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1年前に、
174号のヤジリンSGで使った手筋
http://hansodehansode.sblo.jp/article/188722960.html
という記事を書き、それ以来SGを載せていただいたので今回も書いてみます。
◆そもそもなんで四角に切れやねん、について
ここ数年の私のSG制作の傾向としまして、
@過去に作っていない(あるいは遠い昔に作った程度だ)
A最近ニコリ誌に掲載されていない
Bなんか手筋を思いついた
といった項目の中から制作パズルを決めております。
今回四角に切れはAにおいて2年ほど掲載されておらず、@としてはSGどころかGも作ったことがない感じだったため、つくってみるかーとおもい選考されたのでした。Bはノーアイデアであります。
◆表出数字の位置決めについて
手筋がノーアイデアでしたので、表出数字のデザインにこだわることとしました。
SGのサイズは64×50ですが、区画をうまいこと割り切れるパターンがいくつかあります。
今回は11×11の区画をメインに構成し、隙間を幅2マスの表出なしエリアで囲うこととしました。
11 11 11 11 11 →ヨコ11マス×5個+隙間2マス×4
11 11 11 11 11
11 11 11 11 11
11 11 11 11 11
↓
タテ11マス×4+隙間2×3
ヨコはこれで63マスなので、上下の行で1マスずつずらして頂点が重ならないようにしています。
(数字配置が散るので作りやすくなる)
◆使用手筋について
いろいろ検討した結果、「へこんだ隙間に走り込み手筋」を使ってみました。



走りこむ数字(上図ではG)を四角の種類が多い数字にするのがポイントで(12、16、24など)、こうすることにより紛れを増やし、難易度を上げることができます。
四角に切れの上級手筋は「仮置き」(Gとかで2×2とかのマスを囲っとくやつ)が有名ですが、「へこんだ隙間に走り込み手筋」も大きな盤面では映える手筋ですので、ぜひぜひご活用ください。