2020年07月13日

パズルBOX14、および半袖おにいさんから若者へのイキり提言

皆さんこんにちわ。半袖です。

7月10日は「パズルBOX14」の発売日でした。


パズルBOX│WEBニコリ


半袖作は11問掲載いただきました。
四角に切れ(中)、ひとりにしてくれ、へやわけ、ホタルビーム、アイスバーン、美術館(中)、LITS(中)、ペンシルズ(中)、ぬりみさき(中)、ミッドループ(中)、ダブルチョコ(中)。中サイズがたくさん採用されたのはうれしいね。

さて私のどうでもいい掲載報告はそこそこに、以下は半袖おにいさんから若者へのイキり提言ということでお付き合いください。


よーし、若者のみんな集合。

3ヶ月前の4月、半袖おにいさん若者のみんなに言いました。
若者よ、パズルBOX(7月発売予定)に投稿しよう」と。

みなさんちゃんと問題投稿したでしょうか。おにいさんの奏でる太鼓の音に合わせてさしがね50問作りましたか?
誌面を見る限り、古いパズルにもけっこう若手作家の方々の名前が見かけられ、おにいさんうれしい限りです。パズルBOXで初めてニコリの本に掲載された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
次の投稿の締め切りは8月末の「ニコリ173号」(12月発売)なので、こっちにもぜひぜひ問題投稿しましょう。

しかしながらおにいさん的に、おい若者よ、もうちょい頑張れたんじゃないか?と不満な部分もいくつかあります。

まずナンスケ。
みのり兄貴、いやぼやかして姉貴の牙城は強靭で崩れませんでしたが、小サイズの掲載枠を勝ち取ったのは若者のみなさんではなく、ヤンマーおにいさんでした。



ヤンマーおにいさんは半袖おにいさんと同年代。若者には負けてらんねーぞ!とナンスケを投稿したにちがいありません。いやどうだろうか。まーそういうことにしておきましょう。
次にナンスケが載る機会が何年後になるかわかりませんが、若者のみなさんはその時に備えてヤンマーおにいさんとみのり兄貴の問題を紙に書き写して、最低100回ずつは解いてくださいね。

そして2軍の中サイズ。
こちらもおにいさんのおすすめとして推薦しましたが、載ったのは半袖おにいさんといわき石川おねえさん(みなさんの夢を壊さぬよう本ブログではお姉さん設定とします)の3種1問ずつでした。この枠も若手の皆さんの活きのいい問題が投稿されてれば、きっとそっちが採用されていたことでしょう。
2軍パズルの中サイズがぽつぽつ送られるようになれば、「おぉっ!ダブルチョコ投稿も増えてきたし1軍昇格しようかな!」とかニコリ編集部も思ってくれるかもしれません。まーぬりみさきは手遅れだったけど。ミッドループもうーんという感じだけど。

そんなところでしょうか。あーあと最多掲載が多分よん兄(まいなすよんさん)だったりとか。この枠には10代の若手が入ってこないとだめだぞ。よん兄が永遠の10代という説もある。

以上、半袖おにいさんから若者へのイキり提言でした。
最後に、みなさんご存知「ニコリ投稿十訓」を唱和します。
みんな当然暗記してるよな。じゃー行くぞ!ご唱和ください!

一!我々ニコリ投稿者は!(我々ニコリ投稿者は!)
日々のパズル制作を怠りません!

一!我々ニコリ投稿者は!(我々ニコリ投稿者は!)
作るだけでなく解くことも怠りません!

一!我々ニコリ投稿者は!(我々ニコリ投稿者は!)
鉛筆、消しゴム、方眼ノートを常日頃持ち歩きます!

・・・

全国各地でこだまする若者たちのニコリ投稿十訓の声。
きっと日本橋浜町のニコリ本社にも届いていることだろう・・・
posted by 半袖 at 19:14| Comment(0) | TrackBack(0) | パズル

2020年06月22日

ニコリ171号、とことんスリリン4

こんにちわ。半袖です。

6月10日は「パズル通信ニコリvol.171」の発売日でした。


パズル通信ニコリ│WEBニコリ


半袖作は「美術館・ザ・スーパージャイアント」を掲載していただきました。やったぜ2号連続SG掲載。
前号のぬりかべはかなりむずかしい問題でしたが、こちらはほっこりした難易度に収まっているのではないかと思われます。

美術館掲載ついでにちょっと書く。
最近気になっている手筋が2つあります。
(171号のSGにはいずれも登場しません)



この2つを急によく見るようになった気がするのだけど、どうでしょう。
3のほうは美術館誕生当初から浮上しては消えていた上級手筋で、こんどこそ定着なるかどうか。
1のほうはパズル・ザ・ジャイアントで複数の作家が相次いで採用していて、もしやして作家チームで結託してこれを流行らせようと企んでんじゃね?とか思っちゃうがきっとそんなことはない。

潮流としては「スマニコリ」で封印されし上級手筋が解放されつつある、というところがあるとおもいます。けっこうがんばっちゃってるよねスマニコリの問題。10×18までしか出題しないので、そういう感じになるのでしょう。
ニコリ本誌にも中サイズの2問目狙いとかでむずかしい問題を投稿してみるのもよいかもしれません。


それと2ヶ月前の4月10日は「とことんスリザーリンク4」の発売でした。


とことん│WEBニコリ


こちらにもたしか2問くらい掲載いただきました。
むずかしめのスリリン作るのむずかしいね。ていうかみんなうめーよなそういうスリリン作るのが。
自分の場合、数字配置決めの段階で線が進みやすい(小ループに誘導しやすい)構図を入れすぎなのかもしれない。表出多めでナナメ配置主体のスリリンあるじゃないですか。ああいうのを一度は作ってみたいのだけど、いざ自分でやってみるとぬめーっとしたかんじの、覇気のないスリリンになってしまうのだよな。本誌向けの投稿をもう少し増やして経験値を上げていきたいところです。
posted by 半袖 at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | パズル

2020年04月07日

若者よ、パズルBOX(7月発売予定)に投稿しよう

若者の皆さんこんにちわ。半袖おにいさんです。

このブログのここ数年の裏テーマとして、「若手パズル作家の育成」というのがあります。育成です。おぉっとなんだなんだ半袖おにいさん。毎度のことながらいきなり上から目線のイキりブログかぁ!?
いやまあ待ちなされ。育成というとイキったかんじではあるが、なんというんでしょう興味喚起といいますか。ブログをご覧になった若者の皆さんに、少しでもニコリに問題を投稿するきっかけとなるような記事を投稿していきたいよね、というのはここ数年、パズル歴だけおじさんいやおにいさんが心掛けている部分ではあります。

そこで今回おにいさんがイキり気味に若者諸君に提言したいのが、表題だ。
若者よ、パズルBOXに投稿しよう。送れば載るぞ。
無料で本が手に入り、コレ(指でお金マーク)が入る。コレ。


◆「パズルBOX14」が今年7月に発売予定。

ニコリでは、ニコリ本誌への掲載から惜しくも漏れてしまった問題を拾う「別冊」というものがあります。最近で言いますと「ザ・ペンシルパズル2020」や「ペンシルパズル選書シリーズ」ですね。「気がるにシリーズ」「まるごとパズルシリーズ」などの依頼オンリー本もありますが、ニコリ本誌と同じサイズの問題が掲載されている別冊は、基本すべて自由投稿の本です。

そしてこのほど、今年7月に「パズルBOX14」の発売がこっそり発表されました。ほんとこっそりなんだよいつも。ニコリWEBの発売予定を注視してないと気付かないのだ。
で、このシリーズも自由投稿の別冊なので、誰でも問題を送れば掲載のチャンスがあります。


◆「パズルBOX」シリーズとは。

前号「パズルBOX13」(2018年5月発売)の目次がまだ公開されてるので、見てみましょう。


パズルBOX │ WEBニコリ

特徴はとにかく、「掲載パズルの種類が多い」ということです。
前号vol.13はなんと60種類。失礼な言い方をすれば、へぇーこんなパズルの問題投稿あったんすね(笑)ふぉーこんなパズルあったわー忘れてたわー(笑)などといったイキり半袖おにいさんの琴線に触れるパズルも多く掲載されています。ニコリ社すみません。興味喚起のためには若干の誇張表現も必要なんです。興味喚起。


◆解説!予想屋半袖の「これが載りやすいパズルだ」

というわけでこの7月発売の「パズルBOX14」向けに問題を作って送ろうぜ、ということなんですが、まずは直近3号(vol.11〜13)の掲載パズルを調べてみました。


※特集枠での掲載パズルを除く。

な。なんでも載ってるっしょ。あったなー因子の部屋とか。
この中から、わたくし半袖セレクションの「載りやすそうなパズル」を以下予想してみました。

@ 上のほうのパズル全般
おすすめです。昔々のパズルたち。競争率低いです。売り手市場です。ぜひぜひ作ってみましょう。
パズル自身も、もうワシのような30年前のパズルが出る幕はないのう。と嘆いているはずです。皆さんの若い力により、古豪パズルに血の入れ替えをしていきましょう。
下手すりゃ皆さんの投稿がなければvol.14は掲載されないパズルも出てくるかもしれません。たとえば私はパズルBOX向けに「ナンスケ」を毎号投稿していますが、おそらくナンスケなんか送ってるのは私とみのりさんくらいしかいません。3枠以上の掲載枠があればフリーパス掲載まちがいない。2枠だったら、まー我々2名の牙城を崩してみたまえって感じだね。みのり兄貴!いやぼやかして姉貴!まだまだ俺ら若けぇモンには負けねぇっすよね!

A パズルスクエアでよく作っている過去オモパ
パズルスクエアの誕生で、ニコリ本誌では見かけなくなったパズルもweb上で自由に出題できるようになりました。若手パズル作家の皆さんにも、このパズル好きなんだけど発表する場がないんだよなー、かぁ〜っ、というパズルが一つや二つあるはずです。
なので、ここです。ここのタイミングでニコリへ投稿しましょう。過去オモパの中からパズルスクエアでの人気度で上から順に挙げると「さしがね」「LITS」「ホタルビーム」「アイスバーン」「ストストーン」あたりでしょうか。
って、あれ?ホタルビームが?BOX掲載パズルリストの中に?・・・ないんだが!?
おぉーいニコリ編集部!!!
どうなってんだ!!!ホタルビーム載ってねーぞー!!!

B 最近まで2軍にいた(もしくは今2軍の)オモパの中サイズ
これも狙い目です。2軍オモパの中サイズが載るのは「パズルBOX」か「ザ・ペンシルパズルシリーズ」くらいしかなく、パズルBOXなら既に誌面から退いているオモパも中サイズ掲載のチャンスがあります。
具体的には直近数年くらいまで本誌誌面をにぎわせていた「流れるループ」「ウソワン」「ドッスンフワリ」「月か太陽」「ストストーン」あたりですね。鮮度が大切。このへんはいい問題が送られてくれば、間違いなく掲載のチャンスがあると思われます。
もちろんいま2軍の「ダブルチョコ」「ぬりみさき」「ミッドループ」も、中サイズが複数問掲載される可能性もあるでしょう。もしかすると誌面構成によっては、まだオモパコーナーにいる「ドッチループ」「国境を越えて繋がれ」あたりにもチャンスがあるかもしれません。すべて半袖おにいさんの予想であることを忘れぬようにね。


◆いつまでに問題を送ればよいか

ここまで書いといていまさらアレなんだけど、どうなんだろうね。
そもそも発売まで3ヶ月を切っている今、まだ間に合うのかどうか。

でもたぶん大丈夫だとおもいます。前号vol.13の私の投稿状況を確認したところ、今号換算で言えば「今月末」までに送ればvol.14向け問題として拾ってもらえる気がします。気ね。ダメだったらすみません。


▲前号、せこせこしく低競争率オモパの投稿を固めた私。

仮にすでに掲載問題選考が始まりつつあるとしても、今月のタイミングで若手パズル作家の皆さんから問題投稿が揃えば、編集部の皆さんも検討してくれるはずです。さしがね50問とか送り付けてやりましょう。泣いて喜んでくれると思います。

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以上、おわかりいただけただろうか、若者諸君。
わかったら、今すぐ紙と鉛筆、いやもとい若者たちはスマホとかで作ってたりするのか?を持って、パズル制作に取り掛かろう。
え?新年度でいろいろ忙しい?昔のパズルなんて知らないよー、だぁ?
あぁん?甘ったれんなクソガキども!
いくぞ鉛筆用意!さしがね1問目!ドドン!(太鼓の音)
2問目!ドドン!(太鼓の音)

深夜2時まで鳴りやまぬ太鼓の音。
令和のニコリ若手パズル界も安泰であることよ・・・
posted by 半袖 at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | パズル

2020年04月05日

インターネット界のパズル史20年くらいを振り返る。(第4章)

こんにちわ。半袖です。

ついに完結(予定)、インターネット界のパズル史20年ちょいを振り返る。の第4章。
2019年に起こったパズル界の様々な変革と、これからのインターネットパズル界はどうなっていくのか、私なりになんとなく展望してみました。


◆注意事項

  • 間違っている内容を記載していたらすみません。本記事コメント欄などでお知らせください。

  • 個人のホームページなどはほとんどがリンク切れとなっております。URLは分かる範囲で記載してまして、興味のある方はInternet Archiveで調べるとアーカイブが残ってたりしますので、こっそりお調べください。

  • パズル作家のペンネームを承諾なしにご紹介しています。俺は載せるな!などありましたらすみません。コメント欄でお知らせください。





◆目次




【第4章:2019年くらい〜これから】
インターネットパズル史は新たな時代へ


■パズルスクエアとスマニコリの誕生
■Twitterパズル界の繁栄
■その他最近のインターネットパズル界のトピック
■インターネットパズル界は今後どこへ向かうのか


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■パズルスクエアとスマニコリの誕生

第3章で触れたとおり、2018年にニコリコムがサービスを終了。「パズルとかもう紙と鉛筆で解くのめんどくさいぜ!」というデジタル派解き手の皆さんは、ニコリコム終了を受け突如としてデジタルパズル難民となってしまったのでした。

そんな中、2019年にニコリコムに代わる2つのオンラインパズルサイトが誕生します。
まず5月に公開されたのが、にょろっぴぃさん(@nyoroppyi)の発案に齊藤すばるさん(@Subaru_Saito)が応える形で誕生したパズルスクエア(http://puzsq.sakura.ne.jp/main/index.phpです。





オープン当初から大盛況でたくさんの問題が投稿され、2020年現在では7000問を超える問題を無料で解くことができます。
ぱずぷれに登録されているパズルを中心に、ニコリ以外(世界パズル選手権など)でおなじみのパズルなども掲載されているのが特徴で、パズル界の様々な垣根を越えたパズル出題サイトとして今後も繁栄していくことでしょう。


▲私もたまに問題を投稿してますんでお楽しみください。

パズルスクエア公開1か月後の6月、本家のニコリ社ではスマニコリが公開されます。
出ました! 「スマニコリ」公開中!


スマートフォン専用アプリで、こちらも基本無料。
私は残念ながらクソ古いスマホを使ってるんでスマニコリでは遊べないんですが、そんな方々のために「紙版スマニコリ」のサービス開始もこのほど発表されました。
(秋)の雑記 新サービスのお知らせ

現状は問題の出題のみのサイトですが、今後はニコリコム時代にあったような、ニコリのパズルコミュニティ形成につながるようなコンテンツが追加していくといいなあと思ってます。たとえばすぐに取り掛かれる案としまして、出題問題なんかは現状の依頼作家のみのくくりを取っ払って自由投稿にして、ネット上で活躍されている若手作家の方に門戸を開いたほうがいいんじゃねーかなーと思うんですけどね。自分の問題が載ればTwitterで宣伝してくれるだろうし。ニコリ社の人見てたら検討してくれー。


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■Twitterパズル界の繁栄

第3章で取り上げたTwitterにも大きな変化が生じ始めています。
青い厚揚げさん(@aoiatuage)を中心に、ヤジリンをTwitter上で出題する人が2018年より急増。2019年はTwitter上が空前のヤジリンブームとなります。
またTwitter上での早解き大会やパズルコンテストの開催も活況で、最近では土日はほぼ何らかの早解き大会やパズル企画が開催されています。特に早解きに関しては、WPCなどに出場する競技パズル勢の皆さんも巻き込んで大変にぎわいを見せていますね。
それ以外にも様々なパズルに関する自主企画が、Twitterをプラットフォームとして数多く展開されるようになりました。



▲青い厚揚げさんによるヤジリン大会。だいたい毎月2回開催されている。


白岡市民さん(@Whitehill9)が更新している「パズルカレンダー(https://citizen-puzzle.hatenablog.com/entry/2019/05/13/222151」。もともと海外のパズルコンテストの日程をまとめるために制作されたようですが、現在ではTwitterパズル界で日々開催される早解き大会やパズル企画の日程も更新されています。


ふーなんとかさん(@fuwa_lica_chan)さんによる「成宮由愛と学ぶ!ヘルゴルフ作問基礎」。Twitter上で募ったメンバーでパズル同人誌を制作したり、Twitter上で積極的にパズル活動を展開されている方の一人。


といった感じの、Twitterを中心に活躍されている10代〜20代の若手パズル作家の方々のコミュニティを私は何となく「Twitterパズル界」とくくらせていただいてます。勝手にくくってすみません。イメージ的には「お笑い第七世代」とかと似ていて、パズルの楽しみ方に新たな価値観が生まれつつあるのではないか、と感じています。このへん最後にまとめるよ。


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■その他最近のインターネットパズル界のトピック

●「ペンシルパズルガチャ」「ペンシルパズルソルバー」の公開

パズルの問題自動生成やソルバー制作は、数独やナンバーリンクなどを中心に昔から研究されていました。その流れに大きな変革をもたらしたのが、みゃーみゃさん(@3892myamya)制作のペンシルパズルガチャペンシルパズルソルバーです。


▲ブログのへやわけ問題を解いていただいた。難易度たいへん判定。正しい。

ペンシルパズルガチャは現在21種類のパズルの問題自動生成ができ、ペンシルパズルソルバーは現在60種類くらいのパズルを自動で解いてくれるそうです。すげー。
2020年現在、将棋界や囲碁界ではすでに序中盤の研究をコンピューターの協力なしでは進められない程度までAIの活用が発達していますが、ペンシルパズル界においてもそう遠くない未来に、難しさだけでなく楽しさも評価関数にして問題を自動生成できる「ペンシルパズルAI」の波がやって来ると思っています。たのしみですね。

●動画配信の流行

パズルの動画配信も流行の兆しを見せています。以前からニコ生で動画配信を行っていたけえしいさん(@kc_puz7)のほか、Y.Y.さん(@AtrainGrooverYY)はツイキャスでお仲間といっしょにへやわけ座談会を開催。そしてニコリ社もついにYouTubeのアカウントを取得しました。
株式会社ニコリ - YouTube


▲現在動画2本。このまま終わらぬことを祈るばかりであります。

リアルタイムでパズルのトークができるのはとても楽しいです。このあたりの動画配信の流れは2020年以降、さらに拡大していくのではないかと感じています。


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■インターネットパズル界は今後どこへ向かうのか

もーすげー長くなっちゃったよ第4章。
それだけ直近の1年間くらいに、インターネットパズル界に様々な変動があったということなんだとおもいます。
以下4章までまとめてみてのポイントを、3点にまとめました。


◆インターネットパズル界はいつだって若者の文化だ
インターネットパズル史20年。どこを切り取っても、時代を作ってきたのは10代〜20代の学生・若者の皆さんでありましたね。
第4章に出てきた話題を全然知らねーぞという30代40代ニコリのパズル好きの皆さん。大丈夫です。もう我々の時代ではないのです。
私は昨年、インターネットパズル界の様々な変革が起こっていくのをタイムラインの外側から眺めていて、こりゃー置いてかれるぞと危機感を感じました。パズル会議(@puzzlekaigi)に参加してみたり、YouTubeで動画配信してみたり、若々しい皆さんのタイムラインに付いていこうとしましたが、半袖おにいさん(36歳)には川の流れが速すぎました。これからのインターネットパズル界は後進の方々に任せて、我々30代40代はゆるやかな小川に漬かりながら、暖かい目で若者の活躍を見守っていきましょう。でもニコリの本誌掲載は死守な。

◆もはや「ニコリに載る」はすべての人の目標ではない
暖かく見守っていきましょう、と言ってみたものの、ひとつ気になる点があります。
今回まとめた中の第3章くらいまでのパズル史には、ネット界で様々な動きがありながらも「ニコリに名前が載る」というのはおそらく作り手・解き手どちらにとっても共通の目標でした。しかし第4章、去年くらいにTwitter経由などでパズルの世界に入った方々にとっては、ネット上の早解き企画に参加したり、パズルをTwitterに公開して多くの方から反応をもらったり、といったところに一番の楽しさを感じている方も多いはずです。パズルの楽しみ方が様々な形に拡がっている、ということですね。
こういった傾向はパズル界だけでなくすべての業界で起こっていることで、今後もその勢いは加速していくことでしょう。まーあれだ、ニコリ社がんばれ、ってことですね。もうちょっとTwitterパズル界と交流持ったほうがいいと思うぜ。外野は気が楽でよい。

◆とりあえず、パズルを解こう、そして語ろう
ここまで長々とインターネットパズル史の変遷を辿ってきたわけですが、まとめるとまあ、パズルを解こう、ってことだ。
解くことで感想が浮かんで、それを机の上の日記にしたためるでもいいんだけど、せっかくネットがあるんだからそれをネット上で語ろうぜ、というのが、これまでパズル界の先人が紡いできた20年あまりのインターネットパズル史なのではないかと思います。
これからもたくさんパズルを解いて作って、たくさん語っていきましょう。


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おしまい。では20年後の2040年くらいにまたお会いしましょう。

posted by 半袖 at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | パズル

2020年04月04日

インターネット界のパズル史20年くらいを振り返る。(第3章)

こんにちわ。半袖です。

インターネット界のパズル史20年ちょいを振り返る。の第3章です。
個人ホームページでの情報発信から始まったインターネットパズル史の流行は、2000年代にブログへ変化。そして2010年代はいよいよSNS時代の到来であります。
題して「ブログは終わった、これからはTwitterだ時代」です。


◆注意事項

  • 間違っている内容を記載していたらすみません。本記事コメント欄などでお知らせください。

  • 個人のホームページなどはほとんどがリンク切れとなっております。URLは分かる範囲で記載してまして、興味のある方はInternet Archiveで調べるとアーカイブが残ってたりしますので、こっそりお調べください。

  • パズル作家のペンネームを承諾なしにご紹介しています。俺は載せるな!などありましたらすみません。コメント欄でお知らせください。





◆目次




【第3章:2011年〜2018年くらい】
ブログは終わった、これからはTwitterだ時代


■Twitterでの情報発信がパズル界の主流に
■ブログは終わった、いややっぱ終わってないか
■ホームページ文化の終焉


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■Twitterでの情報発信がパズル界の主流に

2000年代後半より、Facebookやmixi、TwitterなどのSNSが日本国内で流行。パズル界ではもともと本名ではなくペンネームでお互いを認識しあう関係でしたので、SNSの中でもオープンでつながり方が緩いTwitterが流行します。


▲私の初ツイート。2010年5月。
パズル勢の中では比較的後発組か。


当初は簡易ブログの延長線上的な使われ方でしたが、2010年以降くらいから作り手/解き手に関わらずユーザー数が増えていき、パズル界の一大コミュニティとして発展していきます。第1章でも触れましたがパズル界のコミュニティの元祖は掲示板文化だったので、パズルに関する話をゆるく拡げるならブログよりもTwitterのほうが向いていたのかもしれません。

Twitterは2020年となった現在においても、パズルの話題の最先端の情報発信場所として変わりはありません。
が、2000年ごろのホームページ時代に20代30代でワイワイやってた皆さんは、もう40代50代のおじさんおばs、いや紳士淑女。かたや令和の今の時代にパズルに触れたナウなヤングな若者は当然10代。下手すりゃお子さんと同年代、もしくはそれ以上だったりします。

ということで現在においては、Twitter界のコミュニティがこれまでの「ニコリスト」という括りだけでなく、様々な形に分派してきている時代と言えるでしょう。このあたりも第3章に入れようと思ったんだけど、長くなりそうなので第4章で詳しく書きますよ。


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■ブログは終わった、いややっぱ終わってないか

終わったとか書いたんですけど、まー見出しはちょっと目立つくらいがいいからね。終わってないねぜんぜん。

第2章で書きました通り、パズル制作・出題サービスの発達とともにパズル問題を投稿するブログが次々と誕生しました。この流れは2010年代も変わらずで、多くのパズル作家がブログを立ち上げています。2000年代と比較すると、パソコンではなくスマートフォンで問題を解く人が増えたため、サイズは10×10での出題が主流となってきました。

●トクナキラさん(トクナキラのパズル工房)http://puzzleblog542.blog.fc2.com/
●とおんきごうさん(とおんきごうのブログ)https://toonkigou.hatenadiary.org/
●黄色い烏さん(黄色いパズル)http://kiiroipazuru.blog.fc2.com/
他多数。紹介しきれなくてスマン。

Twitterはログが流れていってしまうので、問題をストックする場としてブログは未だ多くのパズルユーザーに使われているようです。問題投稿ではなく、特定のパズルの話題を記事にするといった役割はTwitterのほうに吸収された感はありますが、2018年より始まったペンシルパズルアドベントカレンダー(https://adventar.org/calendars/4262のような企画内でパズルへの想いを記事にしたりなど、新たなブログの使われ方も始まりつつあります。


▲若手パズル作家や早解き世界大会参加者などが様々な記事を発表した「ペンシルパズルアドベントカレンダー」(ホームレストランさん主催)。これからも12月の定番企画になりそう。



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■ホームページ文化の終焉

こっちは終わったな。完全に。まちがいない。
もともとホームページ制作というのは、インターネット回線を契約しているプロバイダーの付随サービスという形で多くの方が作り始めました。が、そんなサービスを20年あまりにもわたって継続できるわけがなく、サービス終了とともに多くのパズル系ホームページが徐々に姿を消していきます。
そのトドメとなったのが2019年の「Yahoo!ジオシティーズ」の終了です。これでパズル系のホームページはほぼ全滅してしまったと言っていいでしょう。もったいないですねー。


▲消えてしまったコンテンツ例@。あさおきたんさんの「物語オモパの歴史(http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Poplar/2112/omopashi/)」。ニコリ21号「線を引く」から96号「天体ショー」までに登場したオモパを歴史書風にまとめた神コンテンツでした。


▲消えてしまったコンテンツ例A。にゃんこばずうかさんの「へやわけ用語の基礎知識(http://www.kamome.or.jp/nyanbaz/heyaroom/heyadas/heyadas.html)」。あるパズルの手筋を体系的にまとめたのはにゃんばずさんのこれが初めてだったでしょう。その後、ペンシルパズルwikiの中で復刻されています。

ホームページ文化の終焉はニコリ社にも余波が及びました。
第2章で触れた「ニコリコム」も、2018年にサービスを終了します。要因として大きかったのはやはり、web上でパズルを解く文化がパソコン→スマートフォンに切り替わったのが大きいでしょう。ニコリコムはFLASHを使っていたため(2020年にサービス終了予定)、やむを得ない閉鎖だったのかもしれません。


▲現在のニコリコム跡地。楽しかったあの頃。

一時はFLASHを使わない形でのリニューアルも検討されていたようですが、そもそもモバイル端末で解くということを念頭に入れるならば、出題方法含め大幅な刷新が必要となります。
そこで1年後の2019年、満を持してスタートしたニコリ社の新サービスが「スマニコリ」であり、ニコリ社とは別軸で誕生したパズル出題サイトが「パズルスクエア」でありました。(第4章に続く)


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【第4章:2019年くらい〜これから】
インターネットパズル史は新たな時代へ

に続きます。
posted by 半袖 at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | パズル

2020年04月03日

インターネット界のパズル史20年くらいを振り返る。(第2章)

こんにちわ。半袖です。

インターネット界のパズル史20年ちょいを振り返る。の第2章です。
前記事の第1章(2000年以前〜2005年くらい)では、個人ホームページの誕生によりインターネットの世界でパズルの交流が始まった、ネットパズル史草創期を振り返りました。
第2章はその後の5年間、2005〜2010年くらいまでを振り返ります。
題して「ホームページは終わった、これからはブログだ時代」です。


◆注意事項

  • 間違っている内容を記載していたらすみません。本記事コメント欄などでお知らせください。

  • 個人のホームページなどはほとんどがリンク切れとなっております。URLは分かる範囲で記載してまして、興味のある方はInternet Archiveで調べるとアーカイブが残ってたりしますので、こっそりお調べください。

  • パズル作家のペンネームを承諾なしにご紹介しています。俺は載せるな!などありましたらすみません。コメント欄でお知らせください。





◆目次

  • 【第1章:2000年以前〜2005年くらい】
    個人ホームページ全盛期時代
     →4月2日公開済み

  • 【第2章:2006年〜2010年くらい】
    ホームページは終わった、これからはブログだ時代→4月3日公開

  • 【第3章:2011年〜2018年くらい】
    ブログは終わった、これからはTwitterだ時代→4月4日公開予定

  • 【第4章:2019年〜これから】
    インターネットパズル史は新たな時代へ→4月5日公開予定






【第2章:2006年〜2010年くらい】
ホームページは終わった、これからはブログだ時代


■パズル情報発信の主軸はホームページからブログへ
■パズル制作・出題サービスの進化
■ニコリコムの誕生
■その他この時代のインターネットパズル史動向


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■パズル情報発信の主軸はホームページからブログへ

2000年代半ばごろ、パズル界のネット上での情報発信の流れに変化が生まれます。
それまでホームページで情報発信をしていた人たちが、相次いで「ブログ」を立ち上げたのです。

●ほとんどがパズルです。(赤い魔術師さん)https://hotondo.hatenadiary.org/
●まいなすよんな日々(まいなすよんさん)https://mainasuyon.hatenadiary.org/

パズル作家ブログの一例。作り手・解き手に関わらず、まーたくさんのブログがありました。ニコリ界でははてなダイアリーが人気でしたね。


▲ももてれう氏のブログにフィルオミノの推し手筋を長文でゴリ押す私。

記事にする内容としてはホームページ時代と変わらず、ニコリ最新号の話題や特定のパズルに関する話題が中心だったのですが、コミュニケーション手段に変化が生じました。ブログは記事ごとにコメントが付けられるため、記事に対する感想はブログのコメント欄で完結するようになったんですね。ということでネット上でのパズル情報交換はブログだけで済んでしまう時代となり、以後パズル界でのホームページや掲示板の文化は徐々に廃れていきます。ホームページはその後も資材置き場的な役割でもう少し残るんですが。

まーブログはとにかく楽だからね。サッと更新できるのがよい。自作ホームページ設立に向けhtmlやCSSを学習した我々の努力は何だったんでしょうかという感じであります。

それとブログが流行った理由がもうひとつ。この次の段落で紹介するのですが、ちょうど時を同じくして「パズルをweb上で解く」ための様々なサービスが誕生し、問題を自由に発表できるようになったことが大きいです。ということで次へ。


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■パズル制作・出題サービスの進化

2000年代初頭、パズル作りは手書き、もしくはExcelなどの表計算ソフトをマス目状にして使うのが主流でした。その流れが変わったのが、めりりんさん(@merrilin819)が作ったPencilBox(http://pencilbox.osdn.jp/の誕生であります。


▲まー神ソフトだね。まちがいない。

ニコリ定食系パズル作成支援ツールの元祖ともいえるもので、現在でも(私もですが)使っている方が多数いらっしゃいます。ニコリ社でも一部依頼原稿のやり取りなどで使われているそうです。

PencilBoxにより、「パソコン上でパズルを作る」環境は格段に向上しました。
では「解く」のほうはどうか。
第1章で「パズル画廊」を紹介しましたが、より気軽に出題ができるサービスとして、へやわけアプレット(https://heyawake.hatenadiary.org/が2005年に公開されます。


▲へやわけアプレットがあったから今の私のパズル人生がある。マジで。

2ちゃんねるパズル板のへやわけスレとかを見ていただくとわかりやすいのですが、へやわけはもともと

aaa
bbb
ccc

a=2
c=1


みたいな感じで数字とアルファベットで問題を出題する文化がありました。この文字列からURLを生成し、Javaアプレット上で問題を解けるようにしたのがへやわけアプレットであります。

へやわけアプレットが誕生したことにより、木兄さん(主にへやわけ保管庫)https://mokuani.hatenablog.com/私(半袖の隠れ家)http://hansode.sblo.jp/など自分のブログでへやわけ問題を投稿する作家の皆さんが現れました。

▲私のブログ(旧)。大学の授業をサボり、教育テレビを見ながらへやわけを孤独に制作していた。求道者だね。

へやわけアプレットを皮切りに、様々なパズル制作・出題サービスが公開されます。
2006年にPencilBoxの問題のURL出力ができるサービス「カンペン」が誕生。そしてPencilBoxにない2軍パズルなども含めweb上で制作・出題ができるはっぱさん(@sabo2)の「ぱずぷれ」(http://pzv.jp/も2006年末に公開されました。
※このあたりのweb上パズル制作・出題の歴史に関する記述ははっぱさんのこの記事を参考にさせていただきました
ぱずぷれの誕生でへやわけ以外の問題を発表するブログ(裏ましゅさんhttp://uramasyu.blog80.fc2.com/など)もこのあと多く誕生していきます。

かくしてニコリのパズルは、「ニコリへ投稿する→問題が掲載される→誌面で解いてもらう」というこれまでの流れに加えて、「ニコリへ投稿せず自分のブログで出題する→PC上で解いてもらう」という、新たな潮流が生まれたのでした。以後この潮流はTwitterの登場により、さらなる進化を迎えることとなります。(第3章か第4章に書く。引っ張るねー)


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■ニコリコムの誕生

さて本家のニコリ社でも、このころ大きな出来事が起こりました。
第1章で紹介した「Puzzle Japan」が諸般のウニュウニュな事情で閉鎖。しかし閉鎖のすぐあと2006年末にニコリコム(http://www.nikoli.com/で復活を遂げます。


▲ニコリコム みんなのページ。

PuzzleJapan同様に1日数問の問題出題と合わせ、ニコリ本誌でも展開しているコンテストの実施、作家インタビューや座談会、早解き大会などニコリらしいコンテンツが盛りだくさんで賑わいました。ニコリコムの問題は紙媒体と比べ難易度が高く実験的な問題も多く出題されたので、各パズルの新しい手筋の発展にもつながりました。海外のユーザーも多く、問題のコメント欄には英語のコメントも多数寄せられました。

ニコリ公式のネット経由情報発信という形でこれだけ多くの方にニコリのパズルのおもしろさを伝えたという部分で、非常に貢献度の高いコンテンツだったとおもいます。


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■その他この時代のインターネットパズル史動向

●世界で「Sudoku」が大ブームに(2005年)
突如としてニコリの「Sudoku」が世界中で人気に。Sudoku経由で、ニコリの他のパズルも世界に波及していくこととなります。またWPC(世界パズル選手権)、WSC(世界数独選手権)ではこの頃から日本が上位常連国として毎年好成績を挙げるようになり、大会の出場者を中心にニコリ界隈とは別のコミュニティが以後発達していきます。このへんの話もこのあとの章で触れておきたい。

●パズルの動画配信
YouTubeやニコニコ動画ができたのもこのころ。パズルを解いている様子や作っている様子を動画で撮ってUPしたり、生配信サイトによるリアルタイム制作配信をしたりなど、パズル界での動画コンテンツの流れがごく一部ですがこの頃より始まっています。


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【第3章:2011年〜2018年くらい】
ブログは終わった、これからはTwitterだ時代

に続きます。
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2020年04月02日

インターネット界のパズル史20年くらいを振り返る。(第1章)

こんにちわ。半袖です。

パズル通信ニコリは2020年の今年で40周年。3月発売の170号より40周年記念号ということで、様々な企画がスタートしています。

で、表題です。
インターネット界でニコリのパズルが語られるようになってどれくらいかと言いますと、だいたい20年ちょいになるとおもわれます。私は2000年代前半くらいからネット上のパズルコンテンツに触れるようになりましたが、まーいろんなことが起こりました。そしてその多くはすでにネット上から姿を消し、我々ロートルパズル作家の、おいそこの若いの、わしが若かったころはのぉ、ぶつぶつ、といった自慢話、自虐話、思い出話に姿を変えつつあります。
じゃあ残そうではないか、なるべく当時からの脚色の無い形で。でもちょっとあの頃は良かった懐古的な脚色も入れちゃったりしてね、といったトピックだよ。
本日公開の第1章より全4回、4日間連続アップ予定です。



◆注意事項

  • 間違っている内容を記載していたらすみません。本記事コメント欄などでお知らせください。

  • 個人のホームページなどはほとんどがリンク切れとなっております。URLは分かる範囲で記載してまして、興味のある方はInternet Archiveで調べるとアーカイブが残ってたりしますので、こっそりお調べください。

  • パズル作家のペンネームを承諾なしにご紹介しています。俺は載せるな!などありましたらすみません。コメント欄でお知らせください。





◆目次

  • 【第1章:2000年以前〜2005年くらい】
    個人ホームページ全盛期時代 →4月2日公開

  • 【第2章:2006年〜2010年くらい】
    ホームページは終わった、これからはブログだ時代→4月3日公開予定

  • 【第3章:2011年〜2018年くらい】
    ブログは終わった、これからはTwitterだ時代→4月4日公開予定

  • 【第4章:2019年〜これから】
    インターネットパズル史は新たな時代へ→4月5日公開予定






【2000年以前〜2005年くらい】
個人ホームページ全盛期時代


■パズル作家が自分のホームページで情報発信
■掲示板文化の隆盛
■パズル同好会の誕生
■パソコン上でパズルを解く文化の誕生


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■パズル作家が自分のホームページで情報発信

インターネットでのパズル史は、日本のインターネット史とほぼ同じ変遷を辿っていると言っていいでしょう。
時は1990年代後半、世紀末。インターネットの夜明けとともに、誰でも自分のホームページを持つことができるようになりました。

ニコリのパズル界においても、多くの作家や読者の方が自分のホームページを持つようになり、ネット上での作家同士の交流、読者同士の交流、さらにはニコリ社員と読者間でのつながりが生まれました。もともとニコリは放談会(オフ会のようなもの)での読者間交流があったので、インターネット文化との相性はよかったのかもしれません。

パズル作家のホームページをちょっと調べてみたところ、福本栄治さんの不定期刊ニコリスト(http://www01.tcp-ip.or.jp/~fukumoto/nikoli/はどうやら1996年時点で公開しており中でもかなり古そうか。その後1998年〜99年にかけておらけさん(http://www.din.or.jp/~olake/にゃんこばずうかさん(http://www.kojin.or.jp/nyanbaz/小見枝まやさん(http://member.nifty.ne.jp/GREAT/などのホームページがスタートしていたようです。俺の名前がないぞという方すみません。皆さんのホームページも毎日チェックしてました。
ちなみにニコリの公式ホームページ(https://www.nikoli.co.jp/ja/も1999年ごろよりオープンしています。


▲当時のにゃんこばずうかさんのホームページスクショ。
いったいにゃんばずさんとはどんな人なんだ、いや猫なのか、と思いを巡らせた記憶がある。
本人許諾なしで掲載はさすがにまずいでしょうかね。
まー歴史的価値あるからね。心の広いお方だから。だいじょうぶだよきっと。今度お会いしたら謝ります。


ホームページのコンテンツは様々で、パズル日記やニコリへの掲載記録、パズルの手筋紹介やマニアックな企画、そしてパズルに関係ない他の趣味の話題まで様々でした。なにせ「自分のことを全世界へ発信する」という行為自体が当時は初めてのことであり、パズル界だけでなくすべての趣味において一気に情報が拡散された時代でもあるでしょう。


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■掲示板文化の隆盛

そしてホームページと合わせて当時インターネット界をにぎわせたのは、「掲示板」です。
令和を生きる若々しい学生の皆さんなどは知らないかもだけど、当時はTwitterはおろか、SNSというものが存在しなかったのだよ。そこでホームページ管理人⇔ユーザーとの交流の場が、掲示板だったのでありました。


▲令和の時代においても貴重な掲示板ログが残る「月刊ニコリスト(http://www.nikoli.co.jp/getsuniko/」のニコリスト掲示板。
大学生当時の半袖がコメントを残しているのを発見。


上記のような雑談はもちろん、現代のTwitterパズルクラスタ(濃いめ)のようなかなりマニアックなパズル議論が、深夜まで繰り広げられていたのでした。風紀はいつの日もよいというわけではなく。荒れたりもしたあの夜。まーみんな若かったから。そんなもんだよ、うん。

掲示板といえばそうそう、2ちゃんねるにもパズル関連の話題が波及したりしたのでした。
パズル板が誕生したのが2004年。さらに歴史を辿るとパズル板誕生より古く、2001年に趣味一般板に「クロスワードなどのパズル」スレッドが誕生します。


▲なんとログが残っていた。クロスワードなどのパズル
3レス目から早くもRockだね。


パズル界のネットWatch的立ち位置でしたので、2000年代前半のパズル界の出来事・事件はこのスレを辿れば伺い知ることができます。過去に思いを馳せたい紳士淑女はぜひぜひご覧ください。2chパズルスレ パズル倉庫(http://www.geocities.co.jp/Playtown/1180/からアーカイブを辿るのがよろしいかと思われます。


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■パズル同好会の誕生

ネット上でのコミュニティが形成されたことにより、そのつながりがオフラインの場に波及したのもこの頃です。
当時から大活躍していたパズル作家・チェバの定理さん(現・ビラがパズルの人こと東田大志さん)が2003年に立ち上げたのが、京都大学パズル同好会「パズル党」(https://s.maho.jp/homepage/a9e963d92e0eb0c8/


▲チェバさんのパズル党ホームページ。

京大の同好会スタートをきっかけに、全国の高校や大学にパズル同好会が誕生する機運が高まりました。東京大学パズル同好会など、京大以外でも現代で活動が続くサークルもあります。当時から(というかそれより以前も)、ニコリのパズル界を牽引していたのは高校生〜大学生の若者の皆さんだったのですね。


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■パソコン上でパズルを解く文化の誕生

インターネットの世界にパズルが広まったことで、「パソコン上でパズルを解く」という試みも始まります。
草創期にスタートしたサービスがPuzzle Japan(http://www.puzzle.jp/です。
ペンシルパズルを毎日有料配信する「Puzzle Japan」が開設

問題の提供を皆さんおなじみニコリ社、web上でパズルを解けるシステム提供をタイムインターメディア社が準備し、2002年に事業がスタートしました。ニコリ関連のサービスとしては珍しく「エデル」(お絵かきロジック)の問題提供があったのも特色でした。Puzzle Japanは諸般の事情で2006年に閉鎖となりますが、その後すぐニコリ社お手製のオンラインパズルサイトニコリコム(http://www.nikoli.com/へ移行することとなります。(このへんは次章で記載予定)

「パソコン上でパズルを解く」は、ニコリ以外の場所でも有志の方々による開発がこのころ始まりました。プロトタイプともいえるのが、2003年に公開されたパズル画廊(http://f21.aaacafe.ne.jp/~trick/です。


▲先述の2ちゃんねるパズルスレで開発が進められた「パズル画廊」。現在の「パズルスクエア」の遠い祖先とも言えるかも。

ぬりかべなど数種類のパズルをパソコン上で自由に出題→解くことができたパズル画廊。問題の評価や感想コメントも残すことができ、当時としては画期的なサービスであったと言えます。パズル画廊の誕生により、以後web上でパズル制作・問題投稿・解答できる文化が大きく発展することとなります。(このあたりも次章で記載予定)


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【第2章:2006年〜2010年くらい】
ホームページは終わった、これからはブログだ時代

に続きます。
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2020年03月28日

外周を使わない分断禁。へやわけ24×14(たいへん)

へやわけ24×14I(たいへん★☆☆)



ぱずぷれで解く


外周を使わない分断禁の使い方です。

外周を使わないとは。



こんなかんじで、黒マスのつながりが外周に接しなくても確定できる分断禁という意です。
スリザーリンクで言うところの小ループ禁みたいな感じでしょうか。



狙い方としましては、路地を同じ方向に3回曲がると元の場所に戻る、的なイメージです。
上の5in3×3は単独で1回分の右折or左折が使えるので狙いやすいです。
下のように渡り廊下を90度ずつ向きを変えていくのもおススメ。
回り込んできた分断禁の確定方法は、通常の分断禁以外に方向転換(下の例)も相性がよいです。


それでは実践例。



いきなりどかーんといってみました。
このあと2つのに黒マスが入れば、に分断禁が適用できます。




まずは上の。シンプルに三連禁でこんなかんじで。
この状態で2×3の部屋を2にすれば、方向転換による分断禁になりますが、今回は通常の分断禁に誘導してみます。




下のは、前回の記事(白マス手筋で黒マス位置を調整)を踏まえホワイトニングで黒マスを召喚してみました。
で、このままではが三連禁で黒マスになりハタンしてしまうので、




2×3の部屋を左側に伸ばして、こんな感じ。
以下、部屋の並びがたまたまよかったため(実は狙ってたんだけどな!)、左上方向に分断禁のつながりを伸ばすことができました。


続いて、今度は右側で方向転換による外周使わない分断禁をやってみましょう。



ガリガリ埋めてこんな感じ。
黄色矢印に黒マスを伸ばして、赤点線に方向転換(2in2×4)を使ってみます。




ここもシンプルに3in2×3で確定してみました。
このケースですと、画像のによりの白マスが確定することを先読みできると、黒マスの回り込ませ方の構想が練りやすいです。




こんな感じ。
方向転換をさらに上下に1つずつつなげることができました。


以上、外周を使わない分断禁の例でした。
外周から黒マスを辿る必要がなくなるので、ジャイアントなどの大きなサイズの問題でも使い勝手がよいです。
ぜひぜひご活用ください。
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2020年03月26日

白マス手筋で黒マス位置を調整。へやわけ24×14(たいへん)

へやわけ24×14H(たいへん★★★)


ぱずぷれで解く


へやわけで強制的に白マスを入れる手筋として、「0の部屋」と「ホワイトニング」があります。


この2つの手筋、問題を作る上での共通の特徴として「面積を自由に変えられる」というものがあります。


そんなの当たり前じゃん、なのですが。

で、「面積を自由に変えられる」=「黒マスの位置を自由に変えられる」でもあります。
例。



それぞれ、黒マスの位置が1マスずつずれてますよね。
入れたい場所に黒マスを入れられる、というのはへやわけ作りにおいてとても貴重なのです。

では実践例。本問題より。




右端部分に「0in3×2」を入れたところです。
3連禁により3つの黒マス()が確定しました。
このままでもいいのですが、その左の3×4の部屋の確定方法がなかなかやっかいに見えます(個人の感想です)。
そこで、



「0in3×2」を「0in2×2」に変更してみました。
下のの黒マス位置が1つ上にずれます。
こうすることにより、



3×4に3を入れ、方向転換の手筋で無理なく黒マスを確定することができました。



続いて今度はホワイトニングで同じことをやってみます。
に黒マスを入れられると、分断禁で一気に確定に持っていけそうな気配です。
先ほど動かした0の部屋の下の黒マスを1の部屋でホワイトニングして、希望のマスに黒マスを入れてみましょう。
どっちの部屋をいれればよいでしょうか?



はい、こっちですね。
そのまま黒マスをつないで、4in4×3でおしゃれに決める(個人の感想です)展開に誘導できました。



ということで、ここにはどうしても黒マス入れてーなー!というときは、「黒マスの位置を自由に変えられる」0の部屋やホワイトニングなどの白マス手筋を活用していきましょう。
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2020年03月22日

6in4×4の活用。へやわけ24×14(たいへん)

へやわけ24×14G(たいへん★★☆)

ぱずぷれで解く




序盤戦。
赤点線に「6in4×4」を入れることを考えてみます。



大部屋作りの基本は、残りマスが確定しやすい形に周囲を削っていくことです。たとえばが白マスになると、下半分の残りが2×4の長方形で残るのでなんとなくうまくいきそう。



下のほうからホワイトニングをこねくり回して、こんな感じ。
もちろん単純にの横に2in1×3とかを入れるのもアリです。
※マスがアース(外周に黒マスが繋がる)されれば、方向転換で残りの2×4を確定できそうですね。



ということで、※のアースを考えます。
よく見るとこの右上、もう一個6in4×4が入りそうな形をしています。
に黒マスが入れられれば、こちらも方向転換でなんとなくうまいこといきそうな予感。



上のはサクッとこんな感じで決めてみました。
残りは下の



5in3×3の上を4×3の部屋に分けます。
こうすると、が白マスに確定できれば三連禁でが黒マスにできそうです。


の白マス化は、できれば5in3×3の土台を使って分断禁で決めたいところ。そこでを矢印方向にアースし、を黒マスにしながらアースしていく構想で行ってみます。


右上のほうから展開をがんばって伸ばして、無事を分断禁で白マス、を三連禁で黒マスにすることができました。


を黒マスにできたので、2つの6in4×4がいずれも方向転換で確定します。やったぜ。めでたしめでたし。
このあとは左下部分を0の部屋に取扱いに注意しながら(0の腹部分が先に確定すると仕掛けがハタンしてしまうので)埋めていきましょう。
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2020年03月12日

パズル日記(3月12日)

パズル日記(不定期更新)です。

本日は午後から静岡支店で会議。
私の務めている会社は、「三島(私の支店)→静岡への電車移動はなるべく鈍行を使え」という、鉄道好き上層部が創設した働き方改革真っ向否定の謎ルールがあります。
本日は函南から乗車し、三島、沼津、片浜。このへんはまだいい。原、東田子の浦、吉原、やっとこさ富士でようやく半分。沼津富士間を4駅刻む必要性が本当にあるんだろうかねぇ、と思うのだけど意外とどの駅も学生やご年配が乗り降りしてくるのでありました。4両編成なので平日はけっこう混んでます。

そんな往復2時間強の車内でニコリ170号を解く。
ペンシルズの3番と4番はどちらも長めの鉛筆で完結させるぞ感が強く出ていて私好み。
このパズル、適当に作っているとどうしても閉鎖空間で「1」とか表出芯(1とか2で収束)が多くなってしまい、なんだかなーという終わり方を迎えることが多いのですよね。特にいかにも隙間を埋めた感のある表出芯がよろしくない。

回避する作戦としては、残りの空間が長めの鉛筆で収束するようある程度先読みするとか、そもそも表出芯を序盤で数字にぶつけて盤面からなくしていく(表出芯が終盤に残る印象を減らす)、というのがよいのではないかと、170号の問題を解きながら思ったのでした。思ってみたものの、実践できるかは謎であります。
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2020年03月10日

ニコリ170号、ペンパ選書四角に切れ・ぬりかべ

こんにちわ半袖です。
さて本日3月10日は「パズル通信ニコリ170号」の発売日です。


パズル通信ニコリ170号


半袖作は「ドッチループ3番」「国境を越えて繋がれ1番と2番」「スリザーリンク2番とジャイアント」「ぬりかべ・ザ・スーパージャイアント」の6問掲載いただきました。

ドッチループはやや難しめの8×8。
今号ほかの方の問題もわりとそうですが、部屋の広さはこれくらい広く取るほうがこのパズルの良さが出そうな気がします。
次号昇格なるかどうか。昇格したとして、ミッドループとかもそうなんだけどましゅの壁を越えられるかどうか、というところですね。

国境を越えて繋がれは今回初めて作りましたが、黒丸+空マスの2マスの部屋に無条件で数字が入るのが好印象。
サクサク路線の中にもちょっと考えさせる部分が入ったり、今号の4番のように黒丸がない部屋も作れたりなど、けっこういろんなことができそう。

スリリンジャイアントは初掲載。懸賞パズルにしていただきとてもうれしいです。
内容的には今号中サイズがなかなかアウトローな2問で揃っている中、かなりスタンダード路線なやさしめ問題だったはずです。

そしてそしてぬりかべSG。まさか載るとは。
1年ちょい前に送った問題で、すげー難しいしボツったかなーと思っていましたが何とか拾っていただけました。
大きい数字の入れ方を好き勝手やってみた感じの問題であります。


そして1ヶ月前の2月10日は「ペンシルパズル選書ぬりかべ」「ペンシルパズル選書四角に切れ」の2冊が発売でした。


ペンシルパズル選書


私の問題はぬりかべ5問、四角に切れ1問掲載いただきました。
ぬりかべのほうを少しずつ解き始めてますが、これだけたくさんの中サイズ問題が一気に解ける本は今までなかったのでとても楽しいです。
難易度の傾向とかも計れるのがよい。私のぬりかべ中サイズは難しかったのだな。
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2020年01月24日

パズル・ザ・ジャイアントvol33

こんにちわ。口内炎にやられっぱなし半袖です。
今月は毎年おなじみ「パズル・ザ・ジャイアント」の発売月です。


パズル・ザ・ジャイアントvol.33


私の担当は「ダブルチョコ1番」と「スラローム2番」でした。
軽く振り返らせていただきます。

◆ダブルチョコ1番
まさかダブルチョコの依頼が来るとは思いませんで。
本当にびっくりしました。
「やさしめに」との指示がありまして、まーかなりやさしく出来たのではないかと思います。
ちなみに私のやさしいエピソードとしましては、小学校の卒業文集のランキングで「やさしい人ナンバーワン」でした。出ちゃったな。往年のやさしさが。

◆スラローム2番
2問目は6年連続のスラローム。
昨年に続き長い旗門シリーズで作ってみました。
前回わりと難しくなってしまった反省を踏まえ、今回は旗門数字全表出でだいぶやさしくなったのではないかと思います。今回もスラロームは4問とも毛色が違う感じで楽しいですね。
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2020年01月14日

ニコリ169号

こんにちわ。週7お刺身半袖です。
パズル・ザ・ジャイアントvol.33の発売が目前に迫る昨今ではありますが、先月12月10日はニコリ169号の発売でした。


パズル通信ニコリ 169号


半袖作は「ペンシルズ1番」「ドッチループ2番」「ダブルチョコ1番」「フィルオミノ2番」「ヘルゴルフ1番」の5問掲載いただきました。ありがとうございます。

発売からけっこう経ってるので掲載問題の振り返りは省略。
代わりにtwitterで書いたことやら感想やらを掲載させていただきます。



貢献できたな。胸張れるな。




プレアデスさんのこちらの問題、とてもおもしろかったです。
小ループ禁の2本線が平行に伸びてく展開はましゅの花形ですな。



あざっす。恐縮です。




その後原稿作って送ったのはドッチループ、国境を越えて繋がれ、そしてダブルチョコぬりみさきミッドループの2軍3種。
ドッチループは巨大化を見据えて部屋の大きい問題も解いてみたい。国境を越えて繋がれはやさしめの問題中心に投稿。2軍3種は中サイズも送ってみました。
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2019年12月13日

あのパズルは今? 〜2019年2軍パズル編〜

半袖:
皆さんお久しぶりです。
パズル界の歴史を本人たちへのインタビューで綴るドキュメンタリー番組「あのパズルは今?」レポーターの半袖です。
これまで2回にわたり(1回目:ナンロー編)(2回目:座談会編)、過去に一世を風靡したパズルたちにインタビューを行ってきた本番組。
今回は過去2回と趣向を変えまして、2019年現在最前線で活躍する新パズルに登場いただき、いろいろお話を聞いていきたいと思います。



2017年1月以来、約3年ぶりの放送となる本番組。
過去のオワコンオモパにスポットを当てても視聴率が上がらないことに気付いた我々は、当初の番組コンセプトを吹っ飛ばし、現役の人気パズルたちを出演させる荒療治に踏み切ったのであった。


半袖:
それではさっそく登場いただきましょう。
人気パズルのみなさんです!




ミッドループ:
はじめまして、ニコリ162号でデビューしたミッドループです。
本日はよろしくお願いいたします。



ぬりみさき:
ニコリ163号でデビューしました黒マスぬりパズル、ぬりみさきです。
よろしくお願いします。



ダブルチョコ:
同じく163号でデビューしました、ダブルチョコです。
好きな食べ物はチョコです。



半袖:
皆さん初々しくていいですね!
本日はよろしくおねがいします。

それでは早速インタビュー会場へ向かいましょう。
どうやらカラオケスナックらしいのですが・・・



新人パズルたちを乗せたロケバスは、都内某所のカラオケスナックへ向かった。
店内からは賑やかな声が漏れている。


半袖:
ここみたいですね。
ちょっと嫌な予感がしますが・・・
(カランコロン・・・)




店員:
いらっしゃいませ。あら、半袖くんじゃない。
だいぶ前から出来上がってるわよ。


????:
おぅ、おせーよ半袖。まあ座れや。





スナック「ゴールは5」のVIP席にいたのはやっぱりこの人、第2回でも登場したナンスケ氏だ。


ナンスケ:
新人パズルのみんなよろしくな!
ゴメン顔と名前が一致しないわwww


半袖:
ということで新人パズルのみなさん3名と、パズル界のご意見番・ナンスケさんとの対談という形できょうはインタビューを進めさせていただきます。
ナンスケさん、どうぞお手柔らかにおねがいしますね。


ナンスケ:
よーし、じゃあ誰から歌うんだ?



インタビューの前に(予想はしていたが)ナンスケ氏とのカラオケ大会が始まった。
80年代歌謡曲を歌いこなすぬりみさき、Perfumeの「チョコレイト・ディスコ」を完コピで踊るダブルチョコ、盛り上げ役に徹するミッドループ。新入社員時代の自分を見るようで半袖は胸が痛んだ。
カラオケは約3時間ほど続いた。


半袖:
それではそろそろ・・・本題に入りましょうか?


ナンスケ:
そうだな、今日は楽しかったよ。
また来てくれよな。
・・・って、そうそうパズルの話だったな。笑


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■新人パズル@:ミッドループ

半袖:
なんとなくそんな気はしていたのですが、ナンスケさんは今日来ている新人パズルを一度も解いたことがないそうです。ということで、まずはルールを聞いて解いていただき、率直な感想を伺ってみたいと思います。
まずはミッドループ君から。


ミッドループ:
ナンスケさんに解いていただけるなんて光栄です!
よろしくお願いします。


ナンスケ:
おぅ、よろしくな。


ミッドループ:
ルールなんですが、小さい●をつなげてひとつながりのループを・・・


ナンスケ:
んーどれどれ・・・
・・・って、あーごめん●が小さすぎてよく見えねーやww



ナンスケ氏は胸ポケットからハズキルーペを取り出した。
最近のスナックでの持ちネタのようだ。


ナンスケ:
こことここをつないで・・・
よーしできた!
視力は落ちてもパズルの腕は落ちてないな。笑


半袖:
ミッドループはいかがでしょうか。


ナンスケ:
うん、おもしろいんじゃね?
●のとこの線の動き方も独特だし。
・・・ってあれ?もっと辛口でご意見番なかんじにしないといけないんだっけ。笑

あえて言うならまあ、ちょっとチマチマしてるわな。
リンク系パズルってもっとサクッと線を引きたいじゃん。


半袖:
そのあたりは私も問題を作っていて気になる部分です。
どうしても軽い解き筋にできないんですよね。


ナンスケ:
重いわけじゃないんだけどな。
●の両端を見なきゃいけないから、どうしても速度が遅くなる。ただ、このあたりは他のパズルにはない味があるし、そんなに気にする必要はない気がするね。


ミッドループ:
レギュラーを取るには、軽い展開も追求したほうがいいんでしょうか?
たとえばスリリン先輩やましゅ先輩のように、小ループ禁で小気味よく展開を作るとか。


ナンスケ:
いやー、それはあんまり考えないほうがいい。
ループ系パズルのやつらって結局小ループ禁に頼っちゃうんだよ。それで飽きられて消えていく。
・・・ほら、あそこのカウンターで飲んでるやつもループ系のパズルなんだけどさ、何のパズルかまったく思い出せないだろwww


ミッドループ:
ナンスケさんありがとうございます!
これからも自分ならではのよさを追求していきたいです。



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■新人パズルA:ぬりみさき

半袖:
続いてはぬりみさき君です。


ぬりみさき:
ナンスケさんよろしくおねがいします!
ルールが長くて覚えてもらえないのが欠点でして・・・


ナンスケ:
おぉ、どれどれ・・・丸の中の数字は白マスがいくつ伸び・・・あー大丈夫大丈夫。アレとアレとアレ組み合わせればいいんだろ?おじさんこういうパズルは慣れてるからなwww
よしよし解けた。これは解きやすかった。
岬ルールが独特だね。


半袖:
岬ルールならではの決まり方が新鮮ですよね。
ただ、その他の部分はバッグとか黒どことか、似ている部分が多いのかなぁという印象はあります。


ナンスケ:
どっちもニコリだとオワコンパズルだしいいんじゃね?笑
おもしろい手筋の部分だけ盗んでいけばいいんだって。
・・・うーんでも、確かに岬ルール部分以外の手筋には既視感があるかもだな。


ぬりみさき:
そうなんですよね・・・そのあたりは自分も悩んでます。
最近はネットのパズル作家の方々にこんな手筋も開発していただいてるんですが・・・



ぬりみさきはタブレットで「パズルスクエア」のぬりみさき問題をナンスケ氏に見せた。いわゆる「むりみさき」と呼ばれる、ぬりみさきの発展形手筋の数々である。


ナンスケ:
ゴメンまったくわかんねーわwwww
でも盛り上がってるみたいだし、これはこれでいいんじゃね?


半袖:
ニコリ本誌にはおそらく載らないであろうところがもったいないですけどね。


ナンスケ:
まーニコリ向きじゃないだろうな。
でもたとえニコリに載らなくたって、ネットで世界に拡がればそっちのが楽しいかもしれないじゃん。

マニアックなパズルがニコリで大成しないのは長年の傾向だけど、某LITS先輩とかを反面教師にして(笑)、ぬりみさき君ならではの未来像を掲げていくのがいいとおもうよ。


ぬりみさき:
ありがとうございます!まずはニコリ本誌レギュラー化を目標に、その後のビジョンも思い描いていきたいです。


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■新人パズルB:ダブルチョコ

半袖:
最後はダブルチョコさんですね。


ダブルチョコ:
ナンスケさんよろしくお願いします。
ホワイトチョコとビターチョコを同じ大きさに切り分けていき、きょうはどっちを食べようかしら、1日頑張った自分へのご褒美でどっちも食べちゃおっかな、というスイーツ脳なパズルです。


ナンスケ:
おう、いいねいいねそういうの好きだよ。笑
さてさて、ここをこう切って・・・
なるほど、うーんよくわかんないパズルだな。四角に切れっぽい部分もあるけど、アプローチ的には違うほうから攻めてる問題が多いかもしれないな。


半袖:
問題によって印象がガラリと変わるのが特徴かなと思ってます。
2020年のパズル・ザ・ジャイアントにも掲載が決まってまして、今回の3パズルの中では一番レギュラー化に近いパズルかもしれません。


ナンスケ:
まー、某N社の押しはそんな信用しないほうがいいぞ。二軍で長年温めたのが昇格すると思いきや、いきなり昔のパズルが復活してきてレギュラー化したりするからな。笑
でもニコリが押してるってことは解き手人気が高いってことだから、将来有望なのは間違いないね。


半袖:
ダブルチョコさん自身は将来についてどう考えてますか?
なんか採用面接みたいですが笑


ダブルチョコ:
突然発生系の手筋にまだまだ可能性がありそうなので、いろいろ研究している最中です。


ナンスケ:
突然発生系はなかなか難しいんだよな。有名なのはフィルオミノだけど、あれも定着するのにかなりの年数が掛かった。フィルオミノの場合は2軍で長いこと過ごしたからそのへんが解き手にも受け入れられたんだけど、いきなり難手筋を推していくことで解き手離れにもつながる可能性がある。難しい問題は分かる人じゃないと解けないからね。
・・・あれ?オレなんかが手筋うんぬんを熱く語っちゃうのはキャラじゃないな。笑


半袖:
いろんな人がいろんな問題を作ったり解いたりして、パズルの土台が出来上がっていくんですね。


ダブルチョコ:
ありがとうございます!ここにいるライバルに負けないようがんばります。


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■ナンスケ「二軍コーナーにいることで地力が付く」

半袖:
ということで、3つの新パズルとナンスケさんとの対談をしてまいりました。
ナンスケさん、振り返ってみていかがでしょうか?


ナンスケ:
うらやましいよねライバルがいるってのは。
オレが新人の頃なんてアレだよ、オモパコーナーなんてものはなかったし、野球で言えば河川敷でひたすら素振りしてるようなもんだよ。笑


半袖:
オモパコーナーの二軍は必ず3〜4種のパズルが競い合ってるので、外から見ている分にはおもしろいですよね。同期のパズルが一緒に昇格したり、はたまた全部いなくなっちゃったり。


ナンスケ:
レギュラーになるってひとつの目標ではあるんだけどさ、ニコリ本誌に毎号載ってるのってカックロスリリン数独くらいなんだよね。人気のへやわけとかでも隔号だし、そこまで人気じゃないパズルは1年間載らないこともある。LITSなんてオリンピック以下の掲載頻度だもんな。笑
そのへんを考えると、毎号掲載が約束される2軍コーナーってのは実は、パズルの地力をつける最高の環境なんだよ。下手に早めに1軍昇格しちゃうと、パズルの基礎ができないまま人気が下がっちゃう。まー、某ヘルなんちゃらとかだな。笑
ゴメン、これ以上やってるどどんどん失言でてきそうだから終わろうぜ。笑


半袖:
ヘルなんちゃらも人気パズルだぞ、というフォローを入れて本日は終わりたいと思います。
ナンスケさん、新人パズルの皆さん、本日はありがとうございました。


新人パズルたち:
ありがとうございました!

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あのパズルは今?では、番組で取材してほしいパズルを募集しています。
あなたの思い出エピソードと合わせて半袖までご応募ください。

※この物語はフィクションです。
登場人物は実際のパズルとはあまり関係がありません。
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2019年11月10日

ザ・ペンシルパズル2020、気がるにスリリン、その他お知らせ

おはようございます。
休日は5時起床半袖です。

11月10日本日は「ザ・ペンシルパズル2020」の発売日です。
ザ・ペンシルパズル2020


半袖作は8問掲載いただきました!
たくさん載せていただきうれしいです。軽く振り返ってまいりましょう。

◆美術館 10番(小サイズ/おてごろ)
数字のナナメ+救出で進めていく問題。
黒マスデコボコ配置は救出との相性よいですね。
◆美術館 18番(中サイズ/たいへん)
一時期ハマっていた黒マス階段状配置を入れてみました。
適度に照明が散りつつ、救出用の「・」も隙間に残るので好きです。
◆へやわけ 31番(ジャイアント/アゼン)
たぶんすんごく久々に作ったへやわけG。
難しめの手筋をバランスよく組み込んだ感じですが、やや中盤もやっとしたところもあるかも。
大きい問題でのメリハリのつけ方は長年の課題です。
◆ダブルチョコ 9番(小サイズ/おてごろ)
灰色のマスをフィルオミノっぽく形成する問題。
投稿当時はこれにハマっていたのでした。
◆ダブルチョコ 12番(小サイズ/おてごろ)
6や9など目立つ入り口を多めに配置。
終盤の紛れは理詰めとひらめきのバランスがうまくいったかも。
◆ダブルチョコ 21番(中サイズ/たいへん)
やったぜ中サイズ掲載。
初めてなので無理をせずサクサク進む展開を目指しました。
◆ミッドループ 8番(小サイズ/おてごろ)
小ループ禁中心にこじんまりとまとめた1問。
作ってみると意外とループ禁の引き出しは多いのかも。
◆ましゅ 21番(中サイズ/たいへん)
これといってなにか主張があるわけではないのですが、ポイントポイントで手が止まるようにした感じでしょうか。


その他おしらせ。
さかのぼること1か月、「気がるにスリザーリンク」にも2問掲載いただいてます。

気がるにスリザーリンク


いつもよりやや難しめの問題が載った気がします。
とは言え掲載は前のほうのページなのでサクサク攻略ください。


先月からYouTubeライブにて、パズル制作配信をやり始めました。

aiko hansode - YouTube


ニコリのパズルを視聴者の皆さんといっしょに作成していく配信です。
週1くらいで配信予定。配信告知はTwitterにて。
過去動画はYouTubeアカウントのページから見れます。
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2019年09月25日

黒マスを繋げやすいホワイトニング。へやわけ24×14(たいへん★★☆)

へやわけ24×14F(たいへん★★☆)

→ぱずぷれで解く



序盤戦。
3in4×4の角を白マスで埋め、に黒マスを入れた場面です。
ここからに黒マスをつなげて分断禁に誘導したいところですが、ホワイトニングで白マスにしてしまうのもひとつの手段です。


1in2×2で1マスだけホワイトニングして上図。
えぇー黒マスのつながり途切れてもったいないじゃんー、とお思いのあなた。
安心してください。つながります。


さきほどの図を1の部屋中心に拡大した図です。
赤い点線のL字型の白マスつながりが実は好形。
またはに白マスが入れば、および方向に黒マスが伸びていきます。


ということで0の部屋を入れてみました。
昔のへやわけの記事(今年のへやわけはホワイトニングが流行る!と言い続けて、はや5年)でも入れた形ですが、あれから8年経った今も羽生九段真っ青の最新型の変化であることに変わりはありません。
流行ってないからね。いつまでも最新型だ。


こんな感じで。
端の3の部屋からへの字型に黒マスがつながっているのがわかりますでしょうか。
このあとはつながった黒マスを活かして大掛かりな分断禁を狙っていきましょう。
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2019年09月10日

ニコリ168号、まるごとパズルシャカシャカ

ドゥルンドゥルーンドゥッドゥルーン!
こんにちわ。半袖です。
勇ましい効果音で本日もブログがスタートしました。

時は2019年9月10日。
混沌の日本に新たなるパズル雑誌が発売されました。


ニコリ168号


半袖作は2問掲載いただきました。ありがとうございます。

◆ぬりみさき1番
ぬりみさきの記事をUPした矢先の掲載ということで、これはうれしい。
問題自体も記事に書いた内容をご覧いただければ解ける問題に仕上がっているかと思われます。

◆シャカシャカ6番
シャカシャカはそこそこ投稿しているんですが、本当に掲載率が低くおそらく久々の掲載であります。
ぬめっとした感じのシャカっとしない問題が好きでして、この問題もわりとそんな解き筋ではないでしょうか。


そしてさかのぼること1か月前、8月10日発売の「まるごとパズルシャカシャカ」にも2問ほど掲載されております。
こちらは過去のペンパ本(2011年〜)の再録ですね。
YouTubeとかで古めの動画見てるとコメント欄に「2019年になっても見てる人いますか?」みたいなコメントをよく見ますよね。
そんな感じで解いていきましょう。
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2019年09月02日

ぬりみさきについて語ります。

こんにちわ、半袖です。
本日はぬりみさきについて語ります。

ぬりみさき│WEBニコリ

デビューは2018年6月発売のニコリ163号。
ルールに従って黒マスを塗っていくパズルです。
白マスは全体ひとつながりになり、白マスを陸、黒マスを海としたときに○が岬になる、という感じですね。
うむ、まあそんなかんじでしょう。

同時期にデビューしたパズルに、ダブルチョコがあります。
ぬりみさきは166号、ダブルチョコは167号で2軍昇格を果たしました。
過去のオモパ史を振り返りますと、同時期デビュー → 同時期昇格の例としましてシャカシャカのりのりがあります。
ぬりみさきとダブルチョコにも同じように、切磋琢磨しながらレギュラーを目指してもらいたいです。


◆ぬりみさきを解く

例題を1つ作ったので、これを解きながらルールをおさらいしましょう。

→ぱずぷれで解く

ぬりみさきは、現存するオモパの中でも有数の「初めて解く人にやさしくない」パズルであります。
どっから解いたらいいかわかんないんですよね。
とはいえ入口になりやすいパターンはけっこうあるので、解説します。


・ 「岬ルール」のおさらい

と、その前に「岬ルール」自体を解説したほうがよいか。


>>

・ タテヨコに隣り合うマスのうち1つだけが白マスで残りすべてが黒マス、という白マスのことを「岬」と呼びます。丸のマスは必ず岬になります。また、丸のないマスが岬になってはいけません。
・ 丸の中の数字は、丸のマスから白マスがある方向に、いくつ白マスが連続するかを表します。数字のない丸のマスでは、何マス連続するかはわかりません。

>>


文章で書くとわかりづらいのですが、たとえば4の岬なら、



こんな感じで○を起点に、長さ4マスの白マスのつながりができる、ということになります。
「丸のないマスは岬にならない」というのが肝で、このパズル独自の解き味につながっています。

っつうことで例題を解いていきましょう。
なお今回は黒マスの色を、ぬりみさきの海に沈む夕日をイメージした特色「ぬりみさき・夕暮れオレンジ」で表現していきます。
いやー、風情が出てきましたね。


・ 大きい数字を探す

まず、盤面の中から大きめの数字を探します。
この問題の場合は左上の6ですね。


6の岬を起点に長さ6マスの白マスのつながりができるわけですが、上も下もマス数が足りず、右に伸びるしかありませんので、こうですね。

1問目の問題はだいたいこういうわかりやすい入口が入っているので、これを探すのがよいです。


・ 近い距離の岬を探す

岬同士が近い位置にあるところも入口になりやすいです。
この問題の場合は下部のここ。


5の岬は上に伸びるか左に伸びるかですが、上に伸びると2マス上の岬にぶつかってしまい、上の丸が岬でなくなってしまいます。
ということで画像のように決まりますね。


・ 白マスにつながった岬を探す

盤面が埋まってきたら、白マスにつながった岬を探しましょう。
この問題では上の4と2です。
白マスにつながっているということは、岬のまわり残り3マス(この場合は3マスないですが)が黒マスになり、数字の分の白マスが伸びます。


けっこう埋まりました。
ここまで基本、黒どこと入口のパターンは同じだったりします。
黒どこを知っている人ならわりとサクサク進むのではないでしょうか。

が、ぬりみさきというパズルはここからがやっかいなのです。


・ ○でないのに岬になってしまいそうなマスを探す



左下のに着目。
ここが黒マスになってしまうと、その下のマスが○でないのに岬になってしまいます。
つまりは白マスです。

これがわかりにくいんだよなー初めて解く人には。
ニコリ投稿向けにぬりみさきを作る場合は、簡単な問題でこの手筋をナチュラルに入れないように注意したほうがよいと思います。


・ 白マスひとつながりルール、2×2カタマリ禁ルールのマスを探す


ぬりかべのような感じで、白マスひとつながり、2×2カタマリ禁ルールもこのパズルでは活躍します。
画像のは黒マスになってしまうと下の白マスのつながりが孤立してしまうので、白マスです。


というようなことを繰り返すと、完成します。




ダブルチョコの記事でも解き方解説をしましたが、やっぱダブルチョコと比べるとらくらく問題でも圧倒的に考える要素が多いのですよね。
ここをクリアできれば手筋の豊富さは他のパズルに引けを取らないので、いかにらくらく問題をらくらくに作れるかが今後の昇格のポイントかなという感じがします。


最後に、ぬりみさきのテーマソングを制作しました。
聞いてください。


司会
「あなたのためならどこまでも。
 ついてゆきます岬の果てへ。
 白マスと黒マスの逢瀬は永遠(とわ)に。

 さあ歌っていただきましょう。
 半袖で、『ぬりみさき』」


ぬりみさき  作詞作曲:半袖

(Aメロ)
どこまで往くの この白ます
波のしぶきに 白丸(あなた)を探す
行けども行けども 分断禁
黒ますの海 果てしなく

(Bメロ)
この岬は どこへ向かうの
定食か二軍か オモパの墓場か〜

(サビ)
ぬ〜るり〜 ぬ〜るり〜らら〜
貴方と塗りたい ぬりみさき〜

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2019年06月15日

ニコリ167号、気がるにスリザーリンク5

こんにちわ。半袖です。
6月10日はニコリ167号の発売日でした。
半袖作も何問か掲載いただいております。

その前にちょっと雑談なんですけども、2019年令和のわたくし、空前の白い巨塔(2003年唐沢版)ブームであります。
いやー西田尚美かわいいっすね。まじで。
白い巨塔の前はラブコンプレックス(2000年)を見てたんですが、こっちの西田尚美もかわいかった。
2000年の西田尚美、2003年の西田尚美、そして現在の西田尚美。
もしも時代を超えて3人から同時に告白されたら・・・
そんな悩みを抱えたい人生でありました。

さあ、掲載報告行きましょう。



ニコリ167号


謎解き・ひらめきパズル特集&美術館特集の号でした。
半袖作は4問掲載いただきました。

◆美術館7番
わりと昔(たぶん去年の夏)に送った問題。
薄めの黒マス配置で救出メインで照明を拾っていく、そこそこ難しめ美術館定番の展開であります。

◆美術館13番
美術館2問掲載はうれしい。こちらも薄め配置&救出で埋めていく問題。
自分はあまり使わない某上級手筋を解禁しておりけっこう難しく、特集だからこそ拾われた感じの問題かもしれません。

美術館は全問解いてみたのですが、全体的に難易度高めな気がしますね。
勝手な推測なのですが、ニコリコムが終了したのでそっちに掲載するような難易度の問題がニコリ本誌でも載るようになった、とかそんな感じかなと思ってます。
こりゃーニコリには載んねーかなー、って難易度の問題も今後は載るかもしれないので、みなさんジャンジャン投稿しましょう。

◆ミッドループ1番
166号に載っていたヤンマー部隊隊長さんの1番、●を小刻みに連続させる問題がおもしろいなーと思い、その問題にインスパイヤ、オマージュ、いやそんな横文字言葉ではない、パクって作った問題であります。
ミッドループはそろそろ底が見えてきた感があるのですけどどうなんでしょう。

◆スリザーリンク5番
たぶん初のスリリン中サイズ掲載。
中くらいの大きさのループ禁で埋めていくオーソドックスな問題です。


そしてさかのぼりまして2か月前の4月、気がるにスリザーリンク5にも2問ほど掲載いただいてます。


気がるにスリザーリンク5

こちらはニコリ本誌よりも本屋で見かける機会は多いと思いますので、ぜひぜひお買い求めください。
posted by 半袖 at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | パズル