2012年04月10日

ナンスケ制作に役立つこと約50 つづき

ナンスケ制作に役立つこと約50記事の続き。
これだけで終わらせるのもアレだから、続き書きます。

ナンスケの作成は、まず盤面のサイズを決め、そのあとワクを決め、そして数字を入れていきます。
当然、数字を入れていく作業に最も時間がかかるわけですが、その前の「ワク決め」が実はとっても重要なんです。
数字入れに普段より時間がかかるってのは、そもそもワク決め段階でのナンバーの配列が悪い、ってことなんですね。

というわけで今回は、ワク決めをしていく中で役立つことをいろいろ書いていきます。
後半へ行くに従ってマニアックな話になります。

あくまでも私の主観なんで、これが正しいってわけじゃないよ!!!


(1) 盤面は対称形にする
…全サイズ

あたりまえだけど!
対称形に決めてくってことは、黒マスも対称形に入っていくってことですね。


(2) あまり長いケタのナンバーは作らない
…全サイズ

あまりにも長いナンバーは避けましょう。
具体的には、小サイズ(9×9)なら6ケタが限界。
中サイズ(10×12)なら7ケタくらいまでか。
ジャイアント(18×18)は人によりますが、やっぱ8ケタくらいまでに抑えとく方がいいと思ってます。

長いナンバーの欠点は、
・ ぱっと見で数字の列を覚えきれないところ。
  8ケタだと一発で覚えるのは結構苦しいです。
・ 解き筋が大味になってしまうところ。
  特に小サイズだとすぐ埋まってしまいます。
・ 交差する箇所が増えてしまうところ。
  交差箇所が増えると、解くとき考える部分も多くなってしまいます。
  (これについては後述)

などが挙げられます。


(3) 使う数字の種類は4〜5種類くらいにしておくのがよいかもしれない
…全サイズ

ナンスケは0〜9までの10種類の数字が使えますが、このうち4〜5種類くらいを選んで使うのが一番作りやすいです。
少なすぎると問題として成立させるだけで難しいし、多すぎると難しい問題を作るのが至難の技になります。
(先読みから強引に解かれてしまう)
簡単な問題を作るなら、たくさんの数字を使うのもいいんですけどね。

ということを書くと、おがわみのりさんの全種類数字を使う難しいナンスケを思い浮かべる方が多いと思うんですが、あれはみのりさんだからできるのであって、まああの人はナンスケ界の神いわゆるゴッドなんですね。


(4) 黒マスは盤面の中央から入れていく
…全サイズ

端から黒マスを入れてしまうと、中央の処理がけっこう難しくなります。
中央から入れ始めて、最後に四隅が残るように入れていくほうが、たぶんよいです。
四隅を残すことで、各ケタのナンバーの個数の調整にも役立ちます(後述)。

ちなみに、小サイズ(9×9)の場合は中央の1マスに黒マスを入れるか入れないか、中サイズ以上の場合は中央の2×2の4マスを市松模様にするか黒ベタにするか、の二択があります。
感覚的には小サイズなら中央1マスは白マス、中サイズ以上の中央4マスは市松模様にしたほうが作りやすいです。
(くわしくは後述)

(5) あるエリアが他のエリアと大きく分断されないようにする
…全サイズ

たとえば小サイズ(9×9)を作る際、盤面が左右とか上下で大きく分断されてしまうことがあります。
具体的には、両パーツをくっつけてるのが1組(対称なので2種)のナンバーだけで、それ以外は各エリアだけでナンバーが交差している状態。
大きいサイズでも同様で、ある一部分が他エリアと隔絶された僻地になってしまうことがあります。
こうなると問題を作っていく際、この一部分だけ最後まで残ってしまうことが多いです。
なるべく避けましょう。


(6) 各ナンバーの交差する箇所は4ヶ所以内に抑える
…中サイズ、ジャイアント

具体的には、たとえば7ケタナンバーで、

こういうのはやめよう!ってことです。
こういうのがあると、

・ 解く人が迷う
  埋まったあと、6個の分かれ道がある状態。
  次にどこをチェックすればいいのか迷ってしまいます。
・ 先読みのリスクが増える
  分かれ道が多いということは、先読みで解かれてしまう危険性も高いんです。
  想定していないところからパタパタと解かれてしまいます。
特にケタ数の大きいナンバーは、交差する箇所が増えすぎないよう気をつけましょう。

とここまで書いて、おがわみのりさんって、けっこうたくさん交差させてね?と思う方も多いでしょう。
そうなんです、おがわみのりさんは、かなり交差させてます。
でも先読みで強引に解こうとしたりできないですよね。
そう、やっぱりナンスケ界の神いわゆるゴッドなんですね。


(7) 各ケタのナンバーが一ヶ所に固まらないようにする
…全サイズ

5ケタが5ケタ同士で激しく交差し合ったりとか。
よくあります。
作るの大変になるんでやめましょう。
入口を盤面全体に分散させる意味でも重要です。


(8) 奇数ケタナンバーの偶数ケタ目をなるべく交差させる
…全サイズ

これ重要です!超重要!
テストに出るから覚えておくように!
具体的には、3ケタの真ん中、5ケタの2ケタ目と4ケタ目とかですね。
ここは意識的に、他のナンバーと交差させるようにしましょう。
これをやることで、ハタンの確率がグッと下がるとともに、制作にかかる手間も減ります。
この状況を作りやすくするため、各ナンバーの先端の数字を袋小路にして交差させなくする(偶数ケタが交差しやすい状況を作る)のがプチテクニックだったりします。
なんで奇数ケタ?ってのは、偶数ケタナンバーは対称形の片方が別のケタと交差するから考えなくていいんだぜ、ということです。


(9) 2ヶ所交差ナンバーを連続させない
…全サイズ

これも重要です。
2ヶ所だけで交差させるような箇所が連続すると、問題として成立させるのが非常に難しくなります。
これは避けましょう。


(10) 3ケタナンバーの数はなるべく減らす
…小サイズ、中サイズ

3ケタナンバーは意識せずとも自然と個数が増えます。
しかも前述(8)の偶数ケタ目が交差しにくいので、多ければ多いほど制作が苦しくなります。


(11) 4ケタナンバーの数にも気を付けたりする
…中サイズ、ジャイアント

黒マスの入れ方によっては、4ケタもいきなり個数が多くなります。
2×2の黒ベタが要注意。
増えたからって3ケタほど制作に苦しむわけではないけど、一応気に留めておくといいです。


(12) 1ヶ所だけの交差は、なるべく減らしたいけどあんま考えなくてもいい
…全サイズ

たとえば3ケタで真ん中の2ケタ目しか交差しません、とか。
なるべく減らしたいところですが、この後数字を入れていくと、そういうナンバーが実は良い味を出したりするので、一概に悪とも言えません。
まー、増えすぎると大変なんだけど。


(13) 各ケタの改行の位置に気を付けたりする
…全サイズ

だんだんマニアックになってきました。
たとえばジャイアントだと、各ケタ14個以上になると改行され、二行表示になります。
作っているときは綺麗な数字の並びでも、いざ掲載されてみたら改行されて台無し、とかよくあるんです。
並びだけの問題ならいいんですが、改行されることで視点が外れ、いきなり難易度が上がってしまうことがあります。
たとえばジャイアントで、あるケタが14個あって、7番目と8番目に表示される数字に着目した展開を使う場合。
改行されることで、その2つの数字は隣り同士ではなくなってしまいます。

ちなみに小サイズや中サイズの場合は、デザインの都合でどこで改行されるかわかりません。
とりあえず、個数が多いケタは真ん中で改行される可能性高いよ、ってのだけ頭にいれておくといいかも知れません。


(14) 各ケタのナンバーの個数を調整する
…全サイズ

たとえば、全ケタがナンバー8個ずつだぜヒャッハー、みたいな趣向を入れたい場合。
当然適当に黒マス入れていってもそうならないんですが、いろいろ調整法があります。

一番やりやすいのは、盤面端での調整。
中央から黒マスを入れていって、端4ヶ所が残った段階で現時点での各ケタの個数確認。
少ないケタを優先的に入れる形で端の4ヶ所を組んで調整できます。

その他のやり方としては、各ケタのナンバーに袋小路配置を設けておく方法。
たとえばどこかの5ケタの1ケタ目とかを袋小路にしておけば、そこを塗りつぶすことで4ケタに下げることができます。

3ケタが増えすぎちゃった場合は、単純に2ケタ目を塗りつぶしてしまうのが手っ取り早いです。
そんな感じで各ケタの個数の調整方法はいろいろあります。


ワク決め段階では、だいたいそんなところ?
50個まであと36個か!むりだなこれ!
ていうか(3)ワク決めに関係ないじゃん!まあいいや!
posted by 半袖 at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) | パズル
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