
ぱずぷれで解く
へやわけで強制的に白マスを入れる手筋として、「0の部屋」と「ホワイトニング」があります。

この2つの手筋、問題を作る上での共通の特徴として「面積を自由に変えられる」というものがあります。

そんなの当たり前じゃん、なのですが。
で、「面積を自由に変えられる」=「黒マスの位置を自由に変えられる」でもあります。
例。

それぞれ、黒マスの位置が1マスずつずれてますよね。
入れたい場所に黒マスを入れられる、というのはへやわけ作りにおいてとても貴重なのです。
では実践例。本問題より。

右端部分に「0in3×2」を入れたところです。
3連禁により3つの黒マス(★)が確定しました。
このままでもいいのですが、その左の3×4の部屋の確定方法がなかなかやっかいに見えます(個人の感想です)。
そこで、

「0in3×2」を「0in2×2」に変更してみました。
下の★の黒マス位置が1つ上にずれます。
こうすることにより、

3×4に3を入れ、方向転換の手筋で無理なく黒マスを確定することができました。

続いて今度はホワイトニングで同じことをやってみます。
■に黒マスを入れられると、分断禁で一気に確定に持っていけそうな気配です。
先ほど動かした0の部屋の下の黒マスを1の部屋でホワイトニングして、希望のマスに黒マスを入れてみましょう。
どっちの部屋をいれればよいでしょうか?

はい、こっちですね。
そのまま黒マスをつないで、4in4×3でおしゃれに決める(個人の感想です)展開に誘導できました。

ということで、ここにはどうしても黒マス入れてーなー!というときは、「黒マスの位置を自由に変えられる」0の部屋やホワイトニングなどの白マス手筋を活用していきましょう。