2018年07月10日

とことんスリザーリンク、ニコリ163号オモパ

こんにちわ。半袖です。

本日7月10日は「とことんスリザーリンク3」の発売日。



とことんスリザーリンク


半袖作の問題は4問掲載いただきました。ありがとうございます。
むずかしめのスリリンが99問掲載されている本ですが、私の問題はわりと易しめ路線かと。
スリリンは「気がるに」シリーズと合わせて別冊本が各種揃ってきましたね。うらやましーなーへやわけとかスラロームもたまには別冊出してくれねーかなー。


そしてさかのぼること1か月、6月10日は「ニコリ163号」の発売日でした。


ニコリ163号


私の問題はオモパコーナーの猪突猛進が1問掲載しております。
猪突猛進。いいパズルですよね。
いいパズルだなーとおもったんだけど、164号に向けては応援投稿ができませんで。
かわりに163号新作のほうから応援投稿をしてみたのでした。






このツイートの後、ダブルチョコを4問ほど作ってみたのですが、いやー素晴らしいパズルっすよこれは。
遠い昔、「宮城県仙台市」というさかのぶさん原作のオモパがあって、たしかダブルチョコと同じく同形ブロック隣接ルールだった気がするんだけど(細かいルールは忘れてしまった)、その良い部分をしっかり洗練させて落とし込んでるイメージです。
ツイートでも触れてますが盤面を大きくするともっとおもしろくなる気がします。

Twitter上では「ぬりみさき」も人気のようでしたが、こっちは手筋を掘れば掘るほどマニアック路線に傾倒してっちゃいそうな予感が。
そのあたりは164号でどのような展開になるか注目ですね。
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2018年05月25日

パズルBOX13、気がるにスリザーリンク3

こんにちわ。
綾鷹派、半袖です。
お昼休みに更新。(若干オーバーしてるけど)

ちょっと間が空いてしまいましたが、5月10日は「パズルBOX13」の発売日でした。
ニコリのパズル60種類が盛大に載っている本です。


パズルBOX13

半袖作の問題は9問掲載いただきました。
ありがとうございます!
軽くネタバレ気味に振り返ります。

◆ナンスケ1番
定番パターンの1番問題。
2つの6ケタ番号が入口で、最後の最後でその6ケタが確定する、というナンスケ王道路線であります。

◆碁石ひろい1番
やりました!碁石ひろい初掲載!
1番ということで、なんとなーく拾っていけば拾いきれる問題となっております。

◆ひとりにしてくれ1番
こちらも1番。
1番らしく入口を散りばめつつ、次の展開を遠くに飛ばさないよう配慮した感じか。

◆へやわけ1番
またまた1番。
分断禁を主張しすぎぬ程度に入れつつ、3連禁は外向き内向きバランスよく入れている感じでしょうか。

◆やじさんかずさん1番
さらに続いて1番。
この問題は1番にしてはわりと難易度を頑張っている(難しくしてる)問題でしょうか。
分断禁でガシガシ固めていくのがやじかずの醍醐味ですね。

◆等高線3番
等高線ひさびさ復活!めでたい!
このパズルは吊り橋ルールが肝なのですが、吊り橋なんだからちょっと高低差出したほうがいいんじゃね、ということで長い吊り橋を1本。
こうすると高さ差2以上の低い地形を通せて、だいぶ吊り橋らしい見た目になります。

◆ヤジリン2番
らくらく問題ですが長めの小ループ禁が入って、若干おてごろ寄りといった感じか。

◆アイスバーン2番
入口側ラインと出口側ラインを少しずつ進めて、真ん中で合流させる問題。
入口一気駆け抜け型の1番と対比になっている感じでしょうか。

◆スラローム1番
1番だけど、若干のタメを入れている感じか。
スラロームのらくらくはこれくらいがよいバランスのような気がします。


そして4月には「気がるにスリザーリンク3」も発売されておりました。


気がるにスリザーリンク3
やさしめの問題中心に3問掲載いただきました。
全体的にも難易度低めの紙面構成になっていると思われますので、初めての方もとっつきやすいのではないかと思われます。
本屋さんで見かけたらぜひぜひ手に取ってみてください。
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2018年04月27日

フィルオミノの「吸い込み」をPRするトピック

こんにちわ。
まだまだパーカー、半袖です。

ひさびさにフィルオミノの記事を書きましょう。
調べてみたら7年ぶりです。
フィルオミノに関する古典を紐解く
巨匠・ももてれう氏のフィルオミノへの思いを紹介しつつ、わたくしの見解はなにも入れずに投げっ放しジャーマンした記事ですね。
今回はわたくしのフィルオミノへの思いをしっかり入れ込んだ記事にしましょう。

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ということでみなさん。
フィルオミノの手筋と言えば、なにを思い出しますでしょうか。


A「ハイッ!僕は『発生』が好きです。すっげー大きい数字が最後に出てくるやつ!」


―― うむ。他にありますか。


B「はいはいはい!私は数字のかたまりから数字が押し出されるアレ!アレが好きです!」


―― うむ。他に。


半袖「はい。先生、俺は『吸い込み』が好きですね。」


―― うむっ!半袖君、『吸い込み』か!相変わらず君はセンスがいいな!
   これからもフィルオミノ作りに精進するように。


半袖「ありがとうございます。がんばります。」


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『吸い込み』とは。
まーみなさん、ご存知ですよね。

エェーーーーーーーーー!知らないですってぇえええええええ!

わかりました。
ご説明しましょう。
これでアナタも、吸い込みの魅力に "吸い込まれちゃう" かもっ・・・!?



















1年前に吸い込みに関することをtwitterに書いていたので、それを転載させていただきました。
1がダメ、2がダメ、3がダメ、・・・と数字の入らない空白マスが伸びてきたところへ、数字がどどっと侵入していく手筋です。

『吸い込み』と『発生』は手筋として対の関係にあり、数字の入らない空白マスを「侵入できる数字で止める」のが『吸い込み』、「侵入できない数字で止める」のが『発生』です。
(この説明で伝わるのか?)

発生は大きな数字を突然発生させることができるのが魅力ですが、吸い込みはそれができません。
代わりに、吸い込ませた数字を別の数字と弾かせて、次の展開へバトンを渡すことができるのが魅力です。
ニコリ162号に掲載いただきましたスーパージャイアントもそんな感じの問題なので、よろしかったら解いてみてください。


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―― ということだ。みんな、わかったかな。


A「ハイッ先生!僕も発生ばかりに頼らずに、吸い込みができる場面も考えるようにします!」


―― うむっ!いつもと違ったフィルオミノが作れるかもな!


B「数字のかたまりから数字が押し出されるアレとの相性もよさそう!」


―― うむっ!いい着眼点だ!


半袖「発生の連発でゴリゴリやる問題なんて、俺がぶっとばしてやりますよ!」


―― おいおい!他の手筋の悪口はやめとけよ!
   はい、号令!


一同起立!

礼!

(大きく息を吸い込んで)ありがとうございましたーっ!
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2018年03月10日

ニコリ162号

こんにちわ。
まだパーカー、半袖です。

今月はニコリ本誌(162号)の発売月。本日ですね。

パズル通信ニコリ162号


半袖作は4問掲載いただきました。
ヤッター!ありがとうございます。


◆ホタルビーム 1番

今号はオモパコーナー特集ということで、このブログでも何度か取り上げておりますホタルビームが久々の掲載。
私は1番を担当しました。1番らしい1番な問題かと思います。

そしてなんと今回とじこみに、原作者さかのぶさんのスーパージャイアントも掲載されております。
果たして信濃川理論湾岸道路定跡は登場するのでしょうか!?
まー、私はもう解いてしまったんですが。いやーすごい問題でしたよ。

ホタルビームは5月に出るパズルBOXにも、ラインナップに入ってくるような気がします。
人気復興なりますでしょうか。


◆線を引く 1番と2番

そしてさらにオモパ特集からもう1種、線を引くでございます。
6×6、8×8のそれぞれ簡単なほうを1問ずつ掲載いただきました。
よかった、問題として成立していた。ホッとしてます。

この線を引くというパズルはですね、ルールを読んでみて、そんじゃーとりあえず解いてみっか、と線を引こうとするわけですが、まーなかなか引けないわけです。
んで、入口とかあんのこれ?と思い悩み、いやあんまりここに書いてしまうとネタバレになってしまうのですけど、そんなこんなでどんな問題を作るのがよいのか丸1日検討してしまいました。
ちょっと考えると突破口が開けるかもしれません。


◆フィルオミノ スーパージャイアント

ヤッター!ボツらなくてよかった!!
ひさびさに大きいものを載せていただきました。

内容としましては、フィルオミノSGは初制作だったのでとりあえずやりたいようにやってみた感じでしょうか。
実は先月、作家新年会で某社員の方よりこの問題に関するするどいご意見をいただき。
解いていただいた皆様におかれましても、するどいご感想を持たれるかもしれませんが、そのあたりの話はもう少し日を置いてからにしましょうか。
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2018年02月28日

バッグについて語ります。

こんにちわ。
オワコンオモパ評論家、半袖です。

本日はバッグについて語ります。
なぜか。
最近問題作ってみて、おもしろかったからである。


バッグとは。

バッグ

1. 点線の上にタテヨコに線を引き、全体で1つの輪っかを作りましょう。
2. 盤面の数字は、その数字から上下左右4方向にまっすぐ進んで、輪っかの線にたどりつくまでの、その数字を含めてのマスの合計を表します。
3. 盤面の数字は、すべて輪っかの内側に入るようにします。
4. 線を交差させたり、枝分かれさせたりしてはいけません。






ルールと例題を転載させていただきました。
数字をループ(バッグ)の中に入れていく感じのパズルですね。


原作は・・・ゲサク氏・・・?
だった気がする。
そして最初に登場したときは「BAG」とアルファベット表記だった?ような気が・・・

と、当時の記憶がうろ覚えであります。


やさしい入口について。
数字はタテヨコに伸びる枠内マスの数を表すので、ほぼ同ルールの黒どこと重なる手筋がいくつかあります。


例:2つ続きの数字のどちらかに「2」


例:「19」


例題作ってみました。

ぱずぷれで解く。

いかがでしょうか。
自分で作っておきながら、「らくらくでもなくね?」という印象をまず受けてしまいます。
精いっぱいらくらくに作っているつもりなんですけどね。
私のテクがないだけだわねー。

と、放り出してもいけないのでもう少し考察。

先ほど、黒どこと重なる手筋が多い、と申し上げました。
そこで、上記の例題を黒どこ風に変えるとどうか、と思い立って作ったのが下の問題です。


ぱずぷれで解く。


うーん、やはり黒どこだとらくらくなんですよね。
この違いはいったい何なのか、というところですが、いろいろ考えましたがよく分かりません。
ただ単にバッグは解き慣れていないから、というのはもちろんありそうです。

もう少し踏み込むと、現状のニコリに載っているループ系パズルはマスの中央に線を通すパズルが主流で(スリザーリンクがむしろ異端なのです)、しかもバッグは数字のヒントが線ではなく領域の面積を表している、というところが原因な気がします。
マスの内外判定をしつつ、線も引いていかないといけないのですよね。

この共同作業が必要なあたりは、黒マス埋めつつループを作るヤジリンなんかとも共通する部分なのですが、ヤジリンと比べると直感でバシバシ進められない印象です。
このへんのもどかしさが、レギュラー化まで至らなかった要因でしょうか。

最後に上級手筋のご紹介。

ループ系パズル特有の小ループ禁はバッグでも流用できます。
これも検討してみると、内外判定が絡んできたりしてなかなか複雑です。
地味なので本トピックでは省略。

それ以外のアプローチでは、黒どこ同様に数字を連続して並べる配置から内側マスを確定させていく手筋があります。



こんな感じの。
黒どこ上級問題の定番手筋ですね。

バッグでこれをやる場合、数字に大小差をつけるのでなく、あえて同じ数字にしてみる、という手法もあります。



オモパ界の先人たちはこのあたりの独特な解き味に、バッグの未来を見たのでしょうか。


で、記事を書きながらもういっこ思いつきました。
横に並べるのではなく、四角形に並べてみるとどうか。



思いついただけで検証してないですが、なかなかおもしろげな展開を誘発できそうな気がします。
ジャイアントとか大きなサイズで入れてみたいですね。



最後に、バッグのテーマソングを制作してみました。


バッグ     作詞作曲:半袖

プラダのバッグがほしいの?
そんな君の願いをかなえるため
鉛筆を持って 街へ出て
恥ずかしながらも点線盤面を行ったり来たり

(RAPパート)
Yo! 俺は東京生まれループ系育ち
黒どことかと大体友達
スリリンとかと大体同じ 内外判定してきたこの手筋

※I got BAG. I got BAG. I got beautiful roops.
 なんちゃらかんちゃら〜

(※繰り返し)
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2018年02月13日

湾岸道路定跡の解説

「湾岸道路定跡ってなんなんですか!」

そんな声が届いているわけではないですが、心の声は私に届いています。
わかりました、解説しましょう。

湾岸道路定跡の説明をするには、まずホタルビームの説明をしなければなりません。
が、そのへんの話は8年前の記事(信濃川理論の解説)で触れたのでそちらをご参照ください。
この記事で最後にちょこっと取り上げているのが、湾岸道路定跡です。

ニコリ公式にもリンク。こんなパズルです。


で、湾岸道路定跡です。湾岸道路な。東京湾岸道路。
「東京湾岸道路」と「ホタルビーム」。

・・・そう、みなさんもうお分かりですね!
声をそろえて叫んでみよう!
(せーのっ)



\国道357号線!/



皆さん想像してみてください。

世の中に生息するゲンジボタルには、ホタル同士にしか見えない「番号」が背中に刻まれていた。
そしてその番号が、「3」と「5」と「7」だけだとしたら。



おやおや?
みなさん見てください!

ホタルたちが発光し合って、お互いの体を光で照らしているみたいです!
・・・なるほどなるほど、「3」のホタルの光は、空中で3回の90度屈曲をして、ほかのホタルを照らしてあげてるんですね。



ん?
んあー!?たいへんだーーーー!
みなさん上の画像を見てください!

このままではホタルの「頭上」と「真下」しか照らせません。
これでは目の前の視界がないホタルたちがぶつかり合ってしまう・・・
どうしよう・・・大変なことになった・・・







アァッ!
みなさん見てください!!
「2」のホタルが飛んできましたよ!!!!!!!



ワアッ!生命の神秘だ!!!
「2」のホタルの光が、上にいた「3」のホタルの視界を明るく照らしています!!!

・・・よかった、これでみんな、明るく暮らせるね。

こうしてホタルの里は、これからもいろんな数字のホタルたちが互いを照らし合いながら、夏の夜を楽しく飛び回るのでした。


めでたしめでたし


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結論:湾岸道路定跡とは。

・奇数数字のホタルは黒点の方向から90度曲がってつながる。
・偶数数字のホタルは黒点の方向と同じか180度逆方向につながる。
・これを使ったマニアックな手筋が、ないこともないかもしれないが。
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2018年01月19日

続・その昔、LITSというパズルがあった。

こんにちわ。
半袖5枚重ね着、体の一部がホットホット半袖です。

前回の記事の続きを書きますよ。ついに。
結論とかそういうのはまあ、書きながら考えていこうぜ。


前回の盤面です。
未確定灰色マスは残り10マス。2ピース入れたいですね。

10マスに2ピース入れるというのはどういうことかというと、8マスが黒マス。2マスが白マス。ということになります。これって実はなかなかなギッシリ具合でして、こういう場合は、ブロックをどう分けるかを考えるより、黒マスがどこに埋まるかを考えるほうがよいです。
まず適当に4マス入れてみましょう。


はいダメー


はいダメー


・・・おぉっ!?


やったぜ!

ということで、たぶんこのマスの残り方はこの形の黒マス8マスしか入らないっぽいです。
あとはこの黒マスを確定させるためのエリア分けを考えましょう。

エリア分けの方法も、実はこの残り方だと2パターンしかありません。
つまり「I」を先に決めるか、「L」を先に決めるか、ということですね。

【「I」が先】

「I」を先に決めると、残りの灰色マス5つがPのような形に残ります。
ここの確定は下のブロックで出てきた、「S」がダメ、「T」もだめ、じゃー「L」だ!が再度登場する形でのフィニッシュとなります。

【「L」が先】

「L」を先に決めると、残りの灰色マス5つが小文字のyのような形に残ります。
これもLITS中級手筋、空白5マスブロックの派生展開。
「T」はダメ、「L」もダメ、じゃー「I」だね、と決まるわけですね。

どっちを採用するかは好みですけど、今回は空白5マスのバリエーションを増やすためにも、後者にしましょう。

ということで完成図。

→ぱずぷれで解く

うむ、LITSらしさが出たよい問題に仕上がったのではないでしょうか。

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と、ここまで読んでいただいたLITSファンのアナタ。
何か心の奥底に溜まった、モヤモヤ的なものを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか・・・

・・・そうです!ルール3の、「ひとつながりルール」です。

(ニコリ公式より引用)
1. 太線で区切られた部分(ブロック)それぞれに、黒マスがタテヨコに4つつながってできたピース(テトロミノといいます)を1つずつ配置しましょう。
2. 回転あるいは裏返しをして同じ形になるテトロミノどうしが辺を共有するようにしてはいけません。
3. すべての黒マスはタテヨコにひとつながりになっていなければなりません。
4. 黒マスを2×2以上のカタマリにしてはいけません。


いま作った例題は、黒マスひとつながりの条件は達しているものの、ひとつながりルールを使って意識的に盤面のマスを埋めたぜ、という手筋は一度も現れませんでした。
ひとつながりルールを意識的に使った手筋、とはどういうものかと言いますと。
例題を作るのは面倒くさいので、スペシャリストの知恵を借りてしまうぜ。




ということでLITSといえばこの人、帆立さんが前回の記事を受けて上げてくれた問題であります。
ひとつながりルールを活用することで、LITSというパズルはこんなにも毛色の違う問題に変貌するわけですね。

だがしかし!
私は敢えてここで声を大にして言いたい。
いや、LITS警察からの反発が怖いから中の小くらいか。
LITSを日の目の当たらないパズルにさせたのは、この「ひとつながりルール」が要因なのではないかと。

このひとつながりルールというのは、他の塗り塗り系パズル同様、盤面へ知的に黒マスを埋めさせるファクターではあるものの、ことLITSに関してはあまり向いていないのではないか?という気が個人的にはするのです。

帆立さんの問題のような、最初からひとつながりルールをメインで使って白マスを多めに使っていく問題なら快適に解けるのですが、今回作った例題のような、ルール2の同型ピース共有禁をメインにした問題の場合、どうしてもひとつながりルールとの相性が悪いのです。盤面がどこも進まなくなって、「あーここはひとつながりだから黒マスかー」的な感じの。

実際レギュラー化したあとのLITSは、黒マス多めのルール2を多用する問題と、白マス多めのルール3を多用する問題に二分割されてしまった印象があります。
ペンシルパズルにとって手筋の多さは武器のひとつではあるものの、多すぎてもそれはそれで初心者離れを起こしてしまう要因にもなると思うんですよね。とは言え、今回の例題に使った同型ピース共有禁が初心者にわかりやすいルールかというと、やはりそんなはずもなく。
そういった歯がゆさを放ち続けながら、LITSというパズルは次第にフェードアウトしていった印象です。

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あー、やっぱこういう記事書くとLITS警察の者どもの反論を呼び起こしそうな気がするなぁ。
まーあれだ、LITSを語る機会も普段そんなにないし、たまにはいいんじゃねーの、っていうこところだ。
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2018年01月15日

パズル・ザ・ジャイアントvol.31発売

こんにちわ。半袖です。

さて、本日の日付は1月15日。
今年も「パズル・ザ・ジャイアント」が発売となりました。


パズル・ザ・ジャイアントVol.31

私は昨年と同じく、ぬりかべとスラロームを担当させていただきました。
と、ここまでの文章は昨年の記事のコピペだったりします。
こっから今年バージョン。

◆ぬりかべ(1番)
昨年の反省(むずかしい問題を作ったら4人ともむずかしい問題になってしまった)を踏まえまして、今年はかなり難易度を落とした問題にしてみました。部分的にたいへんなところもあるけど、基本的にはサクサク埋まっていく問題ではないかとおもわれます。

◆スラローム(1番)
こっちもガッツリとやさしい問題にしてみました。熟練者は一筆書きで解けてしまうかもしれません。
テーマは障害物競走。網をくぐったりハードルを飛び越えたりぐるぐるバットをする感じであります。

編集後記で(溝)さんが「今号は全体的に難しめ」とコメントされていますが、ぬりかべとスラロームに関してはたしかに難しい。ジャイアントは全体で難易度に幅が作れていれば、1問1問はこれくらい難しくてもいい気がするので、私は今後もやさしいほう担当でがんばっていきたいなーというところです。
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2017年12月11日

ニコリ161号、ニコリのペンパ2018

こんにちわ。
暦の上ではディセンバー、半袖です。じぇじぇじぇ!

12月の新刊、「ニコリ161号」が発売となりました。

ニコリ161号

半袖作は2問掲載いただきました。ありがとうございます。

◆ましゅ1番
159号に続きましゅ1番連続掲載。うれしい!
入れなくてもよい白丸をわりと入れているのですが、このあたりのさじ加減は今後も研究課題であります。

◆ひとりにしてくれ2番
ひさびさのひとくれ採用。いつ以来なのでしょう。
むずかしい手筋はないけど、方向転換の複数配置でやや難易度アップなかんじでしょうか。


そして11月発売の「ニコリのペンパ2018」にもひっそり2問掲載しております。

ニコリのペンパ2018


◆ヤジリン5番
らくらく問題6問のうちの5問目。
右辺の線の運びがやや難易度を上げている感じか。

◆へやわけ27番


たぶんこのツイートの問題がこれだった気がする。
左端の3in3×3も当時流行っていた手筋。たまに使うと新鮮な気持ちでよいですな。
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2017年11月22日

その昔、LITSというパズルがあった。

ありましたね。
いや、今もあります。みんなの心の中に。

◆ LITSのルール

LITSの遊び方、ルール、解き方 | WEBニコリ
※転載させていただきます。


1. 太線で区切られた部分(ブロック)それぞれに、黒マスがタテヨコに4つつながってできたピース(テトロミノといいます)を1つずつ配置しましょう。
2. 回転あるいは裏返しをして同じ形になるテトロミノどうしが辺を共有するようにしてはいけません。
3. すべての黒マスはタテヨコにひとつながりになっていなければなりません。
4. 黒マスを2×2以上のカタマリにしてはいけません。


ルール1から4のうち、肝になるのはやはり2番。
同じテトロミノが辺を共有しない、というのは、パズルの奥深さ的なものを上げつつも、パズル初心者への敷居も上げてしまっている面もあるでしょう。


◆ LITSの人気と衰退

そもそも人気あった時期あったっけ?というツッコミは抜きにして、LITSに関するこれまでの経緯を。

初出はニコリ104号。(今から13年前)
作者は稲葉直貴さん。twitter: puz_lab
稲葉さん発案ということで、「パズラー(というパズル雑誌に載っているパズル)っぽい」という声が当時のネットの掲示板ではよく挙がっていましたね。
ちなみに初出のパズル名は「ヌルオミノ」でした。このへんはニコリっぽい。

登場当初は、そこそこ人気があったように記憶してます。
本誌にスーパージャイアントが載ったりとか、普通にレギュラー格の扱いを受けていました。

風向きが変わったのは「のりのり」登場後あたりからでしょうか。

のりのりの遊び方、ルール、解き方 | WEBニコリ


のりのりというパズルは、ルールをよく読むと実はほぼ「2マス版のLITS」なのですよね。
のりのりは分断禁ルールも取り除かれており、そのサクサクな解き味から多くの読者の支持を集めました。

作り手の皆さんもそれは同様で、さーて今日はLITS作るか、のりのり作るか、まーとりあえずのりのり行っとく?的なノリで、作るのが大変なLITSは次第に投稿数が減少していきます。
(このへんは私の憶測)

さらにのりのりと同時期に誕生したオモパ界のスーパールーキー・シャカシャカなんかの台頭もあり、勢いのあるパズルに押された恰好でLITSはスタメン落ち(本誌掲載なし)の回数が多くなってきました。

そして今では本誌はおろか、ニコリのペンパシリーズをはじめとする別冊でもLITSは掲載されないパズルになってしまいました。
今でも根強く投稿してる作家さんとかいるんですかね。
私の周囲ではそういう雰囲気さえない気がするよ。


◆ とりあえず作ってみる

せっかくLITSの記事を書くので、1問作ってみたいと思います。
もうこのブログでLITSの話をすることは今後ないかもしれませんし...
ちなみに私、LITSを作るのはおそらく5年ぶりくらいです。
でもあれじゃない?ここ見てるパズル作家のみんなもそれくらいっしょ?

8×8で行ってみます。一発勝負。


とりあえず入口を3つ入れてみました。
面積4のピースがそのまま入口になります。
テトロミノの種類は全部で4つあり、それぞれ「L」「I」「T」「S」の形をしています。

ってほら、このへんの前段階の説明でもういきなり、初心者排除感あるよね。


各入口をもうちょい進めてみました。
2×2カタマリ禁を使って、ピースを3つ追加で挿入。
ここまでまだ初心者手筋ですかね。
ちょっと中級手筋も入れてみましょう。


中央に空白5マスのL型ブロックを入れてみました。
ここは「L」が入るか「I」が入るかのどちらかですが、「L」は左側の隣接ブロックに既にピースが入っているため、ここは「I」が入ります。

...っと、ハイ出ました。
私がLITSを作っているとしばしば直面する歯がゆいポイント。


この空間ね。
ここは黒マスを入れるとハタンしてしまうので白マス確定なのですが、試行錯誤感があってとても歯がゆい。これを作意解の流れに入れたくないんだけど、LITSではしばしばこういう無駄マスが発生してしまいます。
うまい人はこういうものを回避しながら先読みして作っていくと思うのですが、こういった作ってて歯がゆい展開が他にも多く発生するところが、LITSの作り手人気低迷に繋がってしまっていると思います。

今回は歯がゆさを押し殺して、白マス確定で進めてしまいましょう。


やや(というかだいぶ)進んで上図。
なんとなく先読みを入れて、空白5マスのブロックをさらに2つ追加しました。
空白5マスブロックはLITS中級手筋の醍醐味。
右の画像のような感じで、のTみたいな空白(@)は真ん中の2マスが黒マスに確定。
どこをどう4マス埋めてもこの2マスは黒マスが通りますので。
Pみたいな空白は出っ張っている2マス(A)が黒マスに確定します。
これは出っ張っているマスを白マスにしてしまうと、残りの空白が2×2に固まってしまうためです。

うーん、やっぱ説明が初心者向きではない。
まーそういうパズルなんですよね。


左側のブロックはBが2×2カタマリ禁で白マスになるため、残りのマスが「L」型で確定します。
右側ブロックは残りの空白3マスのうち2マスが黒マスになり、「L」「T」「S」のいずれかのピースに確定するのですが、「L」「S」で入れるといずれも周辺のブロックと隣接してしまいますよね。ということで「T」で入りました。

この説明でわかるのか?
まーしょうがない。そういうパズルなんです!


ここまで来ました。
残りの空白マス数から考えて、ピースはあと2つか。
LITSは問題として成立させるための最後の収束がとても難しいパズルでして、最後の1つのピースの埋め方がとても無理やりになってしまったりするパターンがよくあります。

ということで、ここからは慎重にいきたいところですが...
ちょっと進めてみたら、まだまだいろいろ候補手がありそうな局面なのでいったんここで締めましょうか。

次回!半袖はLITSを完成させることができるのか!?
まさかのハタンの連続!?そして半袖が導き出した答えとは!?

→続き
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2017年09月15日

ニコリ160号、まるごとパズルヤジリン

こんにちわ。
りんごだ!赤い!美味しそう!半袖です。

9月はニコリの新刊が2冊発売。
半袖作の問題もいくつか掲載しております。

◆ニコリ160号


美術館の中サイズを1題掲載いただきました。
序盤は入口多めにザクザク決めつつ、中盤から終盤は「救出」と数字絡みの中級手筋でだんだん難しくなる感じでしょうか。
美術館はやっぱりこういう王道展開が好きです。

◆まるごとパズルヤジリン


半袖作は5問掲載いただきました。
小さいサイズから大きいサイズまで、基本的には今回も易しめ路線の問題メインで制作してます。
最近の制作傾向として、まず易しめの問題から作り始めて、余力があれば難しい問題も作るぞ、しかし余力はなかったぜ、という決着になることが多く、チャレンジがやや足りないかなと感じます。
やりたいことやったもん勝ち、そうさ100パーセント勇気、的な自由度がまるごとパズルシリーズの良さだと思うので、今後はもう少し踏み込んだ問題も作っていきたいところです。
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2017年09月11日

半袖から中高生パズル作家へメッセージ

ニコリのパズル大好きな中高生のみんな、こんにちわ!
半袖おにいさんです。

みんな、パズルは作ってるかな?
・・・うんうん、いい返事だ!
半袖おにいさんも、みんなに負けないように頑張ってパズルをつくってるよ。

そんなパズル大好きなみんなに、半袖おにいさんから伝えたいことがあります。
それは、「スーパージャイアント」作ろうぜ!ってことだ。

えっ?なぜスーパージャイアントなのかって?
そんなでっかいサイズ作れないよぉー、だぁ?
あぁん?甘ったれんなこのクソガキども!

・・・おっと、すまんすまん。
ついついパズルの話だとアツくなってしまうね。

じゃあ、なんで半袖おにいさんがスーパージャイアント作りを勧めるのか。
説明します。
理由は3つくらいあります。


@お金がすっげーもらえる!
やっぱこれだよね!
サイズがデカいと、コレ(指でお金マーク)もデカい。
パズルを作ってお金をもらって、参考書を買って勉強する。
いい大学に合格して、パズルのサークルに入って・・・
うはー、夢がひろがりんぐだね。
・・・おっと、このフレーズはみんなの世代じゃ伝わらないかな?


A意外と競争率が少ない!
ニコリ本誌には、毎号3〜4問くらいのスーパージャイアントが載ってるよね。
いくつかはニコリ編集部からの依頼作品なんだけど、基本的にこの枠は自由投稿なんだ。
いい問題ができれば、中高生のみんなでも採用されるぞ。
そこで今日は中高生のみんなだけに特別に、過去7年間のSG掲載パズル一覧表をプレゼントするよ。
これを見て、「このパズルが狙い目だ!」を考えてみよう!


B大人には出せない“勢い”を出せる!
スーパージャイアントは“勢い”が大事だ。
アイデアが枯渇気味のおじさんおばさんパズル作家は、この勢いを出すことを最も苦手としている。
(個人差があります)
ベテランの経験値をみんなのパズル熱で吹っ飛ばしてやろうぜ!
さらにおじさんおばさん作家は、仕事とか家庭問題とか将来への不安とか、パズル以外でもいろんな問題と戦っているんだ。
スーパージャイアントを完成まで持ってくだけの気力がなかなか持続しないとも言われているね。
(個人差があります)


以上、半袖おにいさんから中高生のみんなへの提言でした。
質問がある人はいるかな?
・・・うん、じゃあ質問ある人はツイッターとかでもいいので質問してね。

もちろん、半袖おにいさんも中高生のみんなに負けるつもりはない。
将棋界では藤井聡太君がベテラン棋士を次々と破っているけど、パズル界も将棋界と同じく実力勝負の舞台だ。
これからも正々堂々と戦っていくつもりだよ。

ちなみに半袖おにいさんは、次号の本誌締切で某パズルのスーパージャイアントを送った。
これはとっても自信作だから、みんなはこのパズルのSGを送らないほうがいいかもしれない。
うん、送らないほうがいい。
半袖おにいさんのほうが載ってしまうから、このパズルは回避していくのが懸命だ!
いいか!絶対だぞ!
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2017年08月11日

ジャイアント傑作選3&まるごとパズルぬりかべ

こんにちわ。
ランク王国のMCと言えばさわだよね、半袖です。


7月8月とニコリの別冊本が出ました。
半袖作もいくつか掲載いただきました!

パズル・ザ・ジャイアント傑作選3



2001年から2005年に発行された「パズル・ザ・ジャイアント」から厳選された作品を収録した本です。
私の問題はナンスケとましゅが載ってます。


◆ナンスケ2番(パズル・ザ・ジャイアント17号1)

なつかしい!
大学2年のころに作った問題ですね。
この前の号からナンスケを載せていただくことになり、そこから何年かジャイアントのナンスケを作るのですが、その中でもおそらく一番難しく作った問題ではないかと思います。
以前書いたナンスケの記事で触れた「仮留め」という手筋を多用し、最後までナンバーがなかなか確定しないのが特徴。
当時の私の将来への漠然とした不安が投影された問題ですね、うん。


◆ましゅ2番(パズル・ザ・ジャイアント18号2)

これまた懐かしいです。
大学3年のときですね。授業中に作ってました。
そしてこのあとパズル制作過多がたたり留年します。
この問題は、当時気に入っていたいくつかの手筋があって、それを全部入れてしまおう!という思いで作った問題です。
閉鎖空間に線を引っ張ってくる手筋は、そういえば最近忘れていたような気がするので、ちょっと復興させてみようかなと思います。


まるごとパズルぬりかべ



過去のぬりかべペンパ本から厳選された作品が載ってます。
半袖作は68番と96番の2問。

ぬりかべはこれだけの歴史を持ちながら、手筋の流行が変わらないパズルとよく言われますが、そのあたりが実際どうなのよ?というのが体感できる本ではないでしょうか。
懐かしい作家さんのお名前もちらほら。
けすてぃおんさんの発音アクセントは"けす"てぃおんさんだぜ、ということでお会いしたこともないのに勝手にお名前を出して本日は失礼いたします。
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2017年07月12日

続続々・スラロームの長い旗門

こんにちわ。
連日のブログ更新、やる気勢の半袖です。

シリーズ第4回、スラロームの長い旗門について研究していきます。
今回は「そこらめぇ〜><」とか言わない健全な記事です。

1回目(2010年11月)
スラロームの長い旗門
2回目(2012年5月)
続・スラロームの長い旗門
3回目(2015年1月)
続々・スラロームの長い旗門

ここまでのあらすじは上記記事をご参照ください。
前回の記事で「長い旗門を平行に配置する」という話をちょこっとしたので、ここを今回は掘り起こしたいと思います。



前回の記事で載せた画像です。
こいつをどうにかして確定させていく方法はないかしら、というのを考えます。

まずそもそもの話なのですが、スラロームの旗門というのは、旗門内のどこか1マスに線が通ります。
適当ですけどこんな感じですね。



で、どこか1マスに線が通るということは、それ以外のマスは線が通らない、ということです。
こんな感じ。



スラロームの長い旗門を確定させるとき、「線が通らないマスを決める」というのがとても重要な作業なのです。半袖用語的には「壁をつくる」と呼んでいます。(恰好つけるために今作りました)

で、この線が通らないマスを作りやすいのが、今回ご紹介する平行配置です。

具体的に盤面を埋めてみましょう。
すごく芸が無いのですが、旗門を1つ加えて線を発生させました。



こうすると、1の旗門から下に伸びた線は、左側の5の旗門に抜けることができません。
左側に壁ができた1の線はもう、右側の旗門から出るしかなくなったわけですね。



ここから1の線を確定させるために、右側にも壁をつくります。
たとえばこんな感じ。



右側に4の旗門の線を引っ張ってきました。
こうすると、



1の旗門と4の旗門はつなげられないので、1の線がちょこっとだけ下に伸びます。
以下、4の旗門の線が下に伸び続ける限り、1の線も同じように下へ伸びていく、という仕組みができました。


シンプルにこれを繰り返してみましょう。
4の旗門の右側にさらに別の旗門の線を持ってきます。



こんな感じで平行配置の内部に線を通すことで、少しずつ長い旗門が確定されていきます。

ただ、これを繰り返していくだけでは単純にチマチマ盤面が埋まっていくだけなので、あんまりおもしろくありません。
というわけで、旗門を通る場所を確定させてみましょう。



いちばん簡単なのは、もっとも成長している線(この場合だと1の線)の先端に、黒マス(図では青)を入れてしまうことです。
これで図のようにバシッバシッと通る箇所が決まります。

すでに線が通った旗門はその他の場所が壁になるので、



こんな感じでズズッと下に線が伸びます。
この展開が平行配置の定番展開でしょうか。


上記のような展開に、小ループ禁を組み合わせたりとか、逆側の平行旗門から合流する展開をつくってみたりすることで、いろんなバリエーションに派生させることが可能のようです。
パズル・ザ・ジャイアントの依頼問題で3年ほどこの平行配置をやってみましたが、難易度をそれほど上げることなくダイナミックな展開に誘導することが可能なので、わりと有望な手筋かなー、と思っております。
(でも3年やったのでそろそろ飽きてきている)
今年のジャイアントでは4番のいずみすももさんも平行配置の発展型をやられておられますね。

以上、続続々でした。
長い旗門はまだまだ他の手筋も発掘されそうなので、また思いついたら記事にしてみます。
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2017年07月11日

パズル読み物系記事一覧

こんにちわ。半袖です。

当ブログ「続・半袖の隠れ家」の読み物系記事をまとめてみました。
いやー、真面目に真摯にパズルと向き合っている記事ばかりですね。
おヒマなときにご覧くださいませ。

へやわけ
◆今年のへやわけはホワイトニングが流行る!と言い続けて、はや5年
http://hansodehansode.sblo.jp/article/46781718.html
◆ふと思ったへやわけの話
http://hansodehansode.sblo.jp/article/44079890.html
◆へやわけで数字が黒マスになっちゃう問題
http://hansodehansode.sblo.jp/article/41697746.html
◆アド街っぽくパズルを語る 〜へやわけ編〜
http://hansodehansode.sblo.jp/article/56309630.html
◆アド街っぽくパズルを語る 〜へやわけ編〜 の後編
http://hansodehansode.sblo.jp/article/56939712.html
◆ひさびさに書く。へやわけとか
http://hansodehansode.sblo.jp/article/103779837.html
◆外向き3連禁と内向き3連禁とおっぱい
http://hansodehansode.sblo.jp/article/107924472.html
◆続・外向き3連禁と内向き3連禁とおっぱい
http://hansodehansode.sblo.jp/article/176513810.html
◆ニコリ152号のリモネン氏へやわけSGを語る。
http://hansodehansode.sblo.jp/article/174763582.html

スラローム
◆スラロームの長い旗門
http://hansodehansode.sblo.jp/article/41681937.html
◆続・スラロームの長い旗門
http://hansodehansode.sblo.jp/article/55938055.html
◆続々・スラロームの長い旗門
http://hansodehansode.sblo.jp/article/112117279.html
◆続続々・スラロームの長い旗門
http://hansodehansode.sblo.jp/article/180323915.html

ナンスケ
◆ナンスケ制作に役立つこと約50
http://hansodehansode.sblo.jp/article/53887431.html
◆ナンスケ制作に役立つこと約50 つづき
http://hansodehansode.sblo.jp/article/55158606.html
◆ナンスケと私。(真面目な記事)
http://hansodehansode.sblo.jp/article/176344290.html

のりのり
◆のりのりであまりノリノリになれない
http://hansodehansode.sblo.jp/article/42652650.html
◆のりのり殴り書き
http://hansodehansode.sblo.jp/article/47171517.html

LITS
◆その昔、LITSというパズルがあった。
http://hansodehansode.sblo.jp/article/181646178.html
◆続・その昔、LITSというパズルがあった。
http://hansodehansode.sblo.jp/article/182186646.html

ヘルゴルフ
◆ヘルゴルフの話
http://hansodehansode.sblo.jp/article/105793881.html

フィルオミノ
◆フィルオミノに関する古典を紐解く
http://hansodehansode.sblo.jp/article/52533966.html
◆フィルオミノの「吸い込み」をPRするトピック
http://hansodehansode.sblo.jp/article/183095661.html

ひとりにしてくれ
◆ひとりにしてくれの数字埋め
http://hansodehansode.sblo.jp/article/44139537.html

黒どこ
◆そんなことより黒どこの話しようぜ!
http://hansodehansode.sblo.jp/article/53372355.html

ホタルビーム
◆信濃川理論の解説
http://hansodehansode.sblo.jp/article/36245944.html
◆湾岸道路定跡の解説
http://hansodehansode.sblo.jp/article/182406447.html

バッグ
◆バッグについて語ります。
http://hansodehansode.sblo.jp/article/182543637.html

パズル全般
◆クロスワードなどのパズルスレ
http://hansodehansode.sblo.jp/article/43136235.html
◆みつどもえ
http://hansodehansode.sblo.jp/article/49872999.html
◆コンピューターvs人間(パズル制作編)
http://hansodehansode.sblo.jp/article/90207649.html
◆コンピューターvs人間(パズル制作編)その2
http://hansodehansode.sblo.jp/article/90209479.html
◆あのパズルは今? 〜ナンロー編〜
http://hansodehansode.sblo.jp/article/140737264.html
◆あのパズルは今? 〜座談会編〜
http://hansodehansode.sblo.jp/article/178565920.html
◆学生パズル作家を社会人でのパズル界フェードアウトから救う10の方法
http://hansodehansode.sblo.jp/article/174880435.html
◆ニコリ投稿の手引きの手引き
http://hansodehansode.sblo.jp/article/177891722.html
◆このパズルがあぶない!2017
http://hansodehansode.sblo.jp/article/178555942.html
半袖から中高生パズル作家へメッセージ
http://hansodehansode.sblo.jp/article/180965477.html
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2017年06月12日

ニコリ159号

ベッキーだよー、うそだよー、半袖です。

6月10日、ニコリ159号が発売されました。

パズル通信ニコリ vol.159

半袖作の問題は2問掲載されています。

◆ぬりかべ2番
スタンダードならくらく問題。
1番メタセコイヤさんのナナメ配置と対照的な、1マス飛ばし配置です。
この2問が解ければぬりかべ初級者脱出だ、的な感じでしょうか。

◆ましゅ1番
こちらもスタンダードならくらく問題。
ましゅの入口手筋に「だんご三兄弟」というものがあり、うぉーい何人兄弟だよ大家族かよー、的な感じで使うのが好きです。


その他誌面を見渡すと、スラロームが久々に載ってたりしますね。
1年ぶりくらい?
まーでも最近はどのパズルもそれくらいの掲載ペースかねぇ。
みなさん、巻末ハガキの「好きなパズル」欄はスラロームに清き一票おねがいします。

次号はメイロ特集らしい。
7月10日まで投稿を受け付けているようなので、なにかしらの作品はこしらえたいところです。
普段パズルを投稿しない方も、メイロは掲載のチャンス高いと思いますよ。
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2017年04月10日

ニコリ158号、気がるにスリザーリンク

こんにちわ。
平岩紙ちゃんにファブリーズでシュッシュされたい系男子、半袖です。
ぽっかり空いた心のすき間にシュッシュしてほしい。

3月、4月とニコリさんの新刊が出てまして、半袖作もいくつか掲載されております。

◆ニコリ158号

ヤジリンと美術館の小サイズを載せていただきました。

・ヤジリン2番
オーソドックスならくらく問題。
中盤以降に小ループ禁を意識させる展開を多めに入れて、ヤジリンならではの手筋もそこそこ出ているのではないでしょうか。

・美術館4番
こちらも基本に忠実に作ったむずかしめ美術館。
救出手筋を拾って拾って盤面を埋めていく問題。自分の中では難しめ美術館手筋の十数年来のスタンダードであります。

◆気がるにスリザーリンク

今年からスタートしたペンシルパズル本シリーズ。
タイトル通り、気軽に楽しめるサクサク系問題中心に掲載されている本です。
半袖作は4問掲載。4問ともページの始めのほうで登場するやさしめ問題となっております。
スリリンはこれくらいの難易度で作るのが自分に合っているかもしれません。
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2017年02月25日

まるごとパズルフィルオミノ・波及効果

こんにちわ。
性的な用語は村上春樹の小説から学んだ、半袖愛好会団長の半袖です。

発売からだいぶ経ってしまいましたが、「まるごとパズル」シリーズの新刊が2月に出ました。
半袖作も何問か載っております。

まるごとパズルシリーズ
http://www.nikoli.co.jp/ja/publication/number/marugoto/

まるごとパズル フィルオミノ

フィルオミノの新作問題114問が掲載されている本です。
半袖作は5問載ってます。
まだ自分の問題と対向ページの計10問くらいしか解いてないのですが、やっぱりおもしろいですフィルオミノ。
Part3とPart4の2問はわりとストイックに難しく作ったつもりだったのですが、思ってたより前のほうに掲載されてるのですね。けっこう難しい問題も掲載されているのかもしれません。

まるごとパズル 波及効果

こちらは過去のペンパ本シリーズからの厳選編集本。
半袖作は2問載ってます。
波及効果なんて作ってたっけ?と記憶がないくらい前の問題なのですが、これを機にまた作ってみるのも良いかもね、とか適当に書くのはよくないね、という感じでございます。

まもなくニコリ本誌も発売日。
前号全ボツの雪辱なりますでしょうか。

あと最近コメントをいただきました皆さん、返信していなくてすみません。
ケイスケのご指摘をいただいた名無しさんへ。そうなんですよ、ページはあるんですよね。
なのに一覧には載っていない、一体どういうことよ!?と先月の作家新年会の時に抗議しておきましたのでご安心ください。
(そして未だに一覧にないけど)

学生パズル作家を〜記事のぶどうちゃんさん。はじめまして。
ぶどうちゃんさんのWebサイトと掲示板は学生のころromっておりました。
お金に余裕が出てきてしまうと、原稿料で稼ぐぜー的な意気込みはたしかになくなってしまう気がします。
私も学生の頃は貴重な収入源でした。

投稿の手引き〜記事のあるかりさん。こんにちわ。
そういうことでいいみたいです。
編集部の方が円滑に原稿チェックできる体裁になっていればよいのだと思います。
ほかの人の原稿ってなかなか見る機会がないのですけど、皆さんどんな体裁で送っているのかちょっと気になるところですね。
posted by 半袖 at 13:09| Comment(0) | TrackBack(0) | パズル

2017年01月27日

あのパズルは今? 〜座談会編〜


半袖:
こんにちわ。
ノンフィクションパズルドキュメンタリー番組「あのパズルは今?」
レポーターの半袖です。

ニコリ本誌に現在掲載されているレギュラーパズルは、わずか10数種類。
昔は人気を博したあのパズルも、日々進化するオモパ界においては隅に追いやられ、本誌退場や別冊行き、そして最後には掲載終了、などといった厳しい現実をつきつけられているのが現状です。

本番組ではそんな、日の当たらない人生を歩んでいるオモパにスポットを当て、なぜスターダムにのし上がることができなかったのか。そして今は何をしているのか。パズル本人への直撃取材という形でレポートする人気番組です。



前回「第1回ナンロー編」の取材から早1年半。
我々は次なるインタビュー相手となる、“オワコン”オモパを探していた。オワコンという言い方は失礼かもしれないが、オモパ界は完全に実力の世界。人気のない者が淘汰されていくのはこの業界の摂理なのである。

そんな我々取材班のもとに、匿名で1通のメールが舞い込んできた。
「レギュラー掲載を追いやられたあのパズル達が、都内某所で忘年会を開くらしい・・・」
半信半疑ながら我々はメールに書かれた都内のカラオケスナックに足を運んだのであった。。。


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時刻は夜中2時。
都内某所のカラオケスナック「ゴールは5」からは、賑やかな歌声が漏れている。

半袖:
忘年会が行われているのは、このスナックのようです。
それでは中に入ってみます。



パズルの盤面のような正方形の格子状のドアをそっと開け、半袖は店内への侵入を試みた。

「カランコロン・・・」


???:
いらっしゃいませ。




半袖:
こんばんわ。半袖といいます。
こちらで昔のパズルの皆さんが、忘年会をしていると聞いたんですが。


???:
あら、お仲間かしら?
あっちの奥の席で盛り上がっているわよ。



スナックの奥を見やる半袖。
するとそこには、仲良く肩を組みながらカラオケを歌う、あの懐かしいパズルたちの姿があった。




半袖:
突然失礼します。半袖です。
みなさんちょっとお話を伺っても宜しいですか。


ナンスケ:
おぉ!半袖じゃねーか。何しに来た。
まー、とりあえず歌えよ。



それからしばらく私は、彼らと深夜のカラオケを楽しんだ。
現役を退いて大分経つのに、まだまだパワー全開である。


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半袖:
皆さんそろそろよろしいですか。
今日はみなさんに、パズルのことを語っていただきたいんです。


ナンスケ:
おぉ、何でも聞けよ。
最近調子に乗ってる若手パズルのダメ出しすりゃいいんだろ。


半袖:
いえ、今日はそういう感じではなくて・・・


ナンスケ:
まずなー、ぬりめいず。
メイロなんて昔のネタを今さら掘り起こしやがって、いきがってんナー。
アイツは気に食わねぇ。
あとあれだ、ヘル、、、なんっつったっけ?



その後もナンスケ氏の老害パズル論が熱を帯びたが、今回は番組尺の都合上カットさせていただく。


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半袖:
本日は皆さんに、昔のパズルの思い出を語っていただきたく思い、取材にまいりました。
まずは皆さん一人ずつ自己紹介をお願いできませんか。



黒どこ:
黒どこです。この中では一番の若手でしょうか。
タテヨコに伸びる白マスの数を数えて黒マスを埋めていくパズルです。



サムライン:
拙者の名はサムラインでござる。
サムラインという名でござるが、侍とは何も関係ないでござる。



ナンスケ:
おぉ、ナンスケだ。
ルールは、まー視聴者のみんなで知らねーやつはいないわな。笑




ケイスケ:
うっす!ケイスケっす!
名前の由来は、ケイだけスケルトンの略っす!



マックロ:
我が名はマックロ
名前の由来は・・・マッ・・なんとかクロス・・・
・・・なんじゃったかのう。遠い昔のことで思い出せんわい。



カナオレ:
カナオレです。
この中では一番の常識人です。



半袖:
視聴者のみなさんは、もしかすると知らないパズルもあるかもしれません。
自己紹介のところにルールのリンクを貼っておいたので、ご確認ください。


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■ケイスケ「僕はニコリさんに存在を消されたんッス!(泣)…」

カナオレ:
あれ?おかしくないですか?
ケイスケさんの紹介が無いような…


半袖:
そうなんですよ。実は・・・



説明しよう。
下の画像はニコリ社の公式ウェブサイト。
パズルの一覧が載っているページである。



数字のパズル一覧を見てみる。
掲載されているパズルを確認すると・・・



そう、「ケイスケ」の文字は確認できなかった。


カナオレ:
ケイスケさん、レギュラーじゃなかったんですね。笑


ケイスケ:
いやいやちがうっす!バリバリの元レギュラーパズルっす!
僕はニコリさんに存在を消されたんッス!(泣)…!


半袖:
ひどい扱いですね。


マックロ:
我々のような“終わった”パズルの扱いなんてそんなもんじゃ。
時代は、ねくすと・じぇねれーしょんに向かっておる。


ケイスケ:
もういいんス・・・
ボクの遺志は「推理クロス」に受け継いだっす・・・



推理クロスは、現在でもほぼ毎号掲載されている人気パズルだ。
ヒントをもとに盤面へ言葉を入れていくパズルで、他のパズルにはないヒント付けの自由度が魅力である。


ケイスケは推理クロスの元祖ともいうべきパズルで、“推理クロスの父”といっても過言ではない。


ナンスケ:
いや、推理クロスの父は言いすぎじゃねーのww
そんな大したパズルじゃないって。



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■黒どこ「改名して消えてった芸能人みたいなもんです」

半袖:
きょうお集まりいただいたみなさんは大体同学年だと思うんですが、黒どこさんだけちょっと若いですよね。


黒どこ:
そうですね。10歳〜20歳くらい若いです。


ナンスケ:
引退パズル界のホープだよな。
最近もたまーに本誌で載ってるの見かけるし、Webでもそこそこ出題されてる。
まー、俺もなんだけど。笑


半袖:
黒どこさんは、ご自身のことをどう思っていらっしゃいますか?


黒どこ:
独自の手筋も多いし、おもしろいパズルだと自分でも思ってるんですけどね。
まぁ、黒マス分断系はライバルも多いので・・・



黒マス分断系パズルと言えば、ニコリで有名なのは「へやわけ」と「ひとりにしてくれ」だ。
今でも本誌に掲載され続け、ニコリコムでも採用されている人気パズルである。
黒どこはこの2つのパズルとのレギュラー争いに負け、2004年の107号で本誌引退となった。


半袖:
引退から4年後の2008年、それまでの「黒マスはどこだ」という名前から、「黒どこ」に改名されました。
このときの心境はいかがだったんでしょうか?


黒どこ:
そもそも僕自身は、「黒マスはどこだ」って名前が気に入ってたんです。
変えたくなかったんですよ。
改名はアレです、事務所の方針で・・・


一同:(笑)

黒どこ:
芸能人とかで、売れなくなってきて一念発起で改名する人いるじゃないですか。
あれみたいなもんですよ、自分は。笑
今はもうこの名前を受け入れてます。


ナンスケ:
欽ちゃんの番組みたいだよな。
「欽どこ」みたいなwww



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■カナオレ「応援してくれる人がいるから頑張れる」

半袖:
今でもたまに載っているパズルと言えば、カナオレさんもそうですよね。


カナオレ:
はい、ホントたまーにですけど。


半袖:
カナオレは熱狂的なファンが多いですもんね。


カナオレ:
そうですね、まいなすよんさんとか、みのりさんとか。
声優とかアイドルをテーマにした問題をWebに公開してくれてます。
今でも応援してくれる作り手の方がいるのは励みになります。



まいなすよん氏のブログ、「まいなすよんな日々」。
声優をテーマにしたカナオレ作品などが公開されている。
カナオレは言葉のパズルなので、こういったテーマ性を持たせやすいのが他のパズルにはない特色である。


ナンスケ:
声優に、アイドルか。文字通り濃いな。笑
でもみのりさんは俺のことも気にかけてくれるし、今日来てる半袖もそうだ。
一部のファンがいるってことは、パズル文化の継承にもつながる。


ケイスケ:
ボクもぽっつさんがたまに家に遊びに来てくれるッス!


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■サムライン「世界デビュー狙ってます」

半袖:
マックロさんとサムラインさんは、どちらも「計算」をテーマとされてますよね。


ナンスケ:
いまどき計算パズルなんて絶対受け入れられねーよなwww
カックロでさえサクサク路線だもん。


マックロ:
うむ、ナンスケの言う通りじゃ。
我々はまさに時代に取り残されたパズルと言えるのう。


サムライン:
無念でござる・・・



その昔、ニコリのパズルには黒マス系もリンク系もなかった。
カックロをはじめとした「計算系」のパズルや、メイロ、シークワーズ、スケルトンといった昔ながらのパズルしか載っていなかったのだ。
ニコリ社長・鍜治真起氏により発表された「数独」や、読者の投稿により成り立つ“オモパ”文化の始祖と言ってもよい「スリザーリンク」などの誕生により、次第に計算系のパズルは敬遠される方向へ進むこととなる。


黒どこ:
でも「サムライン」って名前はいいですよね。
僕なんかと違ってとっても格好いい。笑


サムライン:
拙者も、我ながら気に入っているでござる。
「侍」の精神を世界に広めていくのが今後の夢でござる。


ナンスケ:
でもニコリ公式の英語名は「SUMLINE」なんだな。
ほら、パズル紹介ページのアドレスが。
台無しじゃんかwwww


サムライン:
今後は「SAMURAING」で売っていくでござる。
現在進行形で縁起もよいでござる。



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■ナンスケ「レギュラーの野郎ども、見とけ」

半袖:
それではそろそろ、放送時間もなくなってきました。
最後に、6人を代表してナンスケさん、何かありますか?


ナンスケ:
えっ?俺に〆させるの?
暴言で終わっちゃうよwww

まーあれだね、今ニコリ本誌にレギュラーで載ってるパズルに言いたいのは、「油断すんな」ってこと。
俺もまさか自分がレギュラーから外れて、別冊にも載らなくなって、最後にゃジャイアントからも解雇される、なんて結末は全く予想してなかったもんね。
ほら、ニコリの巻末ハガキに「好きなパズルはなんですか?」って項目あるじゃん。
あれに名前を書かれなくなったら終わりだってことだよ。
そうならないように、作り手の人はできるだけ問題を作り続けて、本誌に掲載される回数を増やして、解き手の人に気に入ってもらえるようにならなくちゃいけない。
問題を解いてくれる人あってのもんだから、パズルってのは。


カナオレ:
なにシンミリさせようとしてるんだよw


ナンスケ:
あれやっぱおかしいよなこの空気ww
おい!ぬりめいず!ヘルゴルフ!
俺ら6人力合わせればお前らなんてザコだからな!
あーでもLITSを先に蹴落とすほうが現実的かなwww


半袖:
みなさん本日は貴重なお話をありがとうございました。


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あのパズルは今?では、番組で取材してほしいパズルを募集しています。
あなたの思い出エピソードと合わせて半袖までご応募ください。

※この物語はフィクションです。
登場人物は実際のパズルとはあまり関係がありません。

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2017年01月26日

このパズルがあぶない!2017



こんばんわ。半袖です。
毎年恒例「このパズルがあぶない!2017」ノミネートの時間がやってきました。
今年もっとも危ないパズルはなんなのか。カナオレのとなりで肩を組みVサインを出してしまうパズルが現れてしまうのか。
わたくし半袖の考察とともにお送りいたします。

※あぶないパズルとは
現在ニコリ本誌のレギュラーではあるものの、掲載終了が危惧されるパズルのことだ。



◆LITS あぶない度★★★★★


相当にあぶないです。
というか、すでに・・・という可能性も高いですよね。
パズル・ザ・ジャイアントにも最近載っていないですし。
稲葉直貴さんご考案のパズルということで、いわゆるニコリっぽくない?ルールがこのパズルの良さであると思うのですが、そこが敷居の高さにつながってしまっている点も否定できません。
黒マス塗り系ということでライバルも多く、特に数年後に登場した「のりのり」にレギュラーの座を奪われてしまっている印象が強いです。
とはいえ今さらのりのりのような爽やか路線にイメチェンできるとも思えないので、LITSならではのマニアックな方向に進んでいくしか道はないような気がします。
ちなみにニコリ本誌直近6年間(24冊)で3回しか載ってません。
LITSファンの作り手達よ!このままでいいのかー!?


◆ひとりにしてくれ あぶない度★★☆☆☆


いやいや、ひとくれは大丈夫だろー、と思っているアナタ。
その余裕が命取りになる可能性だってあるのです・・・
ニコリで"レギュラー"とされる数字パズルのうち、LITSの次に掲載率が悪いのがひとりにしてくれ(半袖調べ)。
過去6年での掲載回数は6回で、まあ1年に1回は本誌でも見かけているはずなのですが、ここ3年間くらいで著しく掲載回数が減っています。
黒マス分断系パズルとしては「へやわけ」という強力なライバルがおり、見た目的にもキャッチーさが無いのがつらいところ。
かりんさんのようなスペシャリスト的な人が増えてくれば、まだまだ人気は復活すると思うんですけどね。


◆絵が出る系パズル全般 あぶない度★★★☆☆



これだけ解き手需要がある(と思われる)のにニコリ本誌に載らないのは、やっぱり投稿数が少なすぎるのでしょう。
私も最近はさっぱり投稿しておりません。
ステンドグラスの兄貴はすでに故郷で内装業に転職したという未確認情報もあります。未確認情報です。
10×10などの小さいサイズでは、そもそもドット絵のバリエーションがすでに枯渇しているような気もしますね。
17×17くらいを標準サイズにしてしまうのが良いと思うんだけど、それくらいのデカさになると「ドット絵を描く」というパズル制作とは別のセンスも要求されてくるのが作り手泣かせ。
やはり作り手不足問題を解決させないことには掲載数が伸びてこないでしょう。


◆スラローム あぶない度★★★☆☆




前述のひとりにしてくれや波及効果とともに、ニコリ掲載数の下位に低迷するのがスラローム。
波及効果は今年2月の別冊発売が発表されるなど人気再燃の兆候が見られますが、スラロームはここ数年そういった明るい話題が出てきません。
ぬりめいずやヘルゴルフなど新たなレギュラーが誕生した今、ニコリコムにも掲載がないスラロームは割とピンチであるのではないか、というのが私の印象です。
長い旗門やエリア分割的な問題を中心に、まだまだ新しいことができそうなパズルでもあるので、なんとか投稿が増えてほしいなーと願っております。私がスラロームびいきなところもあるんだけど。
ニコリコムに載るようにならねーかなー。


以上、「このパズルがあぶない!2017」でした。
いやーここまで書いときながらアレですが、あまり後ろ向きな意見は言うべきではないよね、と思いつつ、いいやLITSお前はマジで頑張んないと干されるよホント、と警鐘は鳴らし続けていきたいところです。
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