ばす。けっこう埋まったねこのあたりは。難易度はわりと高くなってしまった。1週間くらい寝かしてみて、解き直して様子を見ましょうか。

夜、新型冷蔵庫の恩恵を最大限に生かすべく、お弁当のおかずづくりに励む。鶏肉をトマトソースで煮たやつとキャベツの漬物を作る。調子乗って野菜買い過ぎた。どう考えても減らねぇ。


2020年9月23日(水) 制作7日目:年齢

午前中、社内で仕事。午後、営業同行でひさびさに熱海へ。外はすっかり涼しくなりましたね。特に慌ただしいこともなく定時で帰宅。

ここのところ数年、平日夜は飲んでるか将棋やってるかだいたいどちらかで、パズルはあまり作らない。将棋やってる日イコール休肝日という感じである。
昨日の料理の残りで飲みつつ、DAZNで川崎-横浜FC戦を見る。横浜FCはカズ、中村俊輔、松井大輔がスタメン。首位独走の川崎相手にちゃんと渡り合えてるのがすごい。

パズル作りにおいて、年齢を重ねるというのはどうなんでしょうね。鴈野敏生さんのニコリ本誌でのご活躍からしてまったく問題はないように感じるけど、大事なのは鴈野さんくらいの年齢までパズル作りを続けられるかどうかという気力の部分のように思います。


2020年9月24日(木) 制作8日目:王座戦

深夜2時、目が覚めてしまったのでTwitchのFall Guys配信を見ながら少し進める。まーうまく進みませんなこういうときは。進み過ぎてそのまま寝ずに出社とかでも困っちゃうけども。というわけで100マスくらい盤面を埋めて再就寝。

この日は将棋の王座戦(永瀬王座-久保九段)第3局。Abemaの中継は藤井九段、佐々木慎七段、山本四段の、さながら振り党研究会布陣である。藤井九段と山本四段の掛け合い楽しかったね。

平日は制作進まんなー。明日もこんな感じでしょう。


2020年9月25日(金) 制作9日目:芦田愛菜ちゃん

国勢調査の書面を投函した。といったふうに、もはやパズル制作日記ではない。
芦田愛菜ちゃんのポスターちょうかわいい。芦田愛菜ちゃんが言ってるんだから参加しなきゃ!って感じになるもん。イメージキャラクターの起用とはこうあるべきものだと思う。


2020年9月26日(土) 制作10日目:ショートボブ

芦田愛菜ちゃんのついでに書いとくと、私はあれくらいのかんじのショートボブが大好きである。その起源を辿ると、いやそんなくだりいらないっすかね?まーいいや、辿りますと!ででん!起源はジュディマリのYUKIであろう。普段はウィッグを付けていたが、地毛は基本ショートボブであったたしか。続いて酒井若菜。デビュー当時が至高な。んで、忘れちゃならない田中美保だよね。田中美保だよやっぱ。そして最近ではアンゴラ村長と、女流棋士の山根ことみ女流二段といったかんじですかね。

ハイパーのほうは左下隅の黒マス過密気味地帯を進める。全体の4割くらいは埋まった気がします。


2020年9月27日(日) 制作11日目:アセトニトリル配置

ペンパ本の2か3あたりで、アセトニトリルさん(は現ペンネームにリンクさせないほうがよいのでしょうか)が4×4くらいの大きい数字なし部屋を連発させてたのを急に思い出し、なんとなくの記憶を頼りにこんなかんじかなーと組み込んでみる。おーなるほど、意外といけそうだぞ。調子に乗って4×4をジグザグに4つほど組み込んだ地帯を制作。パーツを右上に置き、その左右で別のパーツと連結。これで右上はかなり埋まった。

で、これができるなら制作初期に構想を描いた40の部屋も実現できるのでは?という気分になったが。まーもうけっこう盤面埋めちゃったしね。50周年とか次の機会があればということで。

ここで2度目の全体解き直しを実施。
Pencilboxから画像データを出力して、パワポ2ページ分に保存。ネットプリントで印刷して解きなおす。

いいですね。いい感じだと思います。
懸念していた難易度の上昇も、懸念されたほどではない。ハイパーらしい難易度だ。

各展開の終端箇所をマーカーでチェック。パーツ同士を合体させる際、この印の部分で合体させることで双方の展開を干渉させることなく次の展開へ進められる形となります。ただ前回(へやわけ丸)はこの合体方法に頼りすぎた(両方クリアしないと先に進めない箇所が多くなった)印象があるので、今回はなるべく終盤までの展開を細くしすぎないことを心がけたい。


2020年9月28日(月) 制作12日目:ニラだれ

夜9時半帰宅。そこそこ忙しくなってきた。まーここまで制作ペースとしては順調なので、平日夜に作業するまでもなく完成までいけそうなかんじだ。というわけで飲む。

昨日仕込んだ「ニラだれ」で野菜炒めを作る。超うめぇ。定食屋半袖ひらけるぞこれ。半分を残して翌日のお弁当とする。


2020年9月29日(火) 制作13日目:ぶすじま定跡

9月20日の日記に書いた仕掛けが、パズルスクエアでぶすじまさんが出題(9月26日)している構想とほぼ同じであったことに気付く。というかむしろぶすじまさんのほうが方向転換と絡めた発展形である。
ごめんよぉぶすじまさん。パクったわけではないんだよー。将棋界では新手を披露する際、考案した人ではなく初めて実戦で披露した人の名前が付くことが多い。ぶすじま定跡ということでここはひとつ。というかニコリコムとかですでに誰かやってたりするのかもしれないね、そんなに複雑な仕掛けでもないし。

本日もハイパー進捗はありません。


2020年9月30日(水) 制作14日目:ニュートン

月末。進捗なし。すみません。

前回のハイパージャイアントを作ったときのことを思い返してみましょうか。
発売が2010年4月。メールのログを辿ると、依頼が来たのは2009年12月22日。(安)さんからのご依頼でありました。締切は2月15日。

当時の私は浜松に住んでいて、今の会社に入社して2年目。まったく別の仕事をしていて、深夜勤務もあったりしてまー大変だった、いやそうでもないか?まー大変だったってことにしとこうぜ。

2月15日に締切間に合いませんメールを送っている。だめじゃん。これだから社会人2年目はな。そう、やはり仕事が大変だったのですということで。

3月1日に2週間遅れで原稿を郵送したようだ。今回はこうならないよう頑張らねばならぬ。社会人12年目は違うぞと。ちなみに裏面のおらけさんも間に合わなかったらしいよ、とか乱暴に足を引っ張ってみたりして。

インタビューは3月14日に、(安)さんにわざわざ静岡まで来ていただいてお話ししたのだった。当時同時期に三島への異動が決まっていて、インタビューをしたのは今は亡き三島駅前のニュートン(喫茶店)ですね。ここではけっこうパズルを作った思い出がある。
今回はインタビューはないと思うので、今後もこちらの制作日記でお楽しみください。


2020年10月1日(木) 制作15日目:封筒

郵便受けに緑色の封筒。パズル・ザ・ジャイアント(2021年1月発行)の問題制作依頼でありました。毎年ありがとうございます。

2020年同様2種。1種は予想通り、もう1種はいやー、そうきたかー。かなり意外なチョイスでありました。パズル名はまだ言わないほうがよいか。
予想通りのほうは、すでに完成済みのものを用意してあり問題なし。
もういっこの意外なほうは現状ノープランなので、ハイパーの進捗状況を見つつ考えましょう。


2020年10月2日(金) 制作16日目:装備品

金曜日はなるべく休肝日とするようにしている。といっても確率は5分の2くらいである。きょうは2のほうを引いた。
夜ご飯は戸田久の盛岡冷麺。トッピングをその日の気分で変えられるのが楽しい。
本日はキムチ、もやし、焼豚、ゆで卵。ゆで卵の冷却が中途半端で、やや課題が残る結果となった。

んで、ようやく今週初のハイパー制作に取り掛かる。ここまでPencilBoxですべて進めてたけど、気分を変えて机上のアナログ制作にしてみましょうか。
ここで装備品のご紹介。シャーペンはゼブラのColor Flight。消しゴムはぺんてるのハイポリマーアイン。ボールペンはパイロットのJuice。ノートはロディアのBLOC RHODIA No.16。No.16は24×14が1ページにちょうど2盤面収まるサイズで、とても使い勝手がよいです。ちっちゃいバッグにも収まるサイズなのがよいね。

制作のほうは、なんかいまいちうまくいかない日でありました。3時間で500マスくらい埋めて終了。


2020年10月3日(土) 制作17日目:リモネン式

朝3時起床。
きょうは右側の上下のパーツの合体作業に取り掛かる。
ちょい前にも書いたが前回のハイパーで、ここの合体のさせ方に大規模な分断禁を入れ過ぎて次の展開が見つけにくくなる感があった。今回は小さめの分断禁+方向転換でテンポよく進ませることを意識する。このへんは5年前にブログでも取り上げたリモネンさんのへやわけSGを解いてから、作風が変わってきた部分でもある。

3時間ほど作業して、右側エリア(全体の3分の1くらい)はほぼ埋まった。順調だなー来週末あたりで完成しちゃうんじゃない?

余裕が出てきたので山梨へドライブに行くことにする。
R139〜R358経由で甲府へ入り、武田神社〜遊亀公園動物園〜印傳屋と巡る。お昼はR137で河口湖方面へ上り、たけ川の肉うどん(大)。まちがいない。そんなこんなで富士山1周で静岡に戻ってきて、時刻はまだ午後3時。夜ご飯のキムチ鍋の仕込みをして、夕方5時から飲み始めてこれを書いている今の時刻は9時。オールスター感謝祭見てます。


2020年10月4日(日) 制作18日目:方向転換

昨日の右側に続き、本日は左側の上下パーツの合体作業。
こっちも右側と同じく、小さめの分断禁と方向転換で組み立てる。

ここでいきなりマニアックな話なんですけど、方向転換には「幅2マス×奇数マス」と「幅2マス×偶数マス」の2種類がありまして。小さめの分断禁で方向転換する際は、幅2マス×奇数マスのほうを中心に組み立てると、展開がうまくつながりやすくなります。文字で書いてもなんにもわかんないね。いつかブログ記事にしましょう。

きょうは間に休憩を入れつつほぼ1日中作業した。全体の7割くらいは埋まった気がする。


2020年10月5日(月) 制作19日目:焼きそば

本日は仕事で山梨。行き帰りの移動2時間ずつ、お仕事してお昼食べると1日コースである。
お昼は営業がおいしいものをご馳走してくれるかな、と思いきや、いやたぶんそうだろうなと思ったのだが、デイリーヤマザキで買い食い(焼きそば)であった。お店で作ってるからおいしいね、と言いたいものの言うほど大したことはない。

山梨はお昼のチョイス難しいのだよな。吉田のうどんが唯一のジャスティス。甲府駅前の店いろいろ入ったけど、おいしいランチに出会ったことがない。営業のチョイスが悪いのではないかという説もある。そんなこんなで、焼きそばであった。


2020年10月6日(火) 制作20日目:お賽銭

昨日の山梨の案件は早くも結果が出て敗退。山梨案件今期5連敗。武田神社のお賽銭奮発しとけばよかったね。
王座戦第4局。久保さん強かったなー。2勝2敗となり来週水曜最終局。竜王戦も今週始まりますね。
明日もお仕事がんばるぞい。おいへやわけは。まー焦りなさんなって。


2020年10月7日(水) 制作21日目:Y.Y.手筋

Y.Y.さんがTwitterで触れてる手筋おもしろいっすね。ハイパーにパクっちゃうか!?やめなさい。

手筋としてありかなしか、この問いかけに対してはそもそも手筋とはなんぞやうごごご、みたいなことになってしまうのでなんとも言えないのですけども、この仕掛けが入った問題をニコリに投稿しても、十分採用される可能性があるものではないかとおもいます。出し方に工夫は必要かもしれませんが。作●Gutenとかで出してみるとか。そっちの工夫かよ。

ついでにハイパーで入れている手筋の話をする。もはやついで扱いである。

ここまでの日記で触れてない手筋としては、いや手筋っつうか部屋の配置的な話だけど、5×5以上の部屋はけっこうたくさん入れている。たぶん8個くらい入ってるんじゃないでしょうか。今のところあんまり難しい決め方は入れてないけど、限界線の攻防で難しく確定させる部屋もこのあと1つや2つは入れたいところかもしれない。

あと0in3×3をたくさん入れている。これは当初それほど重用するつもりはなかったんだけど、入れてみたら意外とおもしろい決まり方をすることがわかったのでじゃんじゃん入れてみた。1×3とか2×3以上に黒マスが散りやすい(悪い意味で)ので、分断禁を仕掛けるならばけっこう作者側での誘導が必要とおもいます。

よし今週分のへやわけトークノルマ達成ということで。
次回予告。半袖、学術会議を大いに語る。ご期待ください。


2020年10月8日(木) 制作22日目:ツヅレサセコオロギ

ツヅレサセコオロギは寒くなると鳴き声の速度が遅くなる、というのをwikipediaでちょっと前に見て、ほんとかよーと半信半疑なうちにすっかり夜は寒くなり、まじで遅くなってるわ、速度。デイドリームビリーバーくらいのBPMだね。

進捗ありません。


2020年10月9日(金) 制作23日目:傘

デスクトップPCの修理がようやく完了したようだ。かかったなー、時間もお金も。
週末の天気は台風直撃予報。絶好のパズル日和だね。傘を持たずに鉛筆持とう。

進捗ありません。


2020年10月10日(土) 制作24日目:大陸

というわけで朝からハイパーを進める。がんばったぜー今日は。
まず朝から先週末進行分の解きチェック。解きチェックは展開の確認作業もするので、毎回最初から解く。ほぼほぼAM半日かかってしまった。

パスタを食べてPMは制作作業へ。残りはこれまでの制作した大陸の隙間のパーツを4〜5ヶ所埋めるのみである。これまで交流のなかった大陸と大陸がつながると、文明の伝播のような感じで感慨深い。

そんなこんなで進めていったのだが、どうにも今日はうまくいかない。気分を変えて左上の未開拓だったエリアへ新たに0in1×5を多めに入れた地帯を作ってみる。ここまで封印していた大きめの分断禁もそろそろ解禁。黒マスのアース辿るのやっぱ楽しいね。ただこれを使い過ぎたのが前回の反省点だったので控えめに。

時刻は夜の6時をまわった。残りマスはジャイアント1問分くらいである。完成までがんばりましょうか。みかんを2つ食べ、作業再開。BSの広島-ヤクルト戦を見ながら進める。広島の森下君すごいね。

終盤の難易度や展開をどうするかはいろいろ考えたのだが、特段変わったことはしないことにした。というか変わったことするならもう少し前の段階で企画しないといけないし、いまさらどうということはない。今回のは別冊ではなく本誌掲載だし、あんまり難しいことはしないほうがいいでしょう。小さめ分断禁+方向転換+大部屋。今回の3大テーマに忠実に埋めていく。

そして午後10時、すべての盤面が埋まった。
埋まったのですが・・・PencilBoxから発せられたメッセージは「数字と黒マス数の一致していない部屋がある」でありました。


2020年10月11日(日) 制作25日目:レベル

昨日はその後深夜2時くらいまでハタン箇所(というか数字の間違っている箇所)を探したのだが、結局わからないままであった。ということで本日は盤面を印刷して、紙で解きチェック&ハタン箇所探しをすることに。

投稿問題の解きチェックの際、内容の修正をするかしないかは作り手によって分かれるところだと想われますが、私の場合は完成後の修正はほとんどしない。なぜかといえば、まー単に面倒くさいからであるよ、あと解きチェックでいまいちかーと感じた部分が誰にとってもいまいちなのかどうか、というのもあるかもしれない。それと作風的な部分もあるよね、コンセプト重視の方はそのコンセプトになるべく寄るように調整しているとおもうんだけど、私はあんまりコンセプトを入れない作風なので。

ということで今回も、解きチェックの最中うーんという部分はいくつかあったんだけど、微修正を加える程度で部分的な全消しなどはしない形に。全体的な内容は難易度含め問題なさそう。10年前のハイパーよりは難易度も若干抑えられたように思います。

数字と黒マス一致しない部屋問題は結局解決せず。PencilBoxのエラーじゃねーかなー。来週の平日夜どこかでもう一回解きチェックをしてみて、どっちにしてもその段階で(将)さんに送稿してみる予定です。

解きチェックを終えた午後、修理していたデスクトップPCが戻ってきた。
パソコン(ハード的な)にあんまり詳しくないので修理はお任せであったが、大丈夫だろうと思っていたCドライブは残念ながらご臨終であった。やや如何わしい動画などはCドライブに入れていたのでちょっと残念だが、もう少しレベルの高い如何わしい動画はDドライブに入れていたので無事である。お湯を沸かしトワイニングのダージリンティを入れ、レベルの高いほうの動画再生ボタンを押す。秋らしい静かな午後である。


2020年10月12日(月) 制作26日目:お刺身

すでに問題はほぼ完成といってよく、日記を続ける必要があるのかというところですが、(将)さんに送稿する日までは更新することにしましょう。

仕事終わりの夜、久々にららぽーと沼津へ。スーパー三和の鮮魚コーナーの本マグロはいまいちであった。週7お刺身ボーイなので鮮魚にはうるさい。やっぱお刺身はスーパーカドイケだね。

ちなみにみなさん、お刺身のツマは(食べる/食べない)、大葉は(食べる/食べない)、どちらでしょうか。私は(食べない)(食べる)です。へやわけハイパーへの感想と共にご意見お待ちしています。


2020年10月13日(火) 制作27日目:配信

パソコンが戻ってきたので、peercast(動画配信ツール)の配信設定を構築した。1か月ぶりに将棋配信。24を一戦だけやって無事勝利。レス2件はちょっとさびしいぞ。

パズル界の方々との交流は今年で20年くらい(ネット交流時代含む)になるが、ネット将棋界の方々との交流も振り返れば10数年である。
忘れもしない初めてのオフ会。配信上でいつも元気な声を聞いていたあの人は、サンダルに半ズボン姿でワンカップ大関片手に登場した。パズルと共に将棋もいつまでも続けていきたいですね。


2020年10月14日(水) 制作28日目:ことみん

この日は三島で仕事であったが、会社に戻る前に夕方いったん帰宅。
なぜ帰宅したか。録画ボタンを押したかったからである。Paraviでの王座戦最終局生解説。聞き手は山根ことみ女流二段。ことみん。そう、ことみんが見たかったのである。

Paraviの無料会員登録を済ませ、エンコーダーを立ち上げ5時の開始までパソコン前で待機。4時58分、59分、5時!きた!ことみんきたー!ちょうかわいい!配信画質も良好だ!ありがとうParavi!たぶん無料会員のうちに退会しちゃうけど。そして何事もなく職場へ戻った。


2020年10月15日(木) 制作29日目:続・ことみん

この日もお昼休みに会社を抜け出し帰宅。
なぜ帰宅したか。録画ボタンを押したかったからである。将棋プレミアムでの王将戦挑決リーグ生解説。聞き手はそう!みんないっしょにせーのっ!山根ことみ女流二段!ことみんです。

まず将棋プレミアムの会員登録。生中継視聴はゴールド会員で月額2000円だ。将棋プレミアムは先月解約したばっかなのに、結局戻ってきてしまった。
解説放送は午後1時から。昼休みの時間を若干オーバーするため、作業は迅速に行う必要がある。エンコーダーを立ち上げ、録画の画質などを調整。将棋プレミアムは配信画質があまりよくない。ここでの調整失敗は命取りだ。

慎重に設定を整え、パソコン前待機。58分!59分!1時!きたーことみん!うおおおおきょうもちょうかわいいぜー!ありがとう将棋プレミアム!来月もことみん出るなら継続するぞ!そして何事もなく職場に戻った。

そして仕事を終え帰宅した夜7時30分。事件は起こった。
PCのモニターに表示されているのは、夜なのにやけに明るい日差しの中、盤前で考慮に沈む豊島竜王と広瀬八段の姿。おかしい。画面が動かない。まさか・・・

録画は失敗していた。いや、録画はできていたのだが、将棋プレミアムの映像が1時半あたりで固まっていたのだ。録画ファイルには豊島竜王と広瀬八段の静止画像が延々6時間収録されていた。虚無。

さらに悲劇は続く。帰りにスーパーで買ったサンマを焼こうとコンロに火を入れるも、つかない。ガス料金未払いである。いや振り込んだんすけどね朝に。だめっすかやっぱ。

気を取り直し、画面をリロードして録画を再開。局面は相居飛車の終盤で、残念ながら大勢決しているようだ。解説のしようがないので映像は盤面のみを映しており、ことみんが映る大盤解説画面はほぼない。そうじゃねーんだよ。そうじゃねーんだ将棋プレミアム。こういうときこそ大盤(ことみん)映そうぜぇ?それがゴールド課金勢の総意じゃないか?

9時ちょっと前。敗勢濃厚だった豊島竜王が意表の勝負手を放つ。
将棋には引き分けのルールがいくつかあるが、そのひとつの「持将棋」を狙った手だ。引き分けになればその日のうちに指し直しとなり、改めてもう一局指すことになる。ということは?!そう!ことみんがもう一局見れるわけだ!がんばれ豊島竜王!

9時過ぎ、豊島竜王の勝負手が実り持将棋が成立した。引き分け!指し直し!やったぜえええええもう一局ことみんが見れるぜえええええええ!!!!!

指し直し局は深夜1時まで続いたようだ。なぜ伝聞調なのかといえば、まさかの引き分け指し直しで興奮して酒がまわり途中で寝落ちしてしまったからである。今度こそしっかり録画できてるといいね。


2020年10月16日(金) 制作30日目:思い出

最終チェック(予定)用の盤面を職場から出力した。明日で決めるぜー。

自分の作ったパズルを誌面で解くとき、そういえばこれは○○旅行の道中で作ったなー、とか思い出が去来することがよくあるけど、今回は結局すべて自宅作業で完成まで進めてしまった。明日の解き直しはどっか日帰りで電車旅行にでも行こうかと思う。天気が悪いなー。


2020年10月17日(土) 制作31日目:Cymbals

天気悪いので解きチェック旅行は明日に延期。代わりにパズル・ザ・ジャイアントの依頼問題を作ることにする。

パソコンが戻ってきたので自宅の音楽環境が復活した。なんとなくこのパズル名と語感が似ているCymbalsをBGMに制作開始。わりと好きな感じだが、2000年前後当時のリアルタイムでは聞いた記憶がない。まー田舎の高校生のがきんちょだったからな。TSUTAYAとすみやに売ってない音楽には巡り合わない青春時代であった。

と、どうでもいいCymbalsトークで繋がなければならぬ程度に、パズル制作は順調に完成までたどり着いた。大丈夫か?


2020年10月18日(日) 制作32日目:天浜線

天浜線は静岡県中西部の掛川駅と、西の端っこの新所原駅を結ぶ総延長68kmの路線。今回の解きチェックはこの天浜線で開催することとなった。

んでここから、半袖の天浜線解きチェック旅行記をだらだら書いたわけだが、まーつまんねぇ。小説でこのパートに来たら数ページ飛ばしちゃうやつだわ。いまさらだけど彼女がいる設定にするか?

以下、要点だけまとめます。

まず、ラーメンがうまい。唐突ですまないが。ラーメン屋があったのだよ。途中の乗り換え駅の駅舎の中に。これは予想外のサプライズであった。12月にニコリ173号が発行され、改めてこの問題を解くときには、あのラーメンの焦がしネギの風味を思い出すことだろう。

あと車内での解きチェックをしてみて感じたことは、車窓からの眺めを楽しみながらじゃ解くほうがおろそかになるし、盤面に集中すれば景色を楽しむ余裕はない。ので、あんまりおすすめできないっすわ。旅行の移動中ではなく、旅行先に着いてから腰を据えてやったほうがいいね。ログハウスのテラスとかで山鳥のさえずりに耳を傾けながら、とか。よし次回あればログハウスだね。

要点は以上です。ほんとに以上か!?
ようするに、解きチェックは終わらなかった。んで帰りに喫茶店に寄ってそこで残りを済ませたが結局ハタン箇所が見つからず、さらに自宅帰宅後にPencilBox上で再解き直しをしまして、ようやく「正解です」画面が表示されました。まーとりあえずこれで完成ということで。一安心です。


2020年10月19日(月) 制作33日目:送稿

そして本日の夜、(将)さんにPencilBoxのデータをお送りしました。締切3週間前の送稿。模範的社会人だね。10年前の私よ。こういうことだ社会人とは。

ということでこの日記も本日をもちまして終了となります。いや終了となれるかどうか。おそらく(将)さんの解きチェックは11月に入ってからになると思われるので、そこで修正指示が入らなければこれで終わり、ということになるでしょう。33日間制作日記をご覧いただき誠にありがとうございました。またTwitterやらブログやら何やらでお会いしましょう。と、修正なく無事にエピローグとさせていただけることを祈り、終わります。
posted by 半袖 at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | パズル

2020年12月15日

ニコリ投稿の手引きの手引き(実践編)

ペンシルパズルI Advent Calendar 2020の15日目の記事です。
半袖と申します。よろしくおねがいします。

4年前にこちらのブログで、パズル通信ニコリに問題を送るにはどうすればよいかを記事にまとめました。(ニコリ投稿の手引きの手引き
今回は「実践編」ということで、作った問題を投稿用の原稿にしてニコリ社に送るまで、どのような手順で進めればよいかをケーススタディとしてまとめてみました。


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僕の名前は、お刺身大好きマン。
お刺身大好きマンというのは、もちろん本名ではない。Twitterで名乗っているハンドルネームだ。

趣味はパズル。フォロワーの友人が「ヤジリン」というパズルをTwitterで出題しているのを見て、ルールを見ながら解いてみたらこれがとてもおもしろく、最近は自分でも問題を作ってTwitter上に投稿するようになった。
よーし今日もヤバリンUPするか・・・

????「・・・ちょっと待って!お刺身大好きマンくん!」
(ブウォウォウォ〜〜〜・・・)
「うわっなんだ!?スマホの画面から煙が・・・」




煙が晴れると、そこには女性が立っていた。半袖を着ている。
「私の名前は半袖愛子。よろしくね。」

半袖愛子と名乗る女性は挨拶も早々に、私のスマホをサッっと取り上げた。
「な、なにするんですかいきなり!?」
「お刺身大好きマンくん、パズルを作るのは好き?」
「は、はぁ、まあ好きですけど・・・」
半袖愛子は僕から取り上げたスマホの画面を興味深そうに眺めている。

「ふーん、ヤジリンか。最近話題のヤバリンってやつね。お刺身大好きマンくんは、このヤジリンをどうするつもりかしら?」
「どうするって・・・今からTwitterにアップしようかなと思ってました」
「なるほど。Twitterか。・・・でも、それでいいのかしら?」

半袖愛子はそう言うとスマホを僕に返し、なにやら親指と人差し指を合わせて輪っかを作っている。
「お刺身大好きマンくんは、コレ好き?」
「コレ・・・ですか・・・、別にそれほど」
「・・・ふーん。じゃあ質問を変えるわ。お刺身は好き?」
「お刺身・・・」




僕はしばし、お刺身のことを想った。冬はお刺身がおいしい季節だ。ブリや金目鯛、鰆なんかも春より脂がのる冬が最高である。コレがもらえれば、貧乏大学生の僕でも大好きなお刺身が毎日たくさん食べられる。半額のボイルやりいかで妥協しなくて済む。お刺身・・・

「愛子先生。僕、お刺身が食いたいです」
「よし、じゃあさっそくニコリ投稿の準備よ。」

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僕はさっそく、半袖愛子のレクチャーのもとニコリ投稿向けの原稿を作ることにした。
まず、ぱずぷれ(僕はぱずぷれで問題を作ることが多い)で問題画像を出力し保存する。
このあたりは普段Twitter出題のときもやってるので問題ない。



出力した画像をExcelに貼り付ける。
PCにExcelがない人はペイントでもなんでもよく、そもそもPCを持ってない人はスマホなり手書きなりで同じように作ればよいらしい。


※本問題は以前ネット上で出題したものです。実際に投稿はしておりません。

問題の並び順は、半袖愛子の指示で【自信のある順】とした。初投稿ならこれがおすすめなのだそうだ。
普段Twitterに投稿するときに『いいね』がたくさん付きそうな問題を先頭に置くことで、ニコリ編集部の第一印象をよくする作戦らしい。
「ニコリ編集部には毎月何千問もの問題が送られてくるらしいわ。たとえば1人で5問送ったとして、1問目の印象がよくないと後の4問は解かずにゴミ箱行きよ。編集部の人も案外そういうところドライだから(※)」
(※半袖愛子個人の憶測であり事実と反する可能性もございます)



住所氏名と答えの欄を貼り付けて、原稿が整った。
「ペンネーム:お刺身大好きマン・・・っと。よし完成!」
「ちょっと待ってお刺身大好きマンくん。あなた、本当にこれから『お刺身大好きマン』で行くのかしら?」
「お刺身大好きマン・・・」

僕は自分のTwitterハンドルネーム『お刺身大好きマン』について改めて想いを巡らせた。
「ペンネームをどうするかは初投稿においてとっても大事なポイントよ。もしこの問題が採用されて、『作●お刺身大好きマン』として誌面に掲載されたら、あなたは今後一生『お刺身大好きマン』としてパズル界を生きていくことになる。実績を上げて作家新年会に呼ばれれば、面倒くさいベテラン作家にお刺身トークでマウントされたり、お刺身ジョークを強要されたりするかもしれない(※)。それでもいいのかしら?」
(※半袖愛子個人の憶測であり事実と反する可能性もございます)

僕はしばらく考えた末、やはりペンネーム『お刺身大好きマン』で投稿することを決意した。将来への不安より、今はまず初掲載への想いを膨らませることが先だ。お刺身ジョークバッチこいだ。

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完成した原稿をセブンイレブンのネットプリントサービスに送信。自宅にプリンタが無くてもこれで紙の原稿を出力できる。
出力した原稿の答えページを手書きで埋めて、完成。



「ありがとう半袖愛子さん。これであとはポストに投函するだけだね」
「お刺身大好きマンくん。まだよ。最後に大事な作業があるわ。」

半袖愛子はポケットから何かを取り出した。




「これは・・・」
「えーと、お刺身大好きマンくんの家からだと・・・東北東かな」

半袖愛子は方位磁石をポケットにしまい、東北東の方角を向いた。そして原稿の封筒を目の前に置く。

「ほら、お刺身大好きマンくんも早く。ニコリ事務所の方角に、二礼二拍手。」
「・・・えっ?」
静寂に響く二人の柏手。
「それではご唱和ください。\ヤジリン掲載してください!/」
「・・・???・・・ヤジリン掲載してください・・・」
「声が小さい!\ヤジリン掲載してください!/」
「や、ヤジリン掲載してください!」
「ヤジリン掲載してください!」
「ヤジリン掲載してください!!!!!」

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以上、ケーススタディをお届けいたしました。
皆さんのパズルが掲載されますように。
posted by 半袖 at 19:10| Comment(3) | TrackBack(0) | パズル