2021年02月11日

対称形へやわけ制作のコツ。へやわけ24×14(たいへん)

へやわけJ(たいへん★☆☆)



→ぱずぷれで解く
→タテ型盤面でぱずぷれで解く

コツとか言っといて、最近ほとんど作ってないが。


◆部屋割りをきれいに見せる

へやわけは部屋と数字が混在した盤面のため、どんなに頑張っても大してきれいな対称形にはなりません。とはいえ何点かポイント的な部分はある気がして、たとえば下記です。



えっでもこの盤面たいしてきれいじゃなくね?とお思いのあなた。
代わりに彼女奥様お母様へ、きょうもきれいだよ。と言ってあげてください。


◆単独で入口になる部屋を優先的に配置

「1×3(2が入る)」「1×5(3が入る)」「3×3(5が入る)」など、1部屋のみで入口が作れる部屋は多めに配置しましょう。どこかで展開が停滞したときに打開策として活用できます。


このとき、同じ入口を対称形の反対側で同じように入れるのは、できる限り避けましょう。展開が同じになっちゃいますからね。これはへやわけに限らず、スリザーリンクや美術館など数字配置が対称形のパズルでは共通して意識したいポイントです。


◆四隅を一手ずつ進める


序盤の局面です。
実戦は赤点線に3in2×3を入れて左上の3in3×3を確定させましたが、この3in3×3はどうにでもなる部屋(展開次第で自然に確定する)なので、急ぐ必要はありません。左上はいったん止め、ほかの四隅を進めます。


右下を自然に進めて、赤矢印の部屋が新規に発生。
90度点対称なので残りの隅にも同じ部屋が3つ(オレンジ点線)入ります。
右下もいったん止めて、


右上をこんな感じで埋めました。
赤矢印の2部屋が新たに発生し、のこり3隅に緑点線の部屋ができます。

展開を進める→新たな部屋が発生→新たな部屋を使って別の展開を進める、の繰り返しで盤面を埋めていけば、誰だよこんな部屋割りにしたやつはー、と文句を言われることなく進行することができます。


だいたいそんなところでしょうか。
対称形へやわけはニコリ誌面においても流行り廃りがありまして、一時期は掲載問題の6〜7割くらいが対称形な時期もありました。月刊化(1998年)のちょい前くらいか。その後ほとんど載らない時期などもありましたが、現在はレギュラー6問あれば1問か2問は載ってる感じですかね。
まだまだやれることはあるジャンルだと思いますので、ぜひぜひ制作してみてください。
posted by 半袖 at 08:51| Comment(0) | TrackBack(0) | パズル