2022年11月03日

ニコリ180号の四角に切れSGで使った手筋

ちょい前に一瞬だけ公開した記事なのですが、わりとネタバレ記事だったので再度時間差UPいたしました。

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1年前に、
174号のヤジリンSGで使った手筋
http://hansodehansode.sblo.jp/article/188722960.html

という記事を書き、それ以来SGを載せていただいたので今回も書いてみます。


◆そもそもなんで四角に切れやねん、について

ここ数年の私のSG制作の傾向としまして、
@過去に作っていない(あるいは遠い昔に作った程度だ)
A最近ニコリ誌に掲載されていない
Bなんか手筋を思いついた

といった項目の中から制作パズルを決めております。
今回四角に切れはAにおいて2年ほど掲載されておらず、@としてはSGどころかGも作ったことがない感じだったため、つくってみるかーとおもい選考されたのでした。Bはノーアイデアであります。


◆表出数字の位置決めについて

手筋がノーアイデアでしたので、表出数字のデザインにこだわることとしました。
SGのサイズは64×50ですが、区画をうまいこと割り切れるパターンがいくつかあります。
今回は11×11の区画をメインに構成し、隙間を幅2マスの表出なしエリアで囲うこととしました。

11 11 11 11 11 →ヨコ11マス×5個+隙間2マス×4
 11 11 11 11 11
11 11 11 11 11
 11 11 11 11 11

タテ11マス×4+隙間2×3

ヨコはこれで63マスなので、上下の行で1マスずつずらして頂点が重ならないようにしています。
(数字配置が散るので作りやすくなる)


◆使用手筋について

いろいろ検討した結果、「へこんだ隙間に走り込み手筋」を使ってみました。





走りこむ数字(上図ではG)を四角の種類が多い数字にするのがポイントで(12、16、24など)、こうすることにより紛れを増やし、難易度を上げることができます。

四角に切れの上級手筋は「仮置き」(Gとかで2×2とかのマスを囲っとくやつ)が有名ですが、「へこんだ隙間に走り込み手筋」も大きな盤面では映える手筋ですので、ぜひぜひご活用ください。
posted by 半袖 at 16:51| Comment(0) | TrackBack(0) | パズル